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ソーシャルワーク演習(専門)2

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令和3年度以降入学者 ソーシャルワーク演習(専門)2
令和2年度以前入学者 ソーシャルワーク演習3
教員名 吉田仁美
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業:基本的には毎回対面形式で行います。
Canvas LMSコースID・コース名称 H03511B09 2024ソーシャルワーク演習(専門)2/ソーシャルワーク演習3(吉田仁美・前・水2)
授業概要 これまでの学んできた知識と関連して学習し、ソーシャルワークの知識・技術・価値を理解することを目的とします。本授業では、グループワーク理論、グループワークの展開過程をグループワークや演習事例を通して学び、支援を必要とする人が抱える複合的な課題に対する総合的かつ包括的な支援について実践的に学びます。
授業のねらい・到達目標 ・相談援助の知識と技術にかかわるほかの科目との関連性も視野に入れつつ、社会福祉士に求められる相談援助にかかわる知識と技術について実践的に習得します。
・グループワークの展開過程を把握・理解し、説明ができるようになります。グループワーカーに求められるスキルを演習事例から学ぶことにより、グループワークの企画や実践ができるようになります。

〔ディプロマポリシーとの関係〕
この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP3及びCP3に対応しています。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP5・6・7に対応しています。

〔日本大学教育憲章との関係〕
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5-3)。
・さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。
・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-2)。
授業の形式 演習
授業の方法 ・授業は演習事例を用いてグループワーク形式で進めていきます。グループごとにディスカッションした内容を発表し、授業終了時に振り返りを行います。
・授業時に課題を出すこともあります。提出方法やフィードバックはブラックボードを通じて提示します。
・本授業の事前学習、事後学習は原則各1時間の学習を目安にしています。
・対面参加が困難な学生は教員の許可を受けてZOOMにてオンライン参加ができます。
履修条件 本科目は、社会福祉士指定科目であり、相互履修科目(他学科学生が履修可能な科目)ではないため、社会福祉学科学生に限り履修できます。
授業計画
1 オリエンテーション:演習グループのメンバーを確認する。(A-7-2)
【事前学習】シラバスを事前に確認し授業の概要を理解する (1時間)
【事後学習】グループワーク理論についてこれまでほかの講義で習得した内容を整理しておく。 (1時間)
2 社会集団とは何か:これまで所属した社会集団から考えてみる。(A-6-3)
【事前学習】現在に至るまでに所属した社会集団について整理しておく。 (1時間)
【事後学習】社会集団について理論的な内容も踏まえて整理しておく。 (1時間)
3 グループワークとは何か:グループとグループワークの違いを考える。(A-6-3)
【事前学習】グループワークについてこれまで学んだことをもとに整理しておく。 (1時間)
【事後学習】グループワークとグループの相違を明確に整理し、説明できるようにしておく。 (1時間)
4 集団に対する相談援助事例(1)(A-5-3)
【事前学習】事例について不明点があれば調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループワーク対象者の課題をまとめておくこと。 (1時間)
5 集団に対する相談援助事例(2)(A-5-3)
【事前学習】事例から読み取れる生活課題を整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】他者の意見を取り入れながら支援内容を整理しておくこと。 (1時間)
6 グループワーク展開過程:準備期(A-7-2)
【事前学習】準備期について調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループワークの振り返りを行い、疑問点等はノートにまとめておくこと。 (1時間)
7 グループワークの展開過程:開始期①(A-7-2)
【事前学習】開始期(契約事項)について調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】事例を読み振り返りを行っておくこと。 (1時間)
8 グループワークの展開過程:開始期②(A-7-2)
【事前学習】グループワーカーの役割について調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】開始期でおこなれる作業について整理しておくこと。 (1時間)
9 グループワークの展開過程:作業期(A-7-2)
【事前学習】作業期におけるグループワーカーの役割を考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】相互援助システムについて整理しておくこと。 (1時間)
10 グループワークの展開過程:終結期(A-7-2)
【事前学習】終結期について調べておくこと。 (1時間)
【事後学習】これまでの事例の振り返りを行うこと。 (1時間)
11 グループワークの展開過程:まとめ(A-6-3)
【事前学習】これまでの事例で疑問点があれば整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】事例の振り返りをレポートにまとめておくこと。 (1時間)
12 グループワークの企画①(A-7-2)
【事前学習】グループワーク企画にあたり事前準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】企画する際の重要項目をまとめておくこと。 (1時間)
【授業形態】課題研究
13 グループワークの企画②(A-7-2)
【事前学習】プレゼンテーションにグループワーク企画をまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】メンバーのグループワーク企画を振り返る。 (1時間)
14 グループワークの企画③(A-7-2)
【事前学習】プレゼンテーション用にグループワークの概要をまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】フィードバックコメント、相互評価の内容をまとめておくこと。 (1時間)
15 演習のまとめ:これまでの授業の振り返り(A-6-3)
【事前学習】これまでの授業内容をまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループディスカッションの振り返りをする。 (1時間)
その他
教科書 使用しない。
参考書 授業時に提示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究レポート(50%)、授業参画度:授業への参加、視聴状況、ディスカッション、プレゼンテーション(50%)
授業参画度は授業への参加・視聴状況、参加姿勢、ディスカッションへの参加状況、プレゼンテーションで評価します。
対面授業に参加できない場合においても、ハイフレックス型授業を通して上記の項目について同様に評価します。
オフィスアワー 質問などはブラックボードを通じて受け付けます。
備考 授業を欠席する場合は、事前に担当教員(吉田)まで連絡を入れること。
学生の学修と進捗状況をみて授業内容を変更することもある。

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