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精神障害者の福祉と生活

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令和2年度以降入学者 精神障害者の福祉と生活
教員名 吉田仁美
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業:基本的には毎回対面で授業を実施します。
Canvas LMSコースID・コース名称 H082111766 2024精神障害者の福祉と生活(吉田仁美・後・月2)
授業概要 精神障害者の福祉と生活の実態を学ぶことを通して、精神障害者の障害特性についての理解を深めることとする。本授業では障害者統計やジェンダー統計を活用して授業を展開する。加えて、わが国における精神科障害者の就労等の現状と課題についても、海外との比較から言及する。
授業のねらい・到達目標 精神障害者は身体・知的障害者とは異なり、疾病と傷害の共存が大きな特徴となる。こうした精神障害者の障害特性についての概要を学ぶとともに、わが国における精神障害者の現状や実態を理解し、その課題と解決策について説明することができる。

〔ディプロマポリシーとの関係〕
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応している。

〔日本大学教育憲章との関係〕
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2)
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2)
授業の形式 講義
授業の方法 ・授業は教員からの一方的な講義だけではなく、質疑応答を積極的に行うことを通して双方向の授業としたい。また、現場の第一線で活躍するゲストスピーカーを招聘しての、実践的な講義も予定している。
・授業内でペアワーク、グループワーク、グループディスカッション等のアクティブラーニングを取り入れた授業形態を取り入れることがあります。
「障害者福祉論」、「障害者の理解」などの授業と関連づけて学習することによって、さらに精神障害者に対する理解が深まるものと思われる。事後学習として、授業時に配布するレジュメ等や参考資料を読み返しておくこと。なお、本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 オリエンテーション、自己紹介(本講義の目的・方法等の概要について説明する。)(A-3-2)
【事前学習】事前にシラバスに目を通し、授業の概要を理解する (2時間)
【事後学習】授業の目的、概要を理解する (2時間)
【授業形態】対面授業
2 精神障害の概要①(精神障害全般の障害特性について)(A-3-2)
【事前学習】精神障害の障害特性等の概要について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 精神障害の概要②(統計でみる現状)(A-3-2)
【事前学習】統合失調症について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 精神障害の概要③(東京都保健福祉調査の分析を中心に)(A-3-2)
【事前学習】気分障害について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
5 精神障害の概要④(関連調査の分析を中心に)(A-3-2)
【事前学習】その他の精神疾患について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 わが国の精神障害者を取り巻く現状について(海外との比較からみたわが国の特徴)(A-4-2)
【事前学習】わが国の精神障害者をとりまく現状を調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 わが国の精神障害者を取り巻く課題(他国の事例との比較から)(A-5-2)
【事前学習】わが国の精神科医療の課題について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 ゲストスピーカー:精神障害者の生活の現状とその課題について(A-5-2)
【事前学習】精神障害者の生活の状況について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 精神障害者の人権と歴史的経緯について(A-4-2)
【事前学習】精神障害者の処遇についての歴史的な経緯を調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 ゲストスピーカー(実践現場の専門家)からの提言(A-4-2)
【事前学習】ゲストスピーカーへの質問事項を考える (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 ゲストスピーカー:精神障害者の職業リハビリテーションの実際について(社会自立のために)(A-4-2)
【事前学習】リハビリテーションの4分野について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 精神障害者の支援の実際(障害特性を踏まえた地域での支援の方法)(A-4-2)
【事前学習】地域での支援の種類と方法について調べる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 これまでの授業を基にディスカッションおよび質疑応答(事前にテーマを提示)(A-5-2)
【事前学習】ディスカッションのテーマについて事前に考え意見をまとめる (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 授業内試験および解説(A-4-2)
【事前学習】これまでの講義の復習 (2時間)
【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体の総括と質疑応答(A-5-2)
【事前学習】授業全体の疑問点についてまとめておく (2時間)
【事後学習】授業内容全体の復習と確認 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 授業の中で適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 試験(30%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパー、質問等による(70%)
オフィスアワー 毎週水曜日の昼休みに研究室で行う。事前にアポイントメントをとっておくことがのぞましい。

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