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文献資料研究

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令和2年度以降入学者 文献資料研究
令和元年度以前入学者 文献資料解読1(古典)
教員名 門脇大
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 C05303A22 2024文献資料研究(門脇大・後・水2)
授業概要 日本の書物の歴史と、くずし字読解の基礎を学ぶ。明治時代中期以前の日本の書物は、現代の我々が普段目にする書物とは本質的に異なるものである。書物の素材や形態、そして扱われる文字すら別物である。この授業では、おおまかな日本の書物の歴史に関する知識を習得し(講義)、くずし字読解の基礎力を養う(実習)。
授業のねらい・到達目標 日本の書物の歴史を理解して、基本的なくずし字の読解力を養成する。
前半(1~7回)は、日本の書物に関する歴史を講義する。どのような時代に、どのような書物が、どのような人々によって作られて享受されたのかを理解することができる。
後半(9~15回)は、江戸時代の書物を中心に、様々なジャンルの文字を読むことができるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のデイプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP2,3,4,5,8に対応しています。
・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら,新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら,自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の形式 講義、実習
授業の方法 前半(1~7回)は、日本の書物に関する歴史を講義する(講義)。知識の定着を確認するためのテストを行う(8回)。
後半(9~15回)は、実際に江戸時代の書物を中心とした古典籍資料の読解を行う(実習)。複数名のグループで、簡単な発表をする。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方、成績評価の方法など)
【事前学習】シラバスを確認する。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 書誌学概説
様々な本
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 写本と刊本
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 出版の流れ1
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 出版の流れ2
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 江戸の書物1
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 江戸の書物2
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 日本の書物に関する試験
【事前学習】1~7回までの復習。 (6時間)
【事後学習】テストの復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 江戸版本の解説と読解
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 江戸版本の読解と発表1
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 江戸版本の読解2
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 江戸版本の読解3
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 江戸版本の読解4
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 江戸版本の読解5
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 江戸版本の読解6
【事前学習】配付資料の確認。 (2時間)
【事後学習】授業内容の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 適宜指示・配布する。
参考書 堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年
児玉 幸多 『くずし字解読辞典 普及版』 東京堂出版 1993年
児玉 幸多 『くずし字用例辞典 普及版』 東京堂出版 1993年
上記以外は適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:古文書読解のレポート(30%)、授業内テスト:日本の書物に関する試験(8回)(50%)、授業参画度:グループ発表(20%)
オフィスアワー 水・金3限、他zoomでの実施。事前にアポイントを取ること。

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