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令和2年度以降入学者 | 教育分野に関する理論と支援の展開 | ||||
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教員名 | 菊島勝也 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型(zoomを用いる)を実施する。可能であれば一部対面授業を実施する。 blackboard ID:20213944 |
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授業概要 | 【公認心理師必修科目】 教育分野に関する理論と支援の展開,特に発達障害を持つ子どもに対する臨床心理学的支援について,幼児・児童・青年期を専門とする公認心理師の教員が教育領域での臨床経験をもとに指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業では,教育分野に関わる公認心理師の実践,特に発達障害を持つ子どもに対する臨床心理学的支援をとりあげる。教育現場における,具体的な支援の在り方を理解できるようにする。 発達障害を持つ子どもに対する支援については,以下の点を十分踏まえておく必要がある。(1)授業場面では教育的な配慮が必要であり,本人のハンディキャップに応じた授業の工夫がなされるべきであること。(2)家庭場面では親のストレスや負担をなるべく減らし,まず良好な親子関係をつくることを支えていく事が求められること。(3)その上で,子ども自身のこころの健康な成長を支えるような支援が必要であること。(4)これらの支援はバラバラに行われるのではなく,それぞれが連携をしながら,実施されるべきであること。以上の点について,教材を読む事で,より具体的に理解が深まることが望まれる。 学校場面での子どもへの支援においては,いわゆるカウンセリングなどの心理療法的な視点からの支援だけでなく,教授法,教材の工夫,療育,生活指導,ケースワーク等,様々な視点から「役に立つ」方法を組み合わせて柔軟に用いることが必要であることを,具体的に学習することが望まれる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 テキストに掲載されている子どもの架空ケースについて,小グループに分かれてどのような支援方法がよいか検討を行う。グループごとに支援プランの発表を行い,次に担当者(1回目に発表します)がテキストに掲載されている支援プランをまとめて発表する。各自,zoomにおいて自分の意見を言葉にして積極的に発言できるようにしておくこと。 対面授業に参加できない場合には,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で対応する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)テキスト第1章の解説,次回以降の解説担当者を発表する。
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業の進行予定の確認 (2時間) |
2 |
テキストCASE1 小学4年生男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
3 |
テキストCASE2 幼稚園6歳男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
4 |
テキストCASE3 高校1年生男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
5 |
テキストCASE4 小学4年生男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
6 |
テキストCASE5小学3年生男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
7 |
テキストCASE6 中学1年生女子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
8 |
テキストCASE7 幼稚園5歳男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
9 |
テキストCASE8 小学4年生男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
10 |
テキストCASE9 保育園3歳男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
11 |
テキストCASE10 保育園3歳男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
12 |
テキストCASE11 中学1年女子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
13 |
テキストCASE12 小学2年男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
14 |
テキストCASE13 小学1年女子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
15 |
テキストCASE14 幼稚園男子の支援プランの検討と解説
【事前学習】関連する文献の読み込み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】授業内容の振り返り (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 阿部利彦 編著 『見方を変えればうまくいく!特別支援教育リフレーミング』 中央法規 2013年 初回までに必ず各自購入しておいてください。 出版社の販売用WEBサイト 中央法規オンラインショップe-books で購入できます。 https://www.chuohoki.jp |
参考書 | 必要に応じて授業内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:ディスカッション(100%) 授業参画度は,ディスカッションでの発言内容から成績評価を行う。対面授業に参加できない場合には,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で成績評価を行う。 |
オフィスアワー | 授業内で指示する。 |