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令和2年度以降入学者 | 考古学演習4 | ||||
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教員名 | 堀内秀樹 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoomを用いた同時双方向型授業 BlackboardコースID:20213715 |
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授業概要 | 「日本中・近世考古学」 中・近世考古学の調査、研究、周知化への方法などをこれまでの研究成果と問題点を呈示しつつ、歴史考古学の視点や今後の可能性を共に考える。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業では、中・近世考古学の研究視点、研究成果、周知化についての研究法、成果、問題点を講義や院生の発表などによって提示した後、取り上げたテーマについて学生と議論を行う。 中世考古学、近世考古学の研究法、成果とその発信方法、可能性などについて議論を深め、学ぶことにより、新しい考古学分野を理解することを目的とする。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 講義+学生参加によるフリーディスカッションの実習形式。講義部分では、いくつかのテーマについて学生が発表を⾏う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
遺物研究法1 方法論、陶磁器研究の視点
【事前学習】シラバスを事前に確認する (2時間) 【事後学習】今後の授業に備え、近世遺跡の報告書などを確認しておく (2時間) |
2 |
遺物研究法2 三上次男『陶磁の道』概要。小テスト
【事前学習】三上次男『陶磁の道』を読む (2時間) 【事後学習】中世のアジアの歴史を確認する (2時間) |
3 |
遺物研究法3 三上次男『陶磁の道』解題
【事前学習】小課題である東アジア陶磁器について調べる (2時間) 【事後学習】三上の研究視点の今日的評価について考える (2時間) |
4 |
遺物研究法4 -分布論、組成論-
【事前学習】関連文献を熟読する (2時間) 【事後学習】先史考古学の分布論との違いを確認する (2時間) |
5 |
遺物研究法5 -型式・アセンブリッジ-
【事前学習】中世の陶磁器アセンブリッジの研究について調べる (2時間) 【事後学習】新しい時代の遺物研究法としてのメリット・デメリットについて考える (2時間) |
6 |
遺物研究法6 -生産・流通・消費-
【事前学習】生産・流通・消費の経済史的意味を確認しておく (2時間) 【事後学習】考古資料の評価を経済的に検証する (2時間) |
7 |
遺物研究法7 -商品と情報-
【事前学習】商品マーケティングについて確認しておく (2時間) 【事後学習】商業的、非商業的動きを整理する (2時間) |
8 |
遺物研究法8 -編年研究-
【事前学習】編年研究の実例についての調査をしておく (2時間) 【事後学習】生産地的視点と消費地的視点について整理しておく (2時間) |
9 |
生産遺跡1 -研究概要と現状(磁器:景徳鎮・龍泉・漳州・肥前・瀬戸美濃・京都)-
【事前学習】生産地の概要について関連文献を熟読しておく (2時間) 【事後学習】生産関連遺物を整理しておく (2時間) |
10 |
生産遺跡2 -研究の概要と現状(陶器:肥前・瀬戸美濃・京都・志戸呂・堺・萩・相馬)
【事前学習】調査報告書で遺跡の内容を確認しておく (2時間) 【事後学習】消費地との関係を考える (2時間) |
11 |
流通遺跡1 -港湾遺跡(博多・堺・平戸・長崎)-
【事前学習】調査報告書で遺跡の内容を確認しておく (2時間) 【事後学習】流通経路について考える (2時間) |
12 |
流通遺跡2 -水中考古学と沈没船-
【事前学習】調査報告書で遺跡の内容を確認しておく (2時間) 【事後学習】新安沈没船について確認しておく (2時間) |
13 |
消費遺跡1 -陶磁器と社会(儀礼)-
【事前学習】武家儀礼について調べておく (2時間) 【事後学習】儀礼による需要について考える (2時間) |
14 |
消費遺跡2 -威信財-
【事前学習】武家儀礼について調べておく (2時間) 【事後学習】現在に伝わる伝世品について確認しておく (2時間) |
15 |
総括 -日本と東アジア世界-
【事前学習】中世から近世にかけての東アジア史を確認しておく (2時間) 【事後学習】中・近世考古学について考える (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 『『陶磁の道 東西文明の接点をたずねて』 (三上次男)』 岩波新書 1969年 森本伊知郎 『『近世陶磁器の考古学』』 雄山閣 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:研究発表・小課題(60%)、授業参画度:ディスカッションなど(40%) |
オフィスアワー | 授業後に⾏う。また、メールにて随時。 |