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哲学特殊講義2

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令和2年度以降入学者 哲学特殊講義2
令和元年度以前入学者 哲学特殊講義2
教員名 三平正明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(Blackboardで学習資料を配信します)
Blackboard ID:20211216
授業概要 知識と文脈:「知っている」の意味論。「誰それがこれこれのことを知っている」という文を、Aさんが言ったらそれは真で、Bさんが言ったらそれは偽だということがありうるでしょうか。それとも、誰が言おうとお構いなしに、その文は真(もしくは偽)なのでしょうか。この種の問題は、知識が文脈(目下の例では帰属者)に左右されるのかどうか、という問題になります。認識論の展開を追いながら、知識についての文脈主義を考えます。
授業のねらい・到達目標 (1) 知識の標準分析を理解して、その反例を挙げることができる。
(2) 現代認識論における主要な立場の特徴を述べることができる。
(3) 「知っている」の文脈主義的な取り扱いでは、この言葉が何を意味するのかを説明することができる。


この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,4及びカリキュラムポリシーCP1,4に対応しています。
〇 真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観をもって、人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-3)
〇 文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見し、解決策を考えることができる。(A-4-3)
授業の方法 (1) 授業の形式:【講義】
(2) 主に、上枝美典著『現代認識論入門』を資料として用います。そこでは、錯綜した現代認識論の流れが整理され、ていねいに論じられています。そして、Blackboardに補足として授業メモを掲載します。
(3) 重要事項については、小課題が出ますので、期日までに提出してください。提出後、課題について解説を行います。
(4) 試験日には、Blackboardを通じて試験問題を配布します。
(5) Blackboardの掲示板機能を用いて、質問や議論の機会を設けます。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業の方法について説明する)【課題研究型】
【事前学習】シラバスを事前に確認しておく。 (1時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、知識の定義を考えてみる。 (1時間)
2 知識の標準分析【課題研究型】
【事前学習】プリントの「知識の標準分析」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、知識の標準分析をまとめておく (2時間)
3 ゲティア問題【課題研究型】
【事前学習】プリントの「ゲティア問題」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、ゲティア問題のポイントは何かを考えてみる。 (2時間)
4 初期の対応策【課題研究型】
【事前学習】プリントの「初期の対応策」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、ゲティア問題に対する初期の反応をまとめる。 (2時間)
5 知識の因果説【課題研究型】
【事前学習】プリントの「知識の因果説」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、知識の因果説の問題点を考えてみる。 (2時間)
6 ノージックの追跡理論【課題研究型】
【事前学習】プリントの「ノージックの追跡理論」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、ノージックの理論を整理する。 (2時間)
7 信頼性主義【課題研究型】
【事前学習】プリントの「信頼性主義」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、信頼性主義とその問題点を考えてみる。 (2時間)
8 証拠主義【課題研究型】
【事前学習】プリントの「証拠主義」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、証拠主義とその問題点を考えてみる。 (2時間)
9 証拠の構造【課題研究型】
【事前学習】プリントの「証拠の構造」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、証拠の構造を整理してみる。 (2時間)
10 文脈主義のタイプ【課題研究型】
【事前学習】プリントの「文脈主義のタイプ」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、文脈主義のタイプを整理しておく。 (2時間)
11 文脈主義と懐疑論【課題研究型】
【事前学習】プリントの「文脈主義と懐疑論」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、懐疑論への文脈主義的アプローチをまとめておく。 (2時間)
12 主体に鋭敏な不変主義【課題研究型】
【事前学習】プリントの「主体に鋭敏な不変主義」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、不変主義について重要事項をまとめておく。 (2時間)
13 新相対主義【課題研究型】
【事前学習】プリントの「新相対主義」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、文脈主義と新相対主義の違いを整理しておく。 (2時間)
14 徳認識論【課題研究型】
【事前学習】プリントの「徳認識論」の部分を読み、疑問点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】プリントと講義に基づき、徳認識論の考え方をまとめる。 (2時間)
15 試験と解説【課題研究型】(A-1-3, A-4-3)
【事前学習】第2回~第14回の内容を復習しておく。 (4時間)
【事後学習】学んだ事項を整理しておく。 (2時間)
その他
教科書 なし。プリントや資料を配布します。
参考書 上枝美典 『現代認識論入門』 勁草書房 2020年
戸田山和久 『知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)』 産業図書 2002年
神山和好 『懐疑と確実性』 春秋社 2015年
ジョン・グレコ(著)上枝美典 (訳) 『達成としての知識』 勁草書房 2020年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
【授業参画度】は、小課題やBlackboard掲示板での質疑によって評価します。
【授業内テスト】は、知識概念に関する重要事項について理解を確認するためのものです。
*授業達成目標の A-1-3 と A-4-3 は、授業における学修の積み重ねの結果、授業の最後に達成されます。そして、その評価は、授業参画度と授業内テストをあわせて行われます。
オフィスアワー Blackboard掲示板。または、遠隔授業用のメールアドレス、t0001277★stu.chs.nihon-u.ac.jp宛に(★を@に変換して)連絡してください。

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