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令和2年度以降入学者 | 社会福祉特殊基礎研究1 | ||||
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教員名 | 上之園佳子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | (1)同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業)にて実施する。 (2)一部、対面授業(学科演習室等での授業)の予定。 *日程については履修院生と相談(7時限目の授業形態を確認)のうえ決める。 (3)課題研究Blackboardを通じた教材資料配信と課題研究(課題の提示、回収等)を組み合わせる。 Blackboard ID :20213864 |
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授業概要 | 介護保険制度と地域包括ケアシステムの理念を探り、地域での生活の継続性と包括的支援体制の基盤を学びます。そのために国際的なコミュニティケア政策の理念から読み解きながら日本の介護保険、地域包括ケアシステムの動向と課題を研究し授業を進める。 |
授業のねらい・到達目標 | 国際的な保健医療福祉の統合、コミュニティケアの概念をもとに地域での支援体制の理念を履修生各自の研究テーマへの接点から制度政策・地域で展開の実態に通底する考え方を深めることができるようにする。 ・地域での高齢者のみならず障害・児童・生活困窮分野を超えて制度・分野横断的な全世代型地域包括ケアシステムについて述べることができる。 ・保健医療福祉等の専門職種と住民主体の活動組織でのチームケア(パートナーシップ)など包括的支援体制について説明できる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 (1)講義は、対面授業・同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業)ともに、Blackboardを通じた教材(パワーポイント)・各自の文献講読資料を配信し、授業内でのディスカッションを行う。質疑を含めリアクションペーパー(Zoonチャットに記載)を提出する。 (2)演習は、同時双方向型授業の場合はブレイクアウトセッション機能にてグループワークを行い、その結果を発表、意見交換をする。 *対面授業に出席できない時はオンライン(Zoom)での授業配信、オンデマン授業(教材配信)、課題レポートで視聴を確認する。 |
履修条件 | 積極的に議論や地域活動等の視察に参加する主体的学習を条件とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業概要の説明。介護保険制度と地域包括ケアシステムを学ぶ意義【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険制度と地域包括ケアシステムについての資料・情報を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】不明な点について整理しておくこと。 (2時間) |
2 |
介護保険制度の概要と限界(1)高齢者福祉と介護保険制度の設立【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険制度導入の背景を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度導入の背景を整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
介護保険制度の概要と限界(2)介護保険制度の仕組みと介護予防・介護サービス【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険パンフレットを入手、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度の利用までの仕組みを整理しておくこと。 (2時間) |
4 |
介護保険制度の概要と限界(3)介護保険制度の課題【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険制度の概要を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護保険制度の課題を整理しておくこと。 (2時間) |
5 |
地域包括ケアシステムへの動向(1) 地域包括ケアシステムの概要【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】地域包括ケアシステムでの関心テーマについて確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムの考え方を整理しておくこと。 (2時間) |
6 |
地域包括ケアシステムへの動向(2)地域包括ケアシステムへの現状と課題【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】地域包括支援システムの5つの要素を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムでの包括的支援を整理しておくこと。 (2時間) |
7 |
地域包括ケアシステムへの動向(3)地域包括ケアシステムと包括的支援【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】地域での生活を継続するために必要な支援について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】包括的支援について意義を整理しておくこと。 (2時間) |
8 |
地域包括ケアシステムへの動向(4)地域包括ケアシステムのまとめ【課題研究】
【事前学習】地域を基盤に生活を継続する意義について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムについて課題レポートしてまとめる。と。 (2時間) |
9 |
諸外国のコミュニティケアに関連する理念(1)英国のコミュニティケア改革【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】コミュニティケアについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】コミュニティケアの定義、理念を整理しておくこと。 (2時間) |
10 |
諸外国のコミュニティケアに関連する理念(2)Ageing in place, Primary health care,Health promotion等【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】定義の英文を翻訳しておくこと。 (2時間) 【事後学習】定義、理念を整理しておくこと。 (2時間) |
11 |
諸外国のコミュニティケアに関連する理念(3)オランダ、北欧諸国での実践【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】北欧の社会保障制度を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域(地区)ケアの定義、理念を整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
地域包括ケアシステムの動向(1)全世代型地域包括ケアシステムへの強化法【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】2017年地域包括ケアシステムの強化法について確認する。 (2時間) 【事後学習】全世代型地域包括ケアシステムについて整理しておくこと。 (2時間) |
13 |
地域包括ケアシステムの動向(2)地域包括ケアと地域共生社会の理念と政策【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】地域共生社会について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】議論して深まった理解をまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
地域包括ケアシステムのまとめ(1)地域包括ケアシステムの理念と研究分野との関連性【課題研究】
【事前学習】研究テーマとの関連性を確認すること。 (2時間) 【事後学習】研究テーマとの関連性を整理しておくこと (2時間) |
15 |
地域包括ケアシステムのまとめ(2)地域包括ケアシステムの政策と研究分野の関連性【対面・同時双方向型授業】
【事前学習】授業での学びを研究に関連させること。 (2時間) 【事後学習】地域包括ケアシステムの考え方を研究に関連させて整理してみること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に使用しない |
参考書 | 授業時、公的刊行物、法令、先行文献、著書等を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) (1)授業参画度は、対面・同時双方向型授業での報告、ディスカッション等で総合評価する。 (2)レポートは、課題研究として授業の総括的レポートとする。 |
オフィスアワー | 初回授業後に、日程・時間など相談し設定をする。また、メールやBlackboardを用いて質疑応答する。 |