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令和2年度以降入学者 | 人間関係学特論 | ||||
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教員名 | 服部卓 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継) ただし、受講者のネット環境等によって適宜変わるかもしれない Blackboard ID:20213938 |
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授業概要 | 【臨床心理士選択必修科目C群】 対人援助について学ぶ際に基本となる人間関係について学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | この科目で扱うのは、心理臨床活動をする際に活動分野を問わず、さまざまな観点から人間理解に役立てられるものである。 人間関係の理論を臨床心理学的視点で理解し、心理療法における関係性の構築についても理解し説明することができる。 これらにより、わが身についても振り返り、心理臨床家としての自分はどのような人間関係を形成しやすいか等について自己理解を促進させることができる。 |
授業の方法 | (1)授業の形式︓【講義・演習】 (2)Zoomにてオンライン授業とするので、Blackboardにて連絡事項を前日に確認しておくこと。 基本を確実に理解するため、受講者は関連事項を調べて発表する。その後、全員により討議を行う。また必要に応じて、ロールプレイ を行う。 問題意識を持って学習に取り組むことが求められる。 (3)課題の提出方法やフィードバック方法等については、Blackbord上で指示する。 なお、受講生の構成によっては授業形態や授業内容を入れ替えることがある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(オンライン授業)
【事前学習】自身の人間関係の構築について振り返っておく。 (2時間) 【事後学習】授業の進め方について理解しておくこと。 (2時間) |
2 |
人間関係論概論(オンライン授業)
【事前学習】人間関係に関する理論の中で自分の興味のある分野を調べておく (2時間) 【事後学習】臨床心理学的なセッティングにおける人間関係論の重要性を見直してみる (2時間) |
3 |
医療における人間関係論;病を持つ人とのコミュニケーション(オンライン授業)
【事前学習】医療における人間関係の持ち方の特徴について調べておく (2時間) 【事後学習】特定の疾患を持つ患者さんへのアプローチについてまとめる (2時間) |
4 |
オンラインは人間関係をどう変えるのか(オンライン授業)
【事前学習】オンライン下における人間関係の持ち方の特徴にまとめておく (2時間) 【事後学習】実際にオンラインで持つセッションにおける問題を抽出する (2時間) |
5 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 SOLERの演習 attending(オンライン授業)
【事前学習】身体的なかかわり方attendingについて調べてくる (2時間) 【事後学習】授業内でのロールプレイから、気づいたことをまとめておくこと (2時間) |
6 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 SOLERの演習 言語化(オンライン授業)
【事前学習】前回の体験を言語化できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内でのロールプレイから、気づいたことをまとめておくこと (2時間) |
7 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 傾聴(オンライン授業)
【事前学習】心理臨床における傾聴の大切さについて調べてくる。 (2時間) 【事後学習】傾聴のある対話とない対話について、自分の気持ちの変化についてまとめる。 (2時間) |
8 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 共感とプローブ(オンライン授業)
【事前学習】Basic Empathyについて調べてくる。 (2時間) 【事後学習】演習を振り返って感じたことをまとめておく。 (2時間) |
9 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 クライエントが話すように援助する(オンライン授業)
【事前学習】大人の生活の10の大きな発達上の課題について自身の経験を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】授業内の受講生の意見から感じたことをまとめておく。 (2時間) |
10 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 焦点化と問題の明確化(オンライン授業)
【事前学習】演習科目の授業を通して明らかになった関心ごとや気づいた未探索の機会を列挙してくる (2時間) 【事後学習】授業内の受講生の意見から考えたことをまとめておく。ておく (2時間) |
11 |
臨床心理学的に見た関係性の構築 転移・逆転移(オンライン授業)
【事前学習】転移・逆転移について調べてくる。 (2時間) 【事後学習】自分はどのような転移・逆転移を起こしやすいか、自身の問題に置き換えて考えておくこと (2時間) |
12 |
家族を含めた人間関係論(オンライン授業)
【事前学習】家族という場における人間関係の特徴を調べておく (2時間) 【事後学習】家族にかかわる際にセラピストとして気を付けるべき点についてまとめる (2時間) |
13 |
社会構成主義入門(オンライン授業)
【事前学習】ナラティブセラピーについてまとめておく (2時間) 【事後学習】自分の人生について語りなおす体験についてまとめてみる (2時間) |
14 |
オープンダイアログ(オンライン授業)
【事前学習】オープンダイアログについて調べておく (2時間) 【事後学習】オープンダイアログが普段の臨床の中で果しえる役割について考える (2時間) |
15 |
これまでの学習内容の整理・解説を行い自己理解を深めること オンライン授業
【事前学習】理解した点、不明な点を整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】自身の人間関係について総合的に振り返りを行っておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし、適宜プリントを配布、参照する資料を指示する |
参考書 | 吉川晴美・松井知子 『人間関係の理解と心理臨床』 慶応義塾大学出版会 2017年 M.ハーセン&V.B.ヴァンハッセン編 深澤道子監訳 『臨床面接のすすめ方 初心者のための13章』 日本評論社 2001年 ジェラード・イーガン著 福井康之・飯田栄訳 『熟練カウンセラーをめざすカウンセリング・ワークブック』 創元社 1992年 その他必要に応じて紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内での課題に対してレポートを課しその内容によって評価する。(50%)、授業参画度:授業参画度は各回のディスカッションや発表等によって評価する。(50%) |
オフィスアワー | 基本的には授業終了時。 また、Blackboard 等に質問(感想)を書き込む掲⽰板などを⽤意する。 適宜メールでの質問等も受け付ける。その際のメールアドレスはt0001036@stu.chs.nihonu. ac.jpです。 |
備考 | シラバスの内容・授業形態は履修学生数や学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |