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令和2年度以降入学者 | スポーツ社会学特論 | ||||
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教員名 | 水上 博司 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業と一部同時双方向型授業(zoomによるライブ中継) blackboard ID:20213906 |
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授業概要 | 本講義では、教科書「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)を用いて、オリンピック・パラリンピックの意義を受講生とともに考える。なお同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)と一部対面授業方式による遠隔授業を通して本授業のねらい・到達目標となる課題の習得に必要な知識の獲得を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、1964年に開催された東京オリンピックの社会的・経済的・政治的意義を再検証し、オリンピック・パラリンピックというメガスポーツイベントが社会に及ぼす現代的意義を再確認することと、オリンピック・パラリンピックの開催によってもたらされるレガシーとは何かを論じることができる. |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 受講生は教科書「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の各章を受講生間で担当章を決めて,受講生は担当する章の発表レジュメを作成し,教科書内の内を報告する。発表者は,報告した内容からどのような研究課題が設定できるのか、想定される研究課題とその研究手法を構想する。同時双方向授業授業では,受講生がそれぞれ発表者に対して質問を投げかけ,受講生間でディスカッションをし,報告内容をより深く探究できるようにする.本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
初回授業は「同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)」方式です.初回ガイダンスでは,対面授業での感染症予防策の確認,授業受講に際しての心構え,教科書・成績評価等についてレクチャーをします.教科書(基礎文献)「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)について全体の編纂主旨を解説したのち,各章を誰が担当するのか,受講生間で担当章を決定する
【事前学習】「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の序章を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
2 |
第2回目から対面授業を行う予定です.「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画))の序章「日本人にとってオリンピックとは:その物語を読み解く」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】序章「日本人にとってオリンピックとは:その物語を読み解く」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
3 |
「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画))の第1章「オリンピックレガシー研究の隘路と可能性」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第1章「オリンピックレガシー研究の隘路と可能性」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
4 |
「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画))の第2章「メディア・イベントとしてのオリンピック・パラリンピックのあゆみとこれから」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】第2章「メディア・イベントとしてのオリンピック・パラリンピックのあゆみとこれから」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
5 |
「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画))の第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第3章「日本のユーススポーツ:これからの運動部活動をどう構想するか」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
6 |
「2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画))の第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第4章「スポーツによる国際貢献への熱狂が造り出すもの」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
7 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第5章「日本におけるスポーツ参加の課題」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
8 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体:女性特有の課題」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第6章「近年の女性スポーツ政策における女性アスリートの身体:女性特有の課題」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
9 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第7章「障がい者スポーツ/もたらされる変化」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
10 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第8章「オリンピックとボランティア政策」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第8章「オリンピックとボランティア政策」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
11 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第9章「地域スポーツの行方:地域のスポーツプロモーションはどのような人々が担うのか」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
12 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第10章「東京2020オリパラ大会で東京はどう変わるか:東京五輪の開催と都市TOKYOの変容」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第10章「東京2020オリパラ大会で東京はどう変わるか:東京五輪の開催と都市TOKYOの変容」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
13 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第11章「学校体育のこれからと地域」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第11章「学校体育のこれからと地域」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
14 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)の第12章「被災地からみた復興五輪:地方紙かの記事分析から」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】第12章「被災地からみた復興五輪:地方紙かの記事分析から」を読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
15 |
「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)で指摘されたオリンピック・パラリンピックをめぐる課題を再確認し,これにもとづく研究課題を受講生各自構想する.
【事前学習】「東京2020オリンピック・パラリンピックを社会学する」(創文企画)で指摘されたいたオリンピック・パラリンピックをめぐる課題を再確認し,これにもとづく研究課題を受講生各自構想するために事前に教科書を再読しておく. (1時間) 【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 日本スポーツ社会学会編 『2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する:日本のスポーツ文化は変わるのか』 創文企画 2020年 第1版 冨山房において上記書籍(教科書)を購入しておくこと。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:担当章の発表レジュメと発表内容(70%)、各回のディスカッションへの参加(30%) 指定教科書の担当章の発表レジュメと発表は,2回から3回を予定していますが,受講生数によって変更します. |
オフィスアワー | blackboard上のコメント欄に質問してください。 |
備考 | 対面式の授業が実施できない場合には、初回授業時に相談し、Blackboardで配信する課題を提出することとする。 |