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中国文化講義1

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令和2年度以降入学者 中国文化講義1
教員名 山口守
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 中国学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継及びディスカッション)。ZoomのURLはブラックボード(Blackboard、略称Bb)のこの授業の「連絡事項」に表示されている。
BlackboardコースID:20213779 月曜1限
授業概要 台湾の歴史的な多言語状況を踏まえながら、各言語環境が文学創作とどのように関連するかを考察する。
授業のねらい・到達目標 原住民族言語、古典漢語、日本語、近代白話と推移する台湾の言語中心が、歴史的変遷を経て文学創作にどこまで権力的な影響力を及ぼすか、またどのような言語重層構造を生み出すかを検証することで、台湾文学史のみならず、今日の多元化した台湾文学を理解することができる。
授業の方法 講義形式である。ただし発表や討論の時間を確保する。蕭阿勤『重構台湾』をテクストとして読み、主として日本語と近代白話の転換経緯を検証する。時間的余裕があれば、同書で取り上げられている文学・映像作品の解読も行う。
履修条件 学術文献(日本語・中国語・英語)の読解能力があること。
授業計画
1 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.112-114を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】本省人・外省人概念をまとめる。 (2時間)
2 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.115-117を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】二二八事件をまとめる。 (2時間)
3 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.118-120を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】国民党統治体制をまとめる。 (2時間)
4 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.121-123を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】当時の国語概念形成をまとめる。 (2時間)
5 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.124-126を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】当時のポストコロニアル状況をまとめる。 (2時間)
6 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.127-128を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】当時の台湾の言語環境をまとめる。 (2時間)
7 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.129-131を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】台湾語についてまとめる。 (2時間)
8 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.132-134を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】中華民国国語について概括する。 (2時間)
9 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.135-137を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】1950年代国民党イデオロギーについてまとめる。 (2時間)
10 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.138-140を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】1960年代戦闘文芸についてまとめる。 (2時間)
11 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.141-143を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】郷土文学概念をまとめる。 (2時間)
12 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.144-146を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】郷土文学論戦をまとめる。 (2時間)
13 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.147-149を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】地方文化概念をまとめる。 (2時間)
14 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.150-152を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】郷土文学論争におけるイデオロギーを析出する。 (2時間)
15 文献講読・討論:蕭阿勤『重構台湾』第三章
【事前学習】p.153-156を日本語訳する。 (2時間)
【事後学習】第三章全体の内容を概括する。 (2時間)
その他
教科書 教材はブラックボード(Blackboard)からダウンロードする。
参考書 講義中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題提出を含む(100%)
授業参画度には課題提出を含む。
オフィスアワー Blackboardで連絡すること。

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