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社会学特殊研究Ⅲ

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令和2年度以降入学者 社会学特殊研究Ⅲ
教員名 菊池真弓
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 G116074H8 2024社会学特殊研究Ⅲ(菊池真弓・後・火5)
授業概要 本授業では、これまで学んできた社会学的な理論や方法論に基づき、私達の身近な日常生活、現代社会における社会問題の分析・考察を加えながら、今後の課題について考えることを目標とします。授業内容としては、新聞や統計・世論調査、DVD教材、ロールプレイ、グループワークなどを活かして、「コミュニケーション能力・協働する力」、「社会問題への関心と創造力」、「多様性の理解」を身に付けることがねらいです。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
 (1)社会学的な理論や方法論、社会関係、集団の概念を説明することができる。
 (2)身近な家族、地域社会の現状と課題について説明することができる。
 (3)現代社会における社会問題の現状と課題について、具体的なデータや事例に基づき説明することができる。 
<能力>
 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。
 ・日常生活から国際社会に至る現代社会の多層性と多様性を理解し、グローバル化する現代社会が抱える矛盾について、社会学における専門領域の観点から解決策を提案することができる。(A-2-4 個人・家族の多様化、社会変動の過程を理解し、説明する力)
 ・どのような研究課題や社会問題に対しても、その解決のために必要な情報や知識、資源を集め、分析を通じて解決策を提示することができる。(A-5-4 少子高齢化、環境、災害、ジェンダーの現状と課題を理解し、説明する力)
*この科目は文理学部(学士(社会学)のDP2,5及びCP2,5に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 ☆授業形態は対面授業であるが、一部の遠隔授業(オンデマンド授業+課題研究)をとりいれることもある。
※対面授業実施日までに、Canvas LMSを通じて、授業資料を配信する。具体的には、①講義を中心としながら、授業内ワーク(毎回の授業ふりかえりコメントなど)を行う予定です。②授業に対する質問などは、授業時に直接対応または教員への個別メールで受け付けて随時対応します。小レポートに対するコメントなどについては、次回授業の冒頭などで行います。③課題レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、Canvas LMSでコメントをフィードバックします。④私たちを取り巻く身近な人と人との関係、集団との関係、現代社会に起こっている様々な問題とその対策など、新聞やテレビなどの情報に基づき、社会の動向に関心を持つように心がけてください。
履修条件 ※履修者は、必ずCanvas LMSのコース登録を行うこと。
※初回授業において、授業の方法、成績評価などについて説明します。
授業計画
1 ガイダンス:授業内容や到達目標、評価基準の確認を行う。また、社会学的な視点・方法・社会学の潮流について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】シラバスを確認しておく。社会学の理論・方法論・歴史を調べておく。 (1時間)
【事後学習】授業計画と到達目標、社会学の理論・方法論・歴史を復習しておく。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 個人と集団(1):社会的行為と社会関係について説明できる。(A-2-4)
【事前学習】社会的行為と社会関係に関する情報を調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義とロールプレイを踏まえ、ワークシートを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 個人と集団(2):社会生活と集団について説明できる。(A-2-4)
【事前学習】社会生活と集団に関する情報を調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義とグループワークを踏まえ、ワークシートを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 家族とは:現代家族の機能・役割とその変化について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】身近な社会で起こっている家族問題について調べておく。 (1時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 地域社会とは:都市と農村の現状と課題、コミュニティ形成について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】都市と農村の現状と課題について整理しておく。  (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 社会問題とは:社会問題の定義とその捉え方について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】社会問題の定義について調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義とグループワークを踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 現代社会の社会問題(1):少子高齢社会の現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】少子高齢化の定義、それらの問題点に関する情報を調べておく。  (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 現代社会の社会問題(2):環境問題の現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】環境問題の現状や事例などについて調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 現代社会の社会問題(3):社会福祉の現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】社会福祉制度の現状と課題に関する情報を調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 現代社会の社会問題(4):ジェンダーの現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】ジェンダー問題の現状と課題に関する情報を調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 現代社会の社会問題(5):災害・復興の現状と課題について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】災害・復興の現状や事例などについて調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 社会調査・社会計画:社会調査・社会計画について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】社会調査・社会計画に関する情報を調べておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を踏まえ、期末課題レポートを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 社会問題を考える(1):報告・討論(個人・家族・地域の視点から)ができる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】グループ報告に関する準備を進めておく。  (2時間)
【事後学習】グループ報告・討論を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 社会問題を考える(2):報告・討論(個人・家族・地域の視点から)ができる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】グループ代表報告に関する準備を進めておく。  (2時間)
【事後学習】全体討論を踏まえ、小レポート課題を提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体のまとめとふりかえり:多様なライフコースを可能にする共生社会の構築について説明できる。(A-2-4、A-5-4)
【事前学習】第1回から第14回までに学んだ内容を整理しておく。 (5時間)
【事後学習】個別のライフコースから今後の家族・地域社会との関係を分析・考察する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 ※教科書は使用しない。
参考書 杉座秀親・石川雅典・菊池真弓 『社会学と社会システム』 弘文堂 2021年
※適宜、授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の授業で課す小レポート課題(60%)、授業参画度:授業コメント・グループワークへの積極的な参加姿勢(10%)、期末課題レポート提出・報告(30%)
※A-2-4(個人・家族の多様化、社会変動の過程を理解し、説明する力)、A-5-4(少子高齢化、環境、災害、ジェンダーの現状と課題を理解し、説明する力)の達成度は、期末課題レポート提出・報告と毎回の課題(ふりかえり)を通した達成度から判定する。
オフィスアワー 質問については、授業時に直接および教員メールで随時受け付け、フィードバックは、適宜行う。期末課題レポートのフィードバックは、Canvas LMSにおいて個別に行う。
備考 ※初回講義開始までに、当該授業のCanvas LMSのコース登録を行うこと。

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