サイエンスコミュニケーション

令和4年度以降入学者	サイエンスコミュニケーション
教員名	西澤真理子
単位数	2	課程	後期課程	開講区分	文理学部
科目群	地球情報数理科学専攻、相関理化学専攻
学期	集中	履修区分	必修

授業の形態	対面・オンライン・実地実技の組み合わせ
授業概要	リスクコミュニケーション（RC）を正確に理解する。 RCの目的と手法を学ぶ。 RCを促進、阻害する要素を学ぶ科学者の伝え方の課題について考える。
授業のねらい・到達目標	実技や現場訪問を通し、理系に必要なRCの基礎技術を習得する。
授業の方法	対面・オンライン・実地実技の組み合わせ事前の課題がある場合には、資料や動画、ドキュメンタリーなどに目を通しておく。
履修条件	他の学科の学生が参加したい場合には申し出ること。履修登録のない学生も同様。

授業計画
1	1コマ目：コミュニケーションとは＋ビデオ撮影（研究を説明）【事前学習】＊1コマ目の授業には13日目の授業前に視聴するドキュメンタリー視聴も換算　（2時間）
2	2コマ目：リスクコミュニケーションの基礎（講義＋ディスカッション）
3	３コマ目：模擬対話（録画視聴およびディスカッション）【事前学習】「廃炉と未来」（資源エネルギー庁作成）を読んでくること（時間）【事後学習】成績評価材料：オンラインフォローアップ対話参加（時間）
4	４コマ目：科学者とコミュニケーション（オンライン＋ディスカッション）
5	５コマ目：「科学者が科学を語る」（ビデオ視聴＋ディスカッション）
6	６コマ目：リスク認知・バイアス（講義＋ディスカッション）
7	７コマ目：メディアバイアス・リテラシーとは（講義＋ディスカッション）
8	８コマ目：ファシリテーション技術（講義＋ディスカッション）
9	9コマ目：無意識のバイアス・心理的安全性・多様性（講義＋ディスカッション）
10	10コマ目：住民対話（１）（講義＋ディスカッション）
11	11コマ目：住民対話（２）（講義＋ディスカッション）
12	12コマ目：住民対話（３）緊急時の対話　（ビデオ視聴＋ディスカッション）
13	13コマ目：住民対話（４）ゲスト講師　福島住民の話（講義前にドキュメンタリー視聴＋ビデオ撮影＊12・13コマは福島のゲスト講師と日程調整中なので変動する可能性あり【事前学習】*ドキュメンタリー視聴は1コマ目に換算（時間）
14	14コマ目：実技（１） 14‐15コマ目の実技は実地とオンラインは選択性（旅費・日当支給）
15	15コマ目：実技（２）＋まとめ 14‐15コマ目の実技は実地とオンラインは選択性（旅費・日当支給）

その他
教科書	西澤真理子『「やばいこと」を伝える技術　修羅場を乗り越え相手を動かすリスクコミュニケーション』毎日新聞出版（一般向け）　電子版あり 2017年第1版西澤真理子『リスコミュニケーション（改訂版）』毎日新聞出版　　アマゾンオンデマンド 2021年第1版西澤真理子『リスクを伝えるハンドブック　　』エネルギーフォーラム社　（イラスト入りカラー版） 2018年第1版
参考書	〇授業の前に読んでくるもの ●「廃炉と未来」 https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/images/HAIROMIRAI.pdf https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/index.html ●DVD　「人と原発」⇒講師より貸与 ●浪江町役場プロモーションビデオ https://youtu.be/E06bhhSMCIs ●「科学者が科学を語る」実験　JST委託　西澤主催⇒当日に講師PCより視聴〇その他の参考書・リンク１．リテラジャパン作成　冊子『リスクコミュニケーション　ハンドブック』　書店販売なし２． YouTube「リテラジャパン　そこが知りたいリスクシリーズ」２分以内　(254) Litera Japan Risk Series リテラジャパンリスクシリーズ - YouTube ３．リスクコミュニケーションとは　リテラジャパンHP: literajapan.com 【ビデオ・資料集】リスクコミュニケーションを知ろう！ – LITERA JAPAN［リテラジャパン］４．共同通信47News　47リポーター西澤真理子公開記事　URL https://nordot.app/-/authors/651722667674403937
成績評価の方法及び基準	授業参画度(70%)、対話への参加率ビデオでの説明の成果(30%) ６月２２日処理水に関する模擬対話参加７月１日　模擬対話フォローアップは成績評価対象に含まれる
オフィスアワー	query.literajapan[at]gmail.com メールにて連絡