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日本考古学概説1

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令和2年度以降入学者 日本考古学概説1
教員名 濱田晋介
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 B019020Q7 2024日本考古学概説1(濱田晋介・前・月3)
授業概要 考古学は過去の人びとが製作し、使用したものを材料に、その当時の人びとの社会・文化・交流・集団組織など解明していく学問である。そのため文献の有無にかかわらず、モノ資料が存在すれば成立する学問であり、発掘調査によって研究材料を得るとことに特徴がある。こうした特徴を持つ日本考古学研究のこれまでの研究成果の概要を、旧石器時代から弥生時代までを対象に紹介する。また、国内の発掘調査の経験をもとに、時代ごとの遺跡の特色も解説していく。
授業のねらい・到達目標 日本における考古学の方法とその研究理論を学ぶことによって、旧石器時代、縄文時代、弥生時代が、これまでどのように研究されてきたか。これらの遺跡から何が導き出されてきたのか。遺跡の発掘調査から、各時代の社会をどのように推測しているのか、について、調査の具体的な事例を通して、その概要を理解・説明することができる。

<日本大学教育憲章との関係>
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・考古学の役割を解説することができる(A−1−1)
・現代社会における人文学・考古学の役割を説明することができる(Aー2ー1)

<ディプロマポリシーとの関係性>
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、2に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式
授業は対面で行う。授業の資料はCanvas LMSを利用する。初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。受講者への連絡はCanvas LMSの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。Canvas LMSあるいは指定するURLには各回ごとに使用するプリントをあげておく。プリントは事前にダウンロードして印刷しておくこと。このプリントをもとに、説明を加えプリントにない部分をノートに書き取っていく授業形態をとる。質問に対して授業中あるいはBbのメール機能を利用し応答していく。各自Canvas LMSを利用できる環境を整えるとともに、本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生は同時双方向型でのZoomでの参加を認める。
(1)Zoomでの参加を認める要件:法定による感染症対策のために自宅待機の学生(それぞれ信憑資料の提出を求める場合がある)、ケガや疾病で登校できない学生(それぞれ信憑資料の提出を求める場合がある)。
(2)Zoom参加学生に提出課題などがある場合:Canvas LMSに指示する方法で期日までに提出する。
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明し、考古学という学問の特性を解説する。A-1-1
【事前学習】第1回目のプリントを読むこと。「考古学」という学問がどのようなことを行うのか、事前に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 年代の推定方法1(どのような方法で年代の判らないものどうしの間の年代ー相対年代ーを導きだしているのかを解説する)A-1-1
【事前学習】第2回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 年代の推定方法2(自然科学的な方法で年代を探る方法を解説する)A-1-1
【事前学習】第3回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 日本の旧石器時代像(日本における旧石器時代研究の歴史を解説する)A-1-1
【事前学習】第4回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 旧石器時代の生活(日本での旧石器時代の遺跡の発掘事例から、当時のことをどのように復原しているかを理解する)A-1-1
【事前学習】第5回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 縄文時代像(縄文時代の研究成果から、縄文時代はどのような時代であったのかを理解する)A-2-1
【事前学習】第6回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 縄文時代研究史(縄文時代の研究の歴史を知り、縄文時代の研究がどのように解釈されてきたのかを把握する)A-1-1
【事前学習】第7回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 縄文時代の生業をさぐる(縄文時代の食に関わる活動は、どのようなものであったか、を遺跡の調査資料から推測し、理解する)A-1-1
【事前学習】第8回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 縄文時代の集落と墓(縄文時代の人びとの住まいである集落と、死後に葬られる墓を素材に、縄文時代の社会を理解する)A-1-1
【事前学習】第9回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
10 弥生時代研究史(弥生時代の研究、弥生時代の認識がどのように変化したのかを、研究史を題材に理解する)A-1-1
【事前学習】第10回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 弥生時代像(弥生時代の研究成果から、弥生時代がどのような時代であったかを理解する)A-2-1
【事前学習】第11回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 弥生時代の生業(弥生時代の食に関わる活動は、どのようなものであったか、を遺跡の調査資料から推測し、理解する)A-1-1
【事前学習】第12回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 弥生時代の集落と墓(弥生時代の人びとの住まいである集落と、死後に葬られる墓を素材に、弥生時代の社会を理解する)A-1-1
【事前学習】第13回目のプリントを事前に読んで、授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 理解度の確認と解説(これまでの授業の内容を振り返り、旧石器時代から弥生時代の内容や特徴を理解する。その後、理解度をはかるテストを行う。A-1-1
【事前学習】第2〜13回目までのプリントを読んでおくこと。 (3時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。課題を提出する (1時間)
【授業形態】対面授業
15 理解度の振り返りと続縄文時代と貝塚時代後期(弥生時代に現れた北と南の文化について解説する)A-1-1
【事前学習】第15回目のプリントを事前に読んで授業内容を把握し、理解しにくい事項について調べてしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で利用したプリントとノートを整理し、今回の授業を要約しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第14回に行う授業内テスト(100%)で、旧石器時代から弥生時代を適切に理解しているかを重点にして評価する。(100%)
原則として全ての授業に出席することを前提に評価する。
オフィスアワー 授業内、Canvas LMSを通じての質問に回答する。

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