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臨床心理面接特論1(心理支援に関する理論と実践)

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令和2年度以降入学者 臨床心理面接特論1(心理支援に関する理論と実践)
教員名 山口義枝
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
BlackboardのコースID:20213949
授業概要 【公認心理師必修科目】【臨床心理士必修科目】
本授業では、臨床心理面接の基本的理論と実践方法に関する実習と講義を行う。臨床心理士としての心理面接経験をもとに、公認心理師資格も有する教員が、心理面接についての解説や助言を行う。
授業のねらい・到達目標 臨床心理面接は、心理支援をおこなう際の基本的な関わりである。臨床心理面接の基本的理論と方法を学び、ロール・プレイ等の体験学習を通して、面接者としての関わりを具体的に想起できる。
授業の方法 授業の形式【実習】
講義と実技訓練および討論をおこなう。実技訓練と討論が中心であるため、能動的に授業に関与することが必要である。臨床心理面接に必要な基本概念の講義、受講者による発表とともに、ロールプレイ等による実技訓練をおこなう。受講者の進捗状況により詳細な説明を加える等、進度は状況により変化する。臨床心理の実践者を目指すのであるから、遅刻厳禁であることは言うまでもない。本授業の事前・事後学習は各2時間の学習を目安とする。対面授業に出席できなかった場合の対応は授業時に説明する。
課題の提出方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 臨床心理学コースの大学院生に限定する。
授業計画
1 授業オリエンテ―ション:本授業の進め方の説明、心理面接における基本概念、プライバシーへの配慮
【事前学習】心理面接とは何かを調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】担当した心理面接の学派について調べること。 (2時間)
2 心理面接の基礎:共感的理解とは何か
【事前学習】自身の担当している学派について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】来談者中心療法について疑問や質問を調べること (2時間)
3 心理面接の基礎(1):力動論に基づく心理療法の理論と方法
【事前学習】自身の担当している学派について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】力動論について復習し、疑問や質問を調べること。 (2時間)
4 心理面接の基礎(2):行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法、及びその他の心理療法の理論と方法
【事前学習】自身の担当している学派について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】行動論・認知論について復習し、疑問や質問を調べること。 (2時間)
5 心理面接の基礎(4):各心理療法の応用 ⓵力動論
【事前学習】自身の担当している学派について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】力動論について復習し、疑問や質問を調べること。 (2時間)
6 心理面接の基礎(5):各心理療法の応用 ⓶行動論・認知論
【事前学習】自身の担当している学派について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】行動論・認知論について復習し、疑問や質問を調べること。 (2時間)
7 心理面接の基礎(6):各心理療法の応用 ⓷その他の心理療法
【事前学習】自身の担当について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】心理面接について復習し、疑問や質問を調べること (2時間)
8 心理面接の基礎(7):支援を要する者に応じた支援方法の選択と調整。
【事前学習】自身の担当について調べておくこと (2時間)
【事後学習】心理面接について復習し、疑問や質問を調べること (2時間)
9 心理面接の基礎(8):心理に関する支援を要する者の関係者に対する支援
【事前学習】自身の担当について調べておくこと (2時間)
【事後学習】家族への支援について、自身で調べ理解を深める (2時間)
10 心理面接の基礎(9):心の健康教育
【事前学習】自身の担当について調べておくこと (2時間)
【事後学習】予防について復習し、疑問等を自身で調べる (2時間)
11 事例検討、ロール・プレイによる面接者としての関わりの実践学習(1)
【事前学習】ロール・プレイの役割担当を決め、面接設定を作っておくこと。 (2時間)
【事後学習】ロール・プレイで行った面接で生じたことについて内省をし、言語化すること。 (2時間)
12 事例検討、ロール・プレイによる面接者としての関わりの実践学習(2)
【事前学習】ロール・プレイの役割担当を決め、面接設定を作っておくこと。 (2時間)
【事後学習】ロール・プレイで行った面接で生じたことについて内省をし、言語化すること。 (2時間)
13 事例検討、ロール・プレイによる面接者としての関わりの実践学習(3)
【事前学習】ロール・プレイの役割担当を決め、面接設定を作っておくこと。 (2時間)
【事後学習】ロール・プレイで行った面接で生じたことについて内省をし、言語化すること。 (2時間)
14 事例検討、ロール・プレイによる面接者としての関わりの実践学習(4)
【事前学習】ロール・プレイの役割担当を決め、面接設定を作っておくこと。 (2時間)
【事後学習】ロール・プレイで行った面接で生じたことについて内省をし、言語化すること。 (2時間)
15 事例検討、ロール・プレイによる面接者としての関わりの実践学習(5)、及び、前期の振りかえり
【事前学習】ロール・プレイの役割担当を決め、面接設定を作っておくこと。 (2時間)
【事後学習】ロール・プレイで行った面接で生じたことについて内省をし、言語化すること。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 佐治守夫・岡村達也・保坂亨 『カウンセリングを学ぶ 理論・体験・学習』 東京大学出版会 2007年 第2版
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業参画度(90%)
授業内で課したレポート提出。
ディスカッション、発表等により総合的に授業参画度を評価する。
対面授業に出席できなかった場合の評価については、授業時に説明する。
オフィスアワー 随時可能。ただし事前に予約を取ること。

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