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ジャーナリズム論

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令和2年度以降入学者 ジャーナリズム論
教員名 仲川秀樹
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 主として対面により実施いたします。(一部遠隔)オンデマンド授業形態に変更もあります。教科書は重要です。必ず準備してください。
Canvas LMSコースID・コース名称 G076071X8 2024ジャーナリズム論(仲川秀樹・後・火1)
授業概要 ジャーナリズムの世界を古典理論を中心に体系的に論じます。ジャーナリズムの影響過程を、強力効果論、限定効果論の古典理論から入り、ジャーナリズムの強大さにせまります。具体的には、「世論」「議題設定機能」「沈黙の螺旋理論」から、説得的コミュニケーションとしての世論操作とプロパガンダを論じていきます。政治宣伝から商業宣伝としての広告やPRなども含みます。ジャーナリズムを考えるには、送り手と受け手の責任も重要であることから、送り手であるマス・コミュニケーションの社会的責任、受け手であるオーディエンスのメディア・リテラシーの問題を取り上げる予定です。マス・コミュニケーションにおけるジャーナリズムの世界を体系的に考える授業となります。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
ジャーナリズム世界を体系的に理解することにより、その影響と効果を正確に理解できることをめざします。
ジャーナリズムの影響から社会がどのように流れていくのか、その過程をたどり、情報認識力を養いながら、世論などの動向に対応できるようになります。
<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標です。
多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸問題について、メディア研究における多様な基礎理論を用いて説明することができます。(A-4-2 問題発見・解決力)
この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業は対面式にて実施いたします。教科書に沿った講義を中心に進めてまいります。シラバスと教科書の内容に合わせ、基礎理論として古典理論から入り、今日のジャーナリズムにかかわる問題を分析します。

授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックをおこないます。
対面授業への参加が困難な人は、個別に指示いたします。

本授業の事前・事後学習は、各2時間を目安とします。
履修条件 前期「マス・コミュニケーション論」を履修していることが望ましいです。
授業計画
1 ジャーナリズム論の授業の進め方(授業内容、授業方法、成績評価などを説明します)(A-4-2)
【事前学習】シラバスと教科書を読み、授業全体の流れを理解しておいてください (1時間)
【事後学習】教科書とシラバス内容を確認し、次回の授業に備えてください (1時間)
【授業形態】対面授業
2 ジャーナリズムの世界、ジャーナリズムの全体像を説明します(A-4-2)
【事前学習】教科書の目次と全体内容の把握につとめてください (2時間)
【事後学習】教科書の要点をノートにまとめてください (2時間)
【授業形態】対面授業
3 ジャーナリズムと世論、世論の強大さについて考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第4章の1を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
4 ジャーナリズムの影響力と「議題設定機能」、いかに争点はつくられるのか(A-4-2)
【事前学習】教科書第4章の2を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
5 強力効果論の再生と「沈黙の螺旋理論」からジャーナリズムの強さを考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第4章の3を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ジャーナリズムによる人びとの意思決定としての「第三者効果」と「社会依存モデル」(A-4-2)
【事前学習】教科書第4章の4を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
7 ジャーナリズムと説得的コミュニケーション、送り手の意図について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章の1を読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
8 世論操作とプロパガンダがオーディエンスに与える影響を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章の2と3を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
9 説得的コミュニケーションと大衆説得(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章の4を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
10 説得的コミュニケーションと広告(CM・広報)の役割を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第5章の5と6を、読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 情報の送り手の責任について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第8章の1を、読んでおいてください。 (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 オーディエンスの社会的責任について考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第8章の2を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
13 メディア・リテラシー、情報認識力の必要性を考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第8章の3を、読んでおいてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください (2時間)
【授業形態】対面授業
14 ジャーナリズムとオーディエンスのバランスについて考えます(A-4-2)
【事前学習】教科書第8章の要点を考えてください (2時間)
【事後学習】教科書と講義ノートを参照し、ジャーナリズムの影響効果を振り返ってください (2時間)
【授業形態】対面授業
15 ジャーナリズム論の総括と振り返ります(A-4-2)
【事前学習】これまでの講義ノートを再確認してください (3時間)
【事後学習】講義における要点をピックアップし、整理してください (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 仲川秀樹 『マス・コミュニケーションの世界―メディア・情報・ジャーナリズム―』 ミネルヴァ書房 2019年
参考書 必要に応じて紹介いたします。
成績評価の方法及び基準 レポート:試験代替レポート(40%)、授業内テスト:授業内試験(60%)
以上を踏まえ、A-4-2(問題発見・解決力)の修得状況を評価します。
授業内試験等については、授業およびCanvasLMS上にて、詳細を説明いたします。
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途、説明いたします。
オフィスアワー 授業終了後、メールやCanvasLMSd上で、対応いたします。
備考 初回講義開始まで、当該授業のCanvasLMSのコース登録をおこなってください。

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