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倫理学特殊講義1

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令和2年度以降入学者 倫理学特殊講義1
教員名 永井均
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 Zoomによる授業と対面授業を併用する予定(詳細はブラックボードで告知する)
少なくとも初回はZoomによる授業。
BlackboardID:20213652
授業概要 近代において、哲学、倫理学、美学、宗教学を包括する最も整合的な体系を提示し、現代哲学に巨大な影響を与えているカントの哲学を理解するため、さしあたってバウムガルトナー『カント入門講義』(法政大学出版局)を読みつつ、カント哲学の概要を理解することを、まずは最低限の狙いとする。
授業のねらい・到達目標 テキストを読みつつ扱われている問題そのものを考えていく。その際、当然のことながら、共通の到達目標は存在しない。それぞれの履修者が自分なりの世界の見方を変えていくことが目指される。
授業の方法 テキストの当該箇所を読んで、それについて議論する。
本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間を目安とする。
授業の形式については上記の「授業の形態」を見よ。
授業計画
1 歴史的展望
【事前学習】テキストの1を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
2 超越論的哲学の理念と課題1
【事前学習】テキストの2の前半を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
3 超越論的哲学の理念と課題2
【事前学習】テキストの2の後半を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
4 純粋理性批判の構成
【事前学習】テキストの3を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
5 感性
【事前学習】テキストの4を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
6 悟性
【事前学習】テキストの5ー1を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
7 演繹論
【事前学習】テキストの5-2を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
8 原則の体系
【事前学習】テキストの5-3を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
9 誤謬推理
【事前学習】テキストの6ー1を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
10 二律背反
【事前学習】テキストの6ー2を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
11 理想
【事前学習】テキストの6-3を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
12 自然的弁証論
【事前学習】テキストの7を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
13 超越論的方法論
【事前学習】テキストの8を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
14 問題の確認
【事前学習】テキストの序論を読む (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
15 全体の総括
【事前学習】テキストの全体を読み返す (30分時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて当該箇所を読み返しつつもう一度考える (30分時間)
その他
教科書 バウムガルトナー 『カント入門講義 (ウニベルシタス)』 法政大学出版局 2019年 第1版
参考書 中島義道 『カントの「悪」論 (学術文庫)』 講談社 2018年
成績評価の方法及び基準 毎回の発言の頻度と的確さによる「授業貢献度」による。(100%)
オフィスアワー 金曜日13時~
メールアドレス:hitoshi-nagai@mbp.nifty.com

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