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都市地理学

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科目名 都市地理学
教員名 佐野充
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 高度な科学・情報化に裏打ちされた現代日本の都市を『人間の営みのステージ』として位置づけ、都市の歴史・文化、生活様式、都市発展と都市システム、地域経済の自立性などを切り口に都市の分析を行う。この授業を通して都市が風土・文化に調和した人間の営みの場であることを理解することになる。専門地域調査士として,地方自治体のまちづくり・地域再生事業に参画した経験をもとに,都市研究における都市地理学の重要性を提示する。
授業のねらい・到達目標 人間が営む地球的な存在である都市の成立と活動の基本的な原理について学び,隣接科学と協力して,早くから都市の本質の解明と都市問題の解決に取り組んできた都市地理学の概要を理解することができるようになる。

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP7及びカリキュラムポリシーCP1に対応している。
授業の方法 テーマに基づき,デジタル画像・配布資料を用いて,講義する。板書は要点のみであるので,板書以外の講義内容は各自の判断で記録すること。
随時,受講生の考えや評価を聞く(授業内課題/提出物)。各講義内容に沿って,配布資料・指示された参考文献などを用いて事前学習を行ない,授業にのぞむこと。講義した内容について、5回の課題レポート提出がある。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1ガイダンス;都市地理学の基本的概念。                          (課題レポート1)
【事前学習】地理学における都市地理学の位置づけについて,地理学事典・地理学概説本などを用いて学習しておくこと。
【事後学習】都市地理学に関する書籍を図書館などで検索し,文献リストを作成し、課題レポート1を作成すること。
2都市地理学の発達;都市の地理学的研究の歩み,最近の都市地理学
【事前学習】地理学事典・地理学概説本などを用いて学習しておくこと。
【事後学習】現代都市の特徴について整理すること。
3都市地理学の基本体系1;都市の形成(立地・歴史),内部地域の分化(地域文化モデル)・都市の地域構造(都市構造モデル)
【事前学習】都市の地域構造モデルについて学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
4都市地理学の基本体系2;都市機能と都市の地域空間圏(都市の拡大・都市圏),地理情報システム(GIS)との関係【事前学習】GISの概要について学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
5都市地理学の基本体系3;都市システム,都市群の構造と動態(都市の階層性)  (課題レポート2)
【事前学習】都市システムと都市の階層性について学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理し、課題レポート2を作成すること。
6都市の本質;都市の起源・都市の多様化・都市の本質論 (ヨーロッパ・アメリカ・日本から考える)
【事前学習】中国・ローマの都市の発達について学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
7都市地理学の展開1;都市居住の変化と都市文化の変容;都市のイメージ
【事前学習】都市のイメージとはなにかについて考えておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
8都市地理学の展開2;都市の発展と都市社会問題(さまざまな都市問題),身近な都市問題について調べる
女性の社会進出とデパ地下・駅ナカショップ 
【事前学習】身近な都市問題について考えておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
9都市地理学の展開3;都市政策と再開発・都市計画,まちづくりと都市景観,地方漱石と地域再生,地方経済の自立性  (課題レポート3)
【事前学習】地方創生・地域再生の概要を学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理し,課題レポート3を作成すること。
10都市地理学の展開4;都市の関するモデル研究:空間分析・行動モデル・認知モデル・生態モデル
          時空間地理学との関係
【事前学習】時空間地理学の概要を学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
11都市の様相;日本都市とヨーロッパの都市の相違点,城下町と自治都市
   治水と利水;江戸の堀割と水運,江戸とロンドン・パリ;下水と水洗トイレ (課題レポート4) 
【事前学習】城郭都市と城下町の概要を学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理し、課題レポート4を作成すること。
12江戸と東京;江戸の都市構造を引き継ぐ東京の都市構造,江戸の都市化と東京の都市化,江戸の中心日本橋界隈 
【事前学習】江戸の都市づくりの概要について学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
13グローバルシティ東京;首都東京への一極集中(産業・人口・教育),地方都市の地方創生と地域再生との関係  (課題レポート5)  
【事前学習】東京の一極集中について学習しておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理し、課題レポート5を作成すること。
14理解度の確認:都市の本質と都市地理学の現状と課題
【事前学習】第1回から第13回までの講義内容を整理すること。
【事後学習】学修した内容を整理すること。
15総括:「風土・文化に調和した人間の営みの場としての現代都市を評価する」
【事前学習】自然と人間の関わりについて考えておくこと。
【事後学習】学修した内容を整理し,都市調査・研究についてまとめること。
その他
教科書 教科書は使用しない。授業内容に沿った配布物を事前に配布する。
参考書 東京大学都市デザイン研究室 西村幸夫,‎ 中島直人 他 『図説 都市空間の構想力』 学芸出版社 2015年
藤井 正 ,‎ 神谷 浩夫  『よくわかる都市地理学』 ミネルヴァ書房 2014年
藤塚 吉浩 ,‎ 高柳 長直  『図説 日本の都市問題』 古今書院 2016年
授業時,進度に合わせて紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(50%)、授業参画度(10%)
授業の進度に合わせての課題レポート5回。最終的な成績評価のための試験を実施する。さらに,発言や質問などの授業への積極的な参加度を加え,総合的に評価する。
レポートは,指定の表紙を用いて,指定の様式によって作成すること。
オフィスアワー 水曜日11:30-13:00(地理学研究室)
備考 遅刻・欠席が目立つ学生は受講の取りやめを申し渡す。受講に不必要と思われるものの教室内持ち込みを極力控えてほしい。

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