文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 教育学専攻 > 教育実践インターンシップ2
日本大学ロゴ

教育実践インターンシップ2

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 教育実践インターンシップ2
教員名 土屋 弥生
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 通年 履修区分 選択必修
授業の形態 インターンシップ(実習)については対面授業(教育現場での体験学習)、リフレクション・ガイダンス・報告会などについては同時双方向型授業(Zoomによる講義、質疑応答等)及びメール等で実施する。
Blackboard コースID:後期集中→20213923
授業概要 「教育実践インターンシップ1」に引き続き、学校教育現場におけるインターンシップ、リフレクション、事前・事後指導を通して、学問知(理論知)と実践知の往還をおこない、現場で活躍するために必要な実践的指導力の養成を目指す。特に、インターンシップで自身が学び取ったことについて授業担当者・現場の担当者(保健体育科教師)、他の学習者とリフレクション(省察)をおこなうことを重視し、実践経験の意味を自ら解釈しながらさらなる実践に生かしていくというプロセスを踏む。また、保健体育科の教師の立場に立って、現象学的・人間学的な視点から教師自身と生徒の「身体性」に注目しながら、インターンシップに臨むことを念頭に置く。「教育実践インターンシップ1」で学修したことを土台に、さらに「教師に必要とされる身体知能力」について探究を深め、再度現場でのインターンシップ実践を通して試行し、理論と実践の往還を意識した学修をおこなう。
学校現場における教員経験のある者が、その経験を活かして、インターンシップについての包括的な指導をおこなう。
授業のねらい・到達目標 ・実際の学校教育現場での教育活動の中で、生徒指導・授業の実践・担任業務・保護者対応・特別活動の指導・部活動の指導をおこない、教師としての指導全体について主体的に参画し、経験することができる。
・「教師に必要とされる身体知能力」について探究し、実践につなげることができる。
・「身体活動の意義を念頭においた体育実技の指導」について探究し、授業実践につなげることができる。
・事前指導において、インターンシップの目的や意義、身に着けるべきことがらについて理解したうえで、実践に臨むことができる。
・インターンシップ受入校の担当者から直接指導を受けながら教育実践に参加し、課題解決型のインターンシップをおこなうことができる。
・毎回のインターンシップ終了後、リフレクションによりインターンシップ実践を通して学び取ったことを言語化し、次回に向けての課題を設定することができる。
・保健体育の授業計画・実践、その他の教育実践を通して、生徒の「身体性」に注目した指導の探究をおこなうことができる。
・特別な配慮を必要とする生徒の指導について、「身体性」に注目し、効果的な指導のあり方を探究することができる。
・教師の身体能力(身体知)について研究を重ね、生徒理解・生徒指導に不可欠な教師の実践的指導力を養うことができる。
・事後には、報告書・報告会などにおいてリフレクションをおこない、教育実践において学び取ったことを内実化し、さらなる学びに発展させることができる。
授業の方法 授業の形式:【講義、演習、実習】
・事前、中間、事後においてインターンシップガイダンス、リフレクション、報告会を実施する。
・インターンシップ受入校においてインターンシップ実践をおこなう。
・インターンシップについての報告書を作成する。
・毎回のインターンシップ実践について、現場の受け入れ担当者が指導・助言をおこなう。
・毎回のインターンシップ実践後のメールでのリフレクション、ガイダンス、中間リフレクション、まとめのリフレクション、報告会において、授業担当者が指導・助言をおこなう。
・対面での実習に参加できない場合、オンラインでの質疑応答等の代替措置を講じる。
履修条件 学校現場でインターンシップ実習(学校現場の教職員、生徒と関わる活動が中心となる)をおこなうため、社会人としての基本的なマナーを備え、責任ある行動をとれることが履修の条件である。
授業計画
1 事前ガイダンス(インターンシップの概要、意義、目的、留意事項、各種書類作成について)
「教師に必要な身体知能力」「身体活動の意義を念頭においた体育実技の指導」について【同時双方向型(Zoom)】
【事後学習】事前ガイダンスの内容を吟味し、「教師に必要な身体知能力」、「身体活動の意義を念頭においた体育実技の指導」について十分に理解し、インターンシップに臨むための準備をおこなう。 (1時間)
2 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
3 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
4 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
5 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
6 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
7 中間リフレクション(これまでのインターンシップの振り返り、今後の活動にむけての課題の整理)【同時双方向型(Zoom)】
【事後学習】中間リフレクションの内容について振り返り、後半のインターンシップに生かせるよう、留意点についてノートにまとめる。 (1時間)
8 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
9 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
10 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
11 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
12 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
13 インターンシップ実践と事後のリフレクション【実習:対面】
【事後学習】リフレクションシートにインターンシップの報告をおこない、リフレクションを通して理解したこと、疑問点や今後の課題を整理し、まとめる。 (1時間)
14 事後指導(まとめのリフレクション、インターンシップで学んだこと、教師にとって必要な実践知について)【同時双方向型(Zoom)】
【事後学習】リフレクションで振り返りをおこなったことと自身のインターンシップ活動を照らし合わせ、半期のインターンシップ活動から学び取ったことを整理し、まとめる。 (1時間)
15 インターンシップ報告会(最終リフレクション)
 教師に必要な身体知能力とは何か。および身体活動の意義を念頭に置いた体育実技の指導とはどのような指導か。【同時双方向型(Zoom)】
【事後学習】「教師に必要な身体知能力」および「身体活動の意義を念頭においた体育実技の指導」について考察し、まとめる。 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 授業の際に適宜配布する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度は、受入校の指導担当者の評価、メールでのリフレクションや報告会での発表などを総合的に評価する。(70%)、インターンシップ報告書、リフレクションシートの内容について評価する。(30%)
オフィスアワー 初回の授業において連絡先メールアドレスを提示する。インターンシップ実践を行っている期間中、質問等はメールで随時受け付ける。インターンシップ報告およびリフレクションも基本的にメールを使用する。
備考 【実習に関する留意事項】インターンシップ実習は、文理学部と提携している聖パウロ学園高等学校(八王子市)において実施する。この授業は後期集中授業となっているが、実習時期・具体的な日程は履修者と先方の都合を調整して決定する。実施時期は後期の授業期間中で、他の授業等に支障がないように設定する。実習については、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら検討をおこない、安全面に留意したうえで実施する。

このページのトップ