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令和2年度以降入学者 | 体育学研究方法特論1 | ||||
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教員名 | 髙橋 正則 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)と一部対面授業 Blackboard コースID: 20213902 |
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授業概要 | 統計学的観点から体育学に関わる研究方法の基本的知識や応用例について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 多くの研究論文をレビューし、どのような統計学的手法が用いられているか、あるいは研究論文の構造を統計学的観点から検討することで、その構成を理解できるようになる。また、自らの研究目的や研究方法を明確にするとともに、調査や実験的手法によって得られたデータに対して客観的な評価をするために、詳細な統計的知識や統計処理ソフトの使用法を修得することができる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 ①同時双方向型授業では、Zoomを利用しながら、演習形式で行います。各授業では、自身の研究に関連した文献をまとめプレゼンし、研究計画についてディスカッションします。 ②対面授業では、自身の研究に関連した文献から統計的仮説検定の利用方法を読み解き、それらの詳細についてディスカッションします。対面授業に出席できなかった場合は、Blackboardに配信する課題を提出してください。 <対面授業における注意> ①体調管理に努め、自身や同居家族の不調があった場合は出席を見合わせること。 ②授業に参加する際は大きな声で騒がず、大人数で密にならないように集合し、授業後は速やかに大学構内から帰宅すること。 ③授業前後はマスクを装着し、学内への入構の際には手洗い消毒を行うこと。 ④使用した機器は十分消毒すること。各授業では,Blackboardに課題を提示します。課題実施後,各自,課題に対するリアクションペーパーにまとめ,Blackboardにて提出してください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標、授業の方法、受講上の注意について説明する)と体育学研究法について
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、ガイダンス内容を確認しておくこと。 (2時間) |
2 |
研究計画の立て方(基本的研究方針)
【事前学習】ガイダンス内容を事前に確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】自身の研究計画について、ノート等に整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
研究計画の立て方(具体的研究内容)
【事前学習】自身の研究計画に基づいて、具体的な内容を検討しておくこと。 (2時間) 【事後学習】具体的研究内容を学生間で議論し、他者の意見を確認しておくこと。 (2時間) |
4 |
統計処理ソフトについて
【事前学習】パソコンの使用方法について十分理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】統計処理ソフトSPSSの使用上の注意についてまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
統計の意味
【事前学習】統計学の専門書を用いて、統計学の基礎に触れておくこと。 (2時間) 【事後学習】理解が困難な専門用語を調査し、理解しておくこと。 (2時間) |
6 |
記述統計(基本統計量)
【事前学習】記述統計について、専門書を用いて理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】自身の研究から得られるデータを想定して記述統計を検討しておくこと。 (2時間) |
7 |
記述統計(グラフ)
【事前学習】グラフの種類と用途を事前に調査しておくこと。 (2時間) 【事後学習】グラフの種類と基本的な記述方法についてまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
相関と回帰
【事前学習】2変量間の関係性について検討するために必要な統計的手法を調査しておくこと。 (2時間) 【事後学習】相関分析と回帰分析についてまとめ、重回帰分析についても調査しておくこと。 (2時間) |
9 |
平均値の差の比較(t検定:対応なし)
【事前学習】平均値の差の検定について、背理法を用いて説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】統計量の算出方法についてまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
平均値の差の比較(t検定:対応あり)
【事前学習】平均値の差の検定を実施する場合の基本的条件について調査しておくこと。 (2時間) 【事後学習】検定結果の味方について要点をまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
平均値の差の比較(1要因分散分析:対応なり・対応あり)
【事前学習】3つ以上の平均値の差の検定お行う条件は何か説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】その後の多重比較検定の種類についてまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
2要因分散分析、図表の作成
【事前学習】2要因分散分析を用いる場合の研究計画を検討しておくこと。 (2時間) 【事後学習】交互作用と主効果、単純主効果検定について説明ができるようまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
3要因分散分析、図表の作成
【事前学習】3要因分散分析を施した先行研究を探し,説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】分析の手順を確認し、ノート等にまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
事前に提示した課題に対する質疑応答
【事前学習】与えられた課題学習に関して専門書を用いて精査し,説明できるように準備すること。 (2時間) 【事後学習】不十分な統計学的知識がある場合には,十分補っておくこと。 (2時間) |
15 |
授業内試験と解説、まとめ
【事前学習】全授業内容を十分確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内試験の内容を振り返り,不十分な知識を補っておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 出村愼一監修 『健康・スポーツ科学のためのSPSSによる統計解析入門』 杏林書院 2013年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第15回目授業内で実施予定。(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、授業内でのディスカッション内容等で総合的に評価します。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardを用いて質疑応答を行います。 |