検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 総合研究1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 武内佳代 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 基本的にZoomによる同時双方向型授業および課題研究。ただし状況に応じて対面授業も採り入れる。 BlackboardコースID:20213730 |
---|---|
授業概要 | 『読むための理論』の主要な項目をたどりながら、日本近現代文学を分析するために必要となるさまざまな文学理論を身につける。 文学理論に関する研究書を正確に読み取る能力を獲得する。 文学理論を用いて各自の研究対象を実践的に分析する力を養う。 議論を通じて、各自の研究において文学理論を応用する能力を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | 文学理論に関する研究書を読み取る能力を養い、日本近現代文学の諸作品を分析するために必要となる諸種の文学理論を理解し、身につける。また、理解した文学理論を自らの研究対象の分析・考察に応用できるようにする。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 第1回から第4回までは、教員が文学作品の分析に必要となる文学理論の大前提となる「作者」「テクスト」という概念について講義をし、実践的に読解する例を示す。受講生は毎回それについてディスカッションを行ってもらう。第5回以降は、割り当てに基づいて教科書『読むための理論』の主要項目について受講生たちに解説・報告をしてもらい、それについて皆でディスカッションを行って理解を深める。受講生数にもよるが、後半からは受講生が理解を深めたさまざまな文学理論の視野を応用して、自らの研究対象である文学作品について分析を発表し、ディスカッションを行う。それにより応用力を確実に身につける。 フィードバック方法等については、授業内で指示する。 対面授業に出席できない学生については、対面授業に遠隔授業(Zoom)も採り入れる。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法について理解する。【同時双方向型/対面授業】? 各自、自らの研究関心を報告する。 【事前学習】シラバスを読み、授業の趣旨を理解する。 (2時間) 【事後学習】担当したい項目を考える。 (2時間) |
2 |
発表の分担とスケジュールを決定する。 『読むための理論』の「作者」と「テクスト」について講義し、議論する。 【事前学習】『読むための理論』の「作者」と「テクスト」を熟読する。担当したい項目を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
3 |
『読むための理論』の「作者」と「テクスト」について講義し、議論する。
【事前学習】『読むための理論』の「作者」と「テクスト」を熟読する。担当したい項目を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
4 |
「作者」と「テクスト」の項目の応用―村上春樹「レキシントンの幽霊」の分析から
【事前学習】村上春樹「レキシントンの幽霊」を熟読する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
5 |
担当項目に基づく発表(学生A)と議論
【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
6 |
担当項目に基づく発表(学生B)と議論
【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
7 |
担当項目に基づく発表(学生C)と議論
【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
8 |
担当項目に基づく発表(学生D)と議論
【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
9 |
担当項目に基づく発表(学生E)と議論 次々回の課題書の提示。 【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
10 |
担当項目に基づく発表(学生F)と議論 次々回の課題書の提示。 【事前学習】『読むための理論』の発表項目を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
11 |
自らの研究への応用について発表(学生A・B) 次々回の課題書の提示。 【事前学習】課題書を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
12 |
自らの研究への応用について発表(学生C・D) 次々回の課題書の提示。 【事前学習】課題書を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
13 |
自らの研究への応用について発表(学生E・F) レポートの書き方の説明 【事前学習】課題書を読んでくる。担当者は事前に発表準備として、レジュメをメール送信する。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ問題が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
14 |
レポートの中間報告(課題研究)
【事前学習】レポートの中間報告を準備する。 (2時間) 【事後学習】中間報告へのコメントを基に、修正をする。 (2時間) |
15 |
課題に基づいてレポートを書き上げる(課題研究)
【事前学習】レポートを書き進める。 (2時間) 【事後学習】授業全体を通して学んだ事柄が自らの研究にどう生かせるかを考える。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 石原千秋, 木股知史, 小森陽一, 島村輝, 高橋修, 高橋世織 『読むための理論―文学・思想・批評』 世織書房 1991年 |
参考書 | 授業中に適宜提示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:文学理論を的確に援用して自らの研究対象について論じたレポートを高く評価する。(30%)、授業参画度:文学理論に関する発表、コメント、ディスカッション等から評価を行う。(70%) 本授業では、対面による参加と遠隔オンラインによる参加とにおいて成績評価に差を設けない。 |
オフィスアワー | 質問は、授業時間内にZoomのチャット機能か、授業時間外にメールで受け付ける。メールの場合、すぐに回答できないこともあるので、なるべく早い回答がほしい質問は早めにメール送信すること。 |