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学問の扉

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令和4年度以降入学者 学問の扉
令和元年度以前入学者 自主創造の基礎2
教員名 高榮蘭
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(状況に応じて、同時双方向と課題研究などをも取り組む。これについては事前に告知する)。
Canvas LMSコースID・コース名称 C00200C02 2024学問の扉/自主創造の基礎2(高榮蘭・後・木1)
授業概要 文学研究の基礎知識について考える。インターネットと文学研究について考える。青空文庫で公開されている文学作品をてがかりとしながら、発表と議論を行う。
授業のねらい・到達目標 【1】授業のねらい
これから続く演習形式の授業において、自力でテーマを決め、発表などを組み立てられるようにするための基礎的な知識などを学ぶ。特に近現代の文学作品を読むためには、その作品の発表当時における社会的、文化的な文脈を意識しながら、さまざまな情報を集めなければならない。さらに、発表の場では、それらの情報を使用しながら作品の分析を行うことが求められる。この授業では、作品に関するさまざまな情報から、面白いテーマを見出し、基礎的な発表方法を身につける。最後にグループごとの発表を通して、ディスカッションの作法なども身につけることを目指す。
【2】到達目標
①到達目標
・ 権の仕組みについて理解する
・ 青空文庫をはじめとする電子媒体を使った研究方法を身につける
・ 研究テーマを見出す能力を身につける
・ テーマと関連する文献等の探索と収集ができる
・ 他の受講者の演習発表を理解し、質疑応答の方法を身につける
②日本大学教育憲章との関係
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1)
・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
③ディプロマポリシーとの関係
旧カリキュラムでは、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP1,7に対応している。
新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。
授業の形式 演習
授業の方法 (1)グループごとにテーマと分析方法などを決め、発表をする。第1回目~2回目までの授業で、資料の検索方法、レジュメの作り方など、グループ発表の準備に必要な情報を学習する。第3回目以降からグループによる発表と議論を行う。発表を担当しない場合でも、毎回コメンテーターとして、発表者と議論を行う。レポートのフィードバックの方法等については、授業内で指示する。
(2)やむを得ない事情により対面授業に参加できない場合、事情を聞いた上で、個別的に対応する。該当者は、初回開始前にLMSを通して、必ず連絡すること。
★なお、授業計画は、実際の進行上の理由から場合によっては変更されることがある★
履修条件 クラス指定がある。
授業計画
1 授業の進め方について確認。授業で取り上げるテクストを分析するために必要な情報について議論する。(A-3-1)
【事前学習】青空文庫について調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で説明を受けた内容を整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
2 資料の検索・収集、発表内容の構築、報告の仕方などを学ぶ。(A-3-1、A-4-1)
【事前学習】さまざまな図書館のHPにアクセスし、授業に必要だと思われる本を調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業で説明を受けた内容を整理し、参考文献を読んでおくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業、課題研究
3 作品の分担とグループ分けをするための簡単な報告を行う。(A-5-1、A-6-1)
【事前学習】課題として出された資料を読み、整理しておくこと (2時間)
【事後学習】自分のテーマに合わせて、発表で使いたい作品を調べておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
4 全グループ:共同作業の方法について発表する。(A-6-1、A-7-1)
【事前学習】発表資料を作っておくこと (2時間)
【事後学習】発表の準備をするためのグループ学習をしておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
5 同時代の文学的、文化的な状況について勉強する。(A-1-1、A-3-1)
【事前学習】前回配布された資料を読み、まとめておくこと (2時間)
【事後学習】授業で紹介された参考文献を読んでおくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
6 グループAの青空文庫の「小説」に関する発表と討議を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】授業で取り上げる小説を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
7 グループBの青空文庫の「詩歌」に関する発表と討議を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】授業で取り上げる詩歌を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
8 グループCの青空文庫の「評論.エッセイ.随筆」に関する発表と討議を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】授業で取り上げる評論・エッセイ・随筆を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
9 グループDの青空文庫の「日記.書簡.紀行」に関する発表と討議を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】授業で取り上げる日記・書簡・紀行を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
10 グループEの青空文庫の「記録.手記.ルポルタージュ」に関する発表と討議を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】授業で取り上げる記録・手記・ルポルタージュを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
11 グループAからEまでの発表を整理し、文学と著作権&インタネット利用に関する議論を行う。(A-4-1、A-5-1、A-6-1)
【事前学習】AからEまでの発表資料を読み、コメントを整理しておくこと (2時間)
【事後学習】授業中に出された課題を翌週まで提出すること (2時間)
【授業形態】対面授業
12 グループAとB:コメントシートへの応答と再議論をする。(A-6-1、A-8-1)
【事前学習】授業で配布された資料を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
13 グループCとD:コメントシートへの応答と再議論をする。(A-6-1、A-8-1)
【事前学習】授業で配布された資料を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
14 グループEとF:コメントシートへの応答と再議論をする。(A-6-1、A-8-1)
【事前学習】授業で配布された資料を読んでおくこと (2時間)
【事後学習】発表に対するコメントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
15 これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める。(A-6-1、A-8-1)
【事前学習】これまでの資料をすべて再読し、まとめておくこと (2時間)
【事後学習】レポートを書いて提出すること (3時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
その他
教科書 青空文庫で公開されているテキスト
参考書 授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:求めるテーマと内容、提出状況を見て、A-1,A-3,A-4、A-5、A-8の達成度を評価します。(30%)、授業参画度:授業での発表、ディスカッション、毎回のリアクションペーパー等で、A-6、A-7、A-8の達成度を評価します。対面の授業に参加できない学生に対しても、不利益が生じないように対応します。(70%)
発表後、担当教員によるコメントや受講生からの質問、コメントを参考にしながら、レポートを作成し、提出する。なお、本授業では、対面による参加と、要件を満たした上での遠隔(課題研究を含む)参加とにおいて成績評価に差を設けない。
オフィスアワー 授業の前後。LMSかLineを通して質問してください。もし、面談が必要な場合は、事前に日程を調整し、オンラインで行います。

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