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古文書・古記録学4

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令和2年度以降入学者 古文書・古記録学4
教員名 小川雄
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 B096024P7 2024古文書・古記録学4(小川雄・後・木2)
授業概要 古記録における一次史料と二次史料の相違と読解方法を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 古記録は、古文書と並ぶ歴史学研究の基本的なツールであり、一次史料(日記など)と二次史料(編纂物など)の相違や、各人の研究テーマ・関心によって、用途も多岐に分かれていく。また、一次史料が二次史料よりも、信頼性に優るとは限らず、立論次第では、二次史料の方が有用なこともある。本講義では、複数の時代の古記録を取り上げて、一次史料・二次史料の分類や読解のあり方を学習し、「自主創造」の実践に向けた準備を整えることができるようにする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,6及びカリキュラムポリシーCP3,4,6に対応しています。

・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2)
・新しい人びととコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる。(A-6-2)
授業の形式 講義、実習
授業の方法 授業の形式:【実習】
中世後期から近代までの古記録をサンプルとして、活字史料と未翻刻史料(崩し字)の読解力や、立論能力の基礎を習得する。
授業計画
1 ガイダンス(古記録の定義や、授業の目標・方法について説明する)
  配布した手引きを読み、疑問点は質問する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文読解についての知識を再確認する。 (2時間)
【事後学習】古記録に関する自分の理解を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 一次史料と二次史料の分類・対比1(古記録の仕分けを経験する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 一次史料と二次史料の分類・対比2(古記録の仕分けを応用する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 日記史料を読み解く1(簡略な記事を読む)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 日記史料を読み解く2(長文の記事を読む)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 編纂史料を読み解く1(簡略な記事を読む)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 編纂史料を読み解く2(長文の記事を読む)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 系図・家譜を読み解く(家ごとに伝わる記録を読み解く)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 覚書・回想を読み解く(当事者の経験や記憶を読み解く)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】漢文と訓点の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録読解を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 日記史料の翻刻1(簡略な記事を活字化する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 日記史料の翻刻2(長文の記事を活字化する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 編纂史料の翻刻1(簡略な記事を活字化する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録翻刻を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 編纂史料の翻刻2(長文の記事を活字化する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】崩し字の書き取りをおこなう。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録講読を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 古記録の注釈(注釈の付け方を習得する)
  配布されたプリントについての解説を踏まえつつ、指名に応じて実習する。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】第13回までのプリントの注釈を確認する。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り、整理した要点に沿って古記録講読を実習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 試験と解説
  理解度をはかる出題について、解答を提出する(課題研究)。(A-3-2,A-4-2,A-6-2)
【事前学習】解説を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間)
【事後学習】卒業論文の執筆に向け、古文書読解を実践する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 各回に授業用テキストを配布する。
参考書 『くずし字用例辞典』(東京堂出版)の用意が望ましい。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業参画度(20%)
試験は、第15回配信の出題への解答内容で評価する。
授業参画度は、講義中に指名した際の読解力の向上をみて評価する。
オフィスアワー 授業終了後。メールを通じての質問・相談にも対応する。

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