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漢文学2

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令和元年度以前入学者 漢文学2
教員名 袴田光康
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 同時双方向型授業(ZOOMによるライブ中継)によって授業を行う。(ただし、ZOOMに接続できない者についてはBlackboardの「教材」の視聴による受講も認めるので、担当教員に相談をすること。)
BlackboardコースID:月曜4限→20211432
授業概要 平安時代を中心とした日本の漢詩文を通史的に辿りながら、中国古典の受容と相克の問題を通して東アジアの漢字文化圏における日本漢文学の展開とその独自性について講義する。
授業のねらい・到達目標 平安時代の漢詩文の背景にある文化的・歴史的潮流に関して理解を深め、漢文に親しみながら漢文訓読のための基礎的な技術と漢文読解のために必要な知識を身に付ける。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応している。
・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2)
授業の方法 授業の形式:【講義】
ZOOMを用いた講義形式の授業である。毎回、担当教員よりZOOMの「招待状」(URLやIDなど)をBlackboardとメールを通じて通知するので、受講生は各自ダウンロードして、時間割の時間帯にZOOMに参加して受講する。学修の到達度を確認するため、第4回、第9回、第14回の3回の授業では授業内テストとテストの解説を行う。
授業計画
1 授業の目的―漢文は怖くない―【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】漢和辞典を準備し、その使い方を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の教材を読み返して、自分自身を目標を定める。 (2時間)
2 漢字の成り立ちと日本への伝来【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】漢字の伝来について調べる。 (2時間)
【事後学習】漢字の音・訓について調べる。 (2時間)
3 漢文の訓読(古訓点)と受容【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】奈良・平安時代に読まれた中国古典を調べる。 (2時間)
【事後学習】教材の訓読法を復習する。 (2時間)
4 授業内の小テスト1とテストの解説【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】これまでの授業内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】テストの自己採点をする。 (2時間)
5 漢文の訓読法(返り点)【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】漢文訓読の返り点の用法について確認する。 (2時間)
【事後学習】教材の例文・例題を復習する。 (2時間)
6 漢文の訓読法(書き下し文)【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】漢字の助詞や置き字の確認 (2時間)
【事後学習】教材の例文・例題を復習する。 (2時間)
7 『懐風藻』の作者伝と行幸詩【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】『懐風藻』について調べる。 (2時間)
【事後学習】教材の作品の白文と訓読を比較する。 (2時間)
8 勅撰漢詩集と文章経国思想【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】嵯峨天皇の時代の文化について調べる。 (2時間)
【事後学習】文章経国思想の日本と中国の違いを整理する。 (2時間)
9 授業内の小テスト2とテストの解説【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】これまでの授業内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】テストの自己採点をする。 (2時間)
10 嵯峨朝の詩宴【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】テストのわからなかったところを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】詩宴の漢詩の特徴をまとめる。 (2時間)
11 六国史の薨卒伝【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】六国史について調べる。 (2時間)
【事後学習】薨卒伝記事の特徴を考える。 (2時間)
12 『藤原保則伝』と良吏像【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】藤原保則について調べる。 (2時間)
【事後学習】中国と日本の良吏像の違いを整理する。 (2時間)
13 菅原道真と文人相軽【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】菅原道真について調べる。 (2時間)
【事後学習】漢詩文の衰退の意味を考える (2時間)
14 授業内の小テスト3とテストの解説【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】これまでの授業内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】テストの自己採点をする。 (2時間)
15 授業のまとめ【同時双方向型】(A-2-2)
【事前学習】テストのわからなかったところを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】この授業で学んだことをまとめ、自分の目標達成度を確認する。 (2時間)
その他
教科書 授業時に配布する教材を教科書とする。
参考書 漢文のテキスト・参考書は多いので、主要なものについては第1回の授業時に紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:3回の授業内テストの合計点によって評価する。(100%)
オフィスアワー メールにて随時、質問や相談を受け付ける。

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