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書学2

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令和元年度以前入学者 書学2
教員名 徳泉さち
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型授業
Black boardにて、最新の情報を発信しますので、各自チェックしてください。
なお、本講義のBlack boardコースIDは20211444です。履修者は必ず登録してください。
授業概要 現在我々が使用している文字は、いかなる変遷を遂げてきたのか。
日本の書にも強い影響を与えた王羲之や、唐の時代の書をケーススタディとしながら書、またはそれをとりまく文化について総合的に理解する。
授業のねらい・到達目標 本授業では中国漢時代から唐時代までのいくつかの書作品や著名な書家をとりあげ、書とは何か、その時代ごとの特質を考えていきます。
また、書を生み出す各時代の文化、芸術、風俗などを合わせて理解しながら、ひろく書文化に関する基礎的な知識を身につけることを目指します。
授業で取り上げた作品、文物を実際に見に行くことを推奨します。紹介する都内近隣各所の博物館・美術館に足を運んでください。

この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
授業の方法 授業の形式:【講義】
毎週、授業日に動画をYouTubeにて配信します。各自視聴してください。
動画のなかで、課題を提示します。授業内容をふまえ、課題に取り組み、ブラックボードを通して提出してください。フィードバック方法等については、授業内で指示します。
なお、授業期間中に開催されている展覧会や、受講者の興味関心や進捗状況により、計画の一部を変更する可能性もあります。
授業計画
1 文字の起こりから篆書にいたるまで
【事前学習】指定したテキストの「書の変遷」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
2 漢代の墓葬について
【事前学習】指定したテキストの10から15ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
3 死者を弔うための書1ー墓碑の起源
【事前学習】指定したテキストの16から19ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
4 死者を弔うための書2ー石碑の意匠・造形の変遷
【事前学習】指定したテキストの20から21ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
5 死者を弔うための文字3ー隷書について
【事前学習】指定したテキストの22から23ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
6 木簡と石刻ー海外に流出した中国の文物
【事前学習】指定したテキストの24から25ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
7 王羲之についてー蘭亭序を知る
【事前学習】指定したテキストの40から41ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
8 王羲之は後世、どのように受容されてきたのか
【事前学習】指定したテキストの42から43ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
9 蘭亭序偽作説について
【事前学習】指定したテキストの44ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
10 北魏時代の書 造像記について
【事前学習】指定したテキストの27から29ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
11 唐時代の書 虞世南
【事前学習】指定したテキストの33ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
12 唐時代の書 欧陽詢
【事前学習】指定したテキストの34から35ページを熟読する (2時間)
【事後学習】授業動画の復習と課題レポートの作成、提出 (2時間)
13 唐時代の書 褚遂良
【事前学習】指定したテキストの「書の変遷」の項目を熟読 (2時間)
【事後学習】授業内で配布したプリントの復習 (2時間)
14 唐時代の書 顔真卿
【事前学習】指定したテキストの「古典編ー中国 その他」を熟読 (2時間)
【事後学習】授業内で配布したプリントの復習 (2時間)
15 書学・書道の総括
半期の授業をふりかえる講義を行い、教場試験、及び試験についての解説を行う。
【事前学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間)
【事後学習】半期を通じて配布した資料の総ざらい (2時間)
その他
教科書 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2020年 第1版
参考書 開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業内容に即したレポートを課します。(30%)、授業参画度:適宜、リアクションペーパーやミニレポートの提出を求めます。その提出状況や習熟度を評価の対象にします。(70%)
オフィスアワー ブラックボードを通して、質問を受け付けています。

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