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障害者福祉基礎研究

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令和2年度以降入学者 障害者福祉基礎研究
教員名 吉田仁美
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 ZOOMによる双方向型授業(13回)と課題研究(2回)を組み合わせる。
BlackBoardID;20213863
授業概要 障害者福祉を含む障害者施策は、障害者権利条約の批准に向けた国内法の整備が当事者参画のもとに進められてきた。障害者基本法の改正、障害者自立支援法に代わる障害者総合支援法の施行に続き、平成25年度には障害者差別解消法が制定され(平成28年度実施)、わが国は障害者権利条約を批准した。本授業では、このような動向や状況を前提としながら、文献を利用してこれまでの障害者福祉の歴史、思想等を検証することにより、障害者の権利や障害者施策の現在の位置を確認し、これからの方向性を検討していきたい。
授業のねらい・到達目標 ・障害者権利条約の意義、基本的考え方、内容を理解し、説明することができる。
・障害者福祉改革の経過と到達点について理解し、概要を説明することができる。
・我が国における障害福祉研究の歴史を理解し、概要を説明することができる。
・障害と障害福祉に関する様々な立場の意見や思想、活動などを理解し、課題を述べることができる。
授業の方法 授業の形式【講義】
そのほか、グループディスカッションを取り入れた形式で進める。課題を課すこともあるが、詳細は授業時に指示をする。また課題のフィードバックは次回、次々回の授業で行うこととする。
授業計画
1 オリエンテーション/研究テーマの確認(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】シラバスを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】障害者福祉に関する文献を読んでおく。 (2時間)
2 障害者権利条約と日本(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】障害者権利条約について調べておく。 (2時間)
【事後学習】権利条約外務省訳をみておく。 (2時間)
3 米国の障害者差別禁止法と各国への影響(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】米国の障害者差別禁止法について調べてみる。 (2時間)
【事後学習】ADAの各国の影響を考察する。 (2時間)
4 自立生活運動の流れ(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】国際的な自立生活運動の流れを把握しておく。 (2時間)
【事後学習】自立生活運動の経緯を復習しておく。 (2時間)
5 障害者制度の改革:日本(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】障害者制度の改革について一連の流れを把握する。 (2時間)
【事後学習】障害者制度改革がなぜ求められるかを考察する。 (2時間)
6 障害者制度改革:諸外国の例(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】諸外国の障害者制度の改革について整理する。 (2時間)
【事後学習】障害者制度改革の事例を読んで復習する。 (2時間)
7 障害者福祉研究の歴史(1)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】障害者福祉の歴史について調べておく。 (2時間)
【事後学習】配布資料の年表をみておく。 (2時間)
8 障害者福祉研究の歴史(2)(課題研究)
【事前学習】関連文献を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】資料を読んで復習する。 (2時間)
9 障害者福祉研究の歴史(3)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】グループワークの準備をする。 (2時間)
【事後学習】他者からの指摘やフィードバックをノートに整理する。 (2時間)
10 障害者福祉研究の歴史(4)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。 (2時間)
【事後学習】他者の発表から学んだことをノートに整理する。 (2時間)
11 障害者福祉思想の変遷(1)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】障害者福祉思想について調べる。 (2時間)
【事後学習】障害者福祉思想の変遷についてまとめる。 (2時間)
12 障害者福祉思想の変遷(2)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】障害者福祉思想の社会への影響を調べる。 (2時間)
【事後学習】障害者福祉の思想の変遷をレポートにまとめる。 (2時間)
13 障害者福祉思想の変遷(3)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】グループワークの準備をする。 (2時間)
【事後学習】他者からの指摘やフィードバックをノートに整理する。 (2時間)
14 障害者福祉思想の変遷(4)(ZOOMによる双方向型授業)
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。 (2時間)
【事後学習】他者の発表から学んだことをノートに整理する。 (2時間)
15 障害者福祉基礎研究の総括(課題研究)
【事前学習】これまでの授業の振り返りを行う。 (2時間)
【事後学習】授業内容をレジュメにまとめておく。 (2時間)
その他
教科書 特に指定しない。受講者の問題関心に合わせた文献や資料を用意する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、オンライン授業への参加姿勢などで評価する。
オフィスアワー ブラックボードやメールを通じて対応する。

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