文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 中国語中国文化学科 > 中国学入門1
日本大学ロゴ

中国学入門1

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 中国学入門1
教員名 小浜正子
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(対面で参加できない学生には、オンデマンド配信を行う)。事前課題を踏まえて講義を行う。(Canvasに登録して連絡事項を確認すること)
Canvas LMSコースID・コース名称 D002040C7 2024中国学入門1(小浜正子・前・火2)
授業概要 中国は、現在に続く世界の文明圏の中で最も長い歴史を持つ。中国社会と文化を知るためにその歴史に関する理解は不可欠である。本授業では、古代から近世に至る前近代の中国の歴史に関する基本的な知識を解説し、それに基づいて中国史上の諸問題や現代中国社会の重要な論点の歴史的背景に関する問いについて受講生自身で考察してゆく。
授業のねらい・到達目標 ①中国前近代の歴史の流れを理解し、基本的な知識を身につける。
②現代中国社会の諸問題を歴史的背景を基に考察することが出来る。
③歴史的事象をめぐる史料を当時の時代背景を踏まえて読解して、過去の社会について考察することが出来る。
④歴史的思考力を身につけ、それに基づいて現在の国際関係を考えることが出来る。
グローバル社会の抱える諸問題を見出すことができる(A-2-1)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの2に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 事前学習を踏まえて、講義を中心に行う。
テキストの関連部分を予習して、事前に課題を提出する。また授業用資料が事前にCanvasにアップされるので、それをプリントアウトして授業に参加する。
講義を聴きながら、授業用資料と併せて考察する。
授業時間内に、課題に対してコメントぺーバーを提出する。
フィードバックの方法は授業内で提示する。
授業計画
1 はじめに(ガイダンス) -中国史を学ぶ際の要点と、現代中国社会との関連について考察する。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を確認する。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容について疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】テキストを読んで授業中の理解が不十分だった点を再度考察する。 (2時間)
2 東部ユーラシアの環境と多様性について理解する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
3 気候変動と殷・周から春秋・戦国への社会変化について理解する(A-2-1)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
4 漢王朝の「海内一統」とはどのようなことを言い、それは中国史全体に以下に影響したかを理解する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
5 南北朝時代の中国について理解し、中国の地域差について考察する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
6 唐王朝とその世界性について理解し、東アジア世界の特質について考察する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
7 10世紀以降の東アジア世界の大変容と、そこにおける宋王朝の位置づけについて理解する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
8 モンゴル時代の中国と、中央アジアとおよびユーラシア全体との関連について理解する。(A-2-1)
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
9 明朝と東アジアの体制について理解し、前後の時代との異同について考察する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
10 明朝の時代像を社会・経済・文化の各側面について理解する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
11 清朝の覇権について、ユーラシア大陸全体の状況の中で理解する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
12 清朝支配の特質について学び、その長所と問題点について考察する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておくCanvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
13 近代世界の中の清朝について対外関係における具体的な問題点を学び、現在の対外関係と比較する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
14 清朝社会の近代における変化について学び、現代中国社会との関連を考察する。
【事前学習】テキストの該当部分を読んで、内容を理解し、疑問点を確認しておく。Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、今回の授業内容の論点を確認しておく。 (3.5時間)
【事後学習】テキストおよび授業プリントを読み直して疑問点が理解できたかを確認し、さらに考察を深める。 (0.5時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。特に中国前近代社会の特質と、現代中国社会との異同について考察する。
【事前学習】Canvasからプリントをダウンロードしてプリントアウトし、この科目の授業全体について振り返って論点を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】テキストを読み返して、前近代中国の歴史について振り返り、歴史的思考力を深める。 (2時間)
その他
教科書 岸本美緒 『中国の歴史』 ちくま学芸文庫 2015年
参考書 山本英史 『中国の歴史』 河出書房新社 2010年
成績評価の方法及び基準 レポート:学期内に1~2回、指定された課題に対して提出したレポートを評価する。(30%)、授業内テスト:授業中に、内容の理解度に関する小テストを行うことがある。(10%)、授業参画度:事前課題および授業内に提出するコメントペーパーによって評価する(対面授業に参加できない学生は、Canvasに提出する。)(60%)
オフィスアワー 随時(学科事務室を通じて予約する)
対面授業に参加できない学生はCanvasを通じて連絡すること。
備考 「自主創造の基礎」「学問の扉」「中国語1~14」「中国学入門1~4」の単位を修得しないと「研究ゼミ1、2」、「卒業ゼミ1、2」を履修できないので注意すること。

このページのトップ