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総合研究1~8(スポーツ文化実習(ヨーロッパのスポーツ環境とダイバーシティ))

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令和2年度以降入学者 総合研究1~8(スポーツ文化実習(ヨーロッパのスポーツ環境とダイバーシティ))
教員名 大嶽真人
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業)と現地実習の組み合わせ
Canvas LMSコースID・コース名称 2132550A7 2024総合研究1~8(スポーツ文化実習)(大嶽真人・前・集中)
授業概要 ヨーロッパでは、スポーツの「する・みる・ささえる・かたる」文化が広がり、2021年には東京オリンピックを通じて、世界中でスポーツが人々を結びつける特別な瞬間を共有しました。日本においては、スポーツが人々に夢や希望をもたらす力が認識されつつあるが、未だスポーツが文化として根付いているとは言い難い状況である。ドイツ連邦共和国では、スポーツが文化と一体化した環境が整備され、個々の個性が尊重される共生社会が築かれている。さらに地域とスポーツを融合させた総合型地域スポーツクラブが数多く存在し、サッカーをはじめとする様々なスポーツが楽しめる施設が提供されている。
本科目では、障がい者と健常者がスポーツを通じて、理解し合い・混ざり合い社会地域とスポーツが日常にある社会について考える。総合型地域スポーツクラブやスポーツシューレにてその活動理念やシステムをについて学ぶ。またプロスポーツクラブの環境やスタジアムの視察、トップスポーツの運営環境や試合観戦などスポーツ文化と多様性のテーマに深く関わり、理解を深めることを現地で学ぶ。
日本サッカー協会公認指導者ライセンスを保有し,様々な年代への指導経験と指導者養成講師の経験,障がい者スポーツの研究及びサポート経験がある教員がオムニバスで行う。さらに,現地にてクラブスタッフとクラブスポーツ及び障がい者スポーツ活動に関わる講師を招き授業を行う。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
ヨーロッパのクラブスポーツの「する・みる・ささえる・かたる」スポーツ文化に触れ、地域とスポーツを融合させたスポーツ社会の現状と課題、スポーツ文化の継承について学ぶ。スポーツがもたらす素晴らしい社会の創造、人々の豊さについて現地実習での体験を通じて、自分たちの将来や障がい者と健常者が自然に共存する共生社会を考える。
<到達目標>
オリンピック・パラリンピックについて説明できる。
総合型地域クラブとトップスポーツクラブの理念や運営、活動について説明できる。
スポーツ社会の現在の状況と課題、スポーツ文化について説明できる。
<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部のDP1及びCP1に対応しています。
<日本大学憲章との関係>
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる(。A-1-1)
授業の形式 講義、実習、オムニバス
授業の方法 授業の形式:講義・現地実習
本科目は、ドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴェストファーレン州ケルンでの現地実習を主体として行う。
現地実習は、9/4羽田空港集合〜9/12羽田空港または成田空港解散の8泊9で行う。
実習にかかる費用は自己負担となります(42万円程度を予定)
費用には、航空チケット・宿泊費・食事代(朝食,昼食・夕食(一部))・現地交通費(貸切バス等)・スタジアムツアー・入館入場料が含まれます。

現地実習の事前学習4回、事後学習に2回の事前授業を行います(日程及び授業形態は後日周知)。
また、直前に実習の準備・注意点に関する説明会を行います(日程は後日周知)。
現地実習では、当日の学習内容のまとめ発表を行う。
履修条件 4月11日(木)16日(火)12時20分より、SSGC体育学演習室1にて、本科目の説明会を実施します。履修希望者(または考慮中)は必ず参加すること。
履修登録は、参加者確定後に一括登録を行います。通常の履修登録画面には表示されません。
詳細は、Canvas LMSに掲示します。
履修するかどうか迷っている場合は、Canvas LMSに登録し、説明会にて内容を確認して判断してください。
定員12名から最大18名。応募者多数の場合は、抽選を実施します。希望者が少ない場合は、開講しません。
授業計画
1 日本の総合型地域スポーツクラブについて
【事前学習】総合型地域スポーツクラブについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】日本の総合型地域スポーツクラブの活動についてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
2 日本のパラスポーツの現状と課題
【事前学習】パラスポーツの意義と理念について調べておくこと (2時間)
【事後学習】パラスポーツの現状と課題について理解、まとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
3 国立スポーツ科学センター及びナショナルトレーニングセンター施設について
【事前学習】国内のスポーツ施設について調べておくこと (2時間)
【事後学習】国立スポーツ科学センター及びナショナルトレーニングセンター施設の取り組みについてまとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
4 総合型地域スポーツの活動と課題
【事前学習】総合型地域スポーツの実施状況と活動内容について調べておくこと (2時間)
【事後学習】総合型地域スポーツの活動と課題について理解、まとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
5 パラスポーツの歴史と現状
【事前学習】パラリンピックの競技について調べておくこと (2時間)
【事後学習】パラスポーツの歴史と現状についてまとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
6 パラスポーツへの取り組みと課題
【事前学習】パラスポーツの競技特性について調べておくこと (2時間)
【事後学習】パラスポーツの取り組みと課題について理解、まとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
7 スポーツシューレの歴史と役割
【事前学習】スポーツシューレの歴史と取り組みについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】スポーツシューレの歴史と役割ついてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
8 スポーツシューレ施設環境について
【事前学習】日本のスポーツ施設とスポーツシューレを比較して、特徴を調べておくこと (2時間)
【事後学習】スポーツシューレ施設についてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
9 プロスポーツクラブのクラブマネジメントについて
【事前学習】ブンデスリーグについてJリーグと比較して、特徴を調べておくこと (2時間)
【事後学習】プロスポーツクラブのクラブマネジメントについてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
10 プロサッカークラブの選手育成マネジメントについて
【事前学習】各種スポーツにおける選手育成について調べておくこと (2時間)
【事後学習】プロサッカークラブの選手育成マネジメントについてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
11 プロスポーツクラブ と地域スポーツクラブについて
【事前学習】プロスポーツクラブ と地域スポーツクラブの組織運営について調べておくこと (2時間)
【事後学習】プロスポーツクラブ と地域スポーツクラブの組織運営と課題についてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
12 ドイツスポーツの歴史と博物館視察
【事前学習】ドイツスポーツの歴史について調べておくこと (2時間)
【事後学習】ドイツスポーツの歴史と展示内容についてまとめること (2時間)
【担当教員】橋口泰一
【授業形態】対面授業
13 ドイツプロサッカーリーグ観戦
【事前学習】ドイツプロサッカーリーグの歴史と特徴について調べておくこと (2時間)
【事後学習】ドイツプロサッカーリーグの特徴についてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
14 スポーツスタジアム視察
【事前学習】日本のスポーツスタジアムと特徴について調べておくこと (2時間)
【事後学習】ドイツのスポーツスタジアムの特徴についてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
15 総括:日本とヨーロッパのスポーツ文化についてまとめる
【事前学習】実習で学習した内容をパワーポイントにまとめておくこと (2時間)
【事後学習】これまでの講義・実習の学習内容を振り返り、スポーツ環境とダイバーシティについてまとめること (2時間)
【担当教員】大嶽真人
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内で課す課題(100%)
事前授業や事後授業、現地実習におけるレポートやグループ課題、成果発表を授業内で課す課題とする。
オフィスアワー 2406:月曜・火曜・木曜の8:30-9:00,12:20〜12:50
Canvas LMSを通して随時行う

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