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令和2年度以降入学者 | 英語学特殊講義2 | ||||
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教員名 | 吉冨朝子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンライン授業(Zoomによるライブ中継)を15回行う。原則としてパソコン/コンピューターを使ってネット環境の良い場所で授業を受講すること。(スマホだと画面共有が見づらく、Zoom上で使えない機能があるため。) BlackboardコースID 20213788 2021英語学特殊研究2(吉冨朝子・後・金5) |
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授業概要 | 効果的な外国語指導法を導く上で重要な第二言語習得理論を概観し、理論的根拠のある指導法とは何かを明らかにする。 また、第二言語習得に関わる実証研究から得られた成果を、具体的な指導案やタスク作成に反映させる応用方法を検討する。 |
授業のねらい・到達目標 | 外国語としての英語の指導において、知っておくべき言語学習者の特性・言語教育環境・第二言語習得理論・言語教授法について学び、それを教育実践に結び付けられるようになること。特に学術英語や内容言語統合型の指導法や、言語能力評価について焦点を当てる。 |
授業の方法 | 演習形式で、学生の発表と議論を中心に授業を行う。Zoomを使ったオンライン授業を行うため、発表担当の学生はワードで作成したレジメを画面上に準備しておき、「画面共有」でワード画面を見せながら発表を行うこと。 |
履修条件 | 英語の専門文献を使用するので、CEFRでB2レベル以上の英文読解力があることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
第6章(1)リーディング指導:読解の重要性と種類、および読解過程【オンライン】
【事前学習】前期に学んだ第1-5章の内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】第6章前半を復習して、要点をまとめる。 (2時間) |
2 |
第6章(2)リーディング指導:効果的な読解ストラテジー、リーディング教材、およびリーディング活動案と評価法【オンライン】
【事前学習】第6章後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】第6章を踏まえたリーディング活動案を作成する。 (2時間) |
3 |
第7章(1)ライティング指導:ライティングの種類とライティング過程【オンライン】
【事前学習】第7章の冒頭1/3のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】ライティングの種類によって、どのような異なるライティング過程の違いがあるかを考察する。 (2時間) |
4 |
第7章(2)ライティング指導:効果的なライティング・ストラテジーと活動案【オンライン】
【事前学習】第7章中盤のストラテジー・活動案のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】第7章を踏まえたライティング活動案を作成する。 (2時間) |
5 |
第7章(3)ライティング指導:ライティングの評価方法【オンライン】
【事前学習】第7章の評価方法のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】第6・7章で学んだ評価方法を踏まえて、リーディングおよびライティングのテストを作成する。 (2時間) |
6 |
第8章(1)学術英語の指導:内容言語統合型指導およびタスク活動【オンライン】
【事前学習】第8章の冒頭1/3のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】内容統合型指導のためのタスク活動を作成する。 (2時間) |
7 |
第8章(2)学術英語の指導:タスク活動案【オンライン】
【事前学習】第8章のタスク活動案のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】第8章のタスク活動案を参考に、第6回の授業後に作成したタスク活動を改善する。 (2時間) |
8 |
第8章(3)学術英語の指導:内容統合型学習の評価方法【オンライン】
【事前学習】第8章の評価方法のセクションを読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】第8章で学んだ評価方法を踏まえて、内容統合型指導におけるテストを作成する。 (2時間) |
9 |
第9章(1)言語能力評価:テスト・アプローチと、さまざまな目的のためのテスト【オンライン】
【事前学習】第9章の前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】目的が異なるテストによって、どのような評価上の注意点があるかを考察する。 (2時間) |
10 |
第9章(2)言語能力評価:標準テスト【オンライン】
【事前学習】第9章の後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】代表的な標準テストについて、構成やルーブリックをまとめ、特徴を比較分析する。 (2時間) |
11 |
第10章(1)レッスン・プラン:授業計画と指導案【オンライン】
【事前学習】第10章の前半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】具体的な学習者を想定して、レッスン・プランを作成してみる。 (2時間) |
12 |
第10章(2)レッスン・プラン:指導と学習者の自律性の区別【オンライン】
【事前学習】第10章の後半を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】自律学習支援プログラムについてリサーチする。 (2時間) |
13 |
第11章 教師論【オンライン】
【事前学習】第11章を読んで、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】自分が目指す教師像とはどうあるべきかを考察する。 (2時間) |
14 |
第6-11章のまとめ、復習、応用【オンライン】
【事前学習】第6-11章の要点を復習する。 (2時間) 【事後学習】これまで学んだことを踏まえて、具体的なレッスン・プラン(言語活動・評価等を含む)を作成する。 (2時間) |
15 |
レッスン案の発表と検討【オンライン】
【事前学習】作成したレッスン案の発表準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業内での議論を踏まえ、レッスン案を改善する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Elaine Kolker Horwitz, Becoming a Language Teacher: A Practical Guide to Second Language Learning and Teaching:Language Teaching Insights Series, Casteldown, 2020, 2 edition ISBN: 978-0-6481844-1-6 授業開始までに事前に個人で購入しておくこと。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テキスト指定箇所の要約と、4技能統合型の活動および評価案の作成(40%)、授業参画度:授業内の発表および議論などへの積極的参加(15%)、口頭発表の内容およびレジメの質(45%) |
オフィスアワー | 授業終了後または、メールによるアポ |