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教育学基礎論1

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令和2年度以降入学者 教育学基礎論1
教員名 日暮トモ子
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 J00308A01 2024教育学基礎論1(日暮トモ子・前・月3)
授業概要 「教育学」を体系的に学んでいくための基礎的な知識と技能を習得する。
幅広い分野・領域から構成される教育学の概要を理解し、その学習方法を身につけるために、授業への参加方法の習得をおこなう。具体的には、文献資料の探し方、読み方(批判的検討)、レポート作成などを行い、2年次以降の教育学を学ぶための基礎づくりを行う。
授業のねらい・到達目標 この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。
次の項目について十分習得することが期待される。
大学の授業と高校の授業の違い/大学生の生活と学業の関係/ノートの取り方/論述式の試験問題への答え方/レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/書評の方法/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法

本科目の到達目標は、以下のとおり。
(1)大学で学んでいくための基本的な倫理観が身についている(A-1-1)
(2)伝えたいことを正確に伝えることができる(A-6-1)

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1, 6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・講義に加え、履修者による書く、読む、調べる、話し合う、まとめる、発表するといったさまざまな活動を通じて、大学で主体的に学ぶための基礎的な知識、技術を身につける。
・授業前までにLMS上に授業資料を配信するので、受講生は事前に読んでおくこと。
・配付資料は各自ファイリング等して整理しておくこと。
・適宜、ディスカッションやグループワークの機会を設ける。
履修条件 指定された同一教員の「教育学基礎論1」(前期)、「教育学基礎論2」(後期)を合わせて履修すること。
授業計画
1 LMSの使い方、自己紹介、本科目の学び方
【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要、ねらい等を把握する。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、大学での学びの目標をたててみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 高校までの学びと大学での学び(1)(A-1-1)
学びとは何かについて考える
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学びとは何か、大学での学びについて考えたことをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 高校までの学びと大学での学び(2)
何を学ぶか、どのように学ぶか
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学力、コンピテンシーなど鍵となる概念の整理を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 学ぶことの意味(1)
「まねる」ことと「学ぶ」こと
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、「まねる」ことと「学ぶ」ことについて考えたことをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 学ぶことの意味(2)
「学ぶ」という行為の意味、参加としての学び、対話による学び
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、人間の学ぶという行為の意味について、考えたことを整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 学びの場・学び方(1)
学校の役割、機能
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、学校の役割・機能について考えたことを整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 学びの場・学び方(2)
家庭や地域の教育機能
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、家庭や地域の教育機能について考えたことを整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 学びの場・学び方(3)
ノンフォーマルな場での学び、体験的な学び
国外での学び(異文化体験)、オンライン上での学び
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読みなおし、ノンフォーマルな場での学びの意味について考えたことを整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 レポート作成の準備(1)(A-1-1)
学術論文の読み方、エッセイとの違い
【事前学習】教育学分野の興味・関心のあるテーマをいくつか挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートのテーマを考えておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 レポート作成の準備(2)(A-1-1)
文献検索、図書館の活用
【事前学習】大学の図書館のHPを確認するとともに、どのような論文検索サイトがあるのかも調べておく。 (2時間)
【事後学習】テーマに基づき検索した論文について、その概要をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 レポートの作成(1)
テーマの検討を行う。
【事前学習】レポートテーマについて、検索した論文等を参照しながらテーマの再検討を行い、問いや仮説を考えておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートテーマの再検討や絞り込みを行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 レポートの作成(2)(A-1-1)
レポートの書き方の注意点等を確認する。
【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】配付資料を読み直し、レポートの書き方の注意点を踏まえ、レポートを作成する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 レポートの作成(3)その1(A-6-1)
レポートの相互検討
【事前学習】自ら設定したレポートのテーマに基づき関連する論文・資料を集め、作成する。 (2時間)
【事後学習】他者の意見を踏まえ、レポートの修正を行い、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 レポートの作成(4)その2(A-6-1)
レポートの相互検討
【事前学習】自ら設定したレポートのテーマに基づき関連する論文・資料を集め、作成する。 (2時間)
【事後学習】他者の意見を踏まえ、レポートの修正を行い、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 レポートの作成(5)(A-6-1)
作成したレポートの振り返りを行う。
【事前学習】これまでの授業で扱った内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】作成したレポートを振り返り、改善点をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特に指定しません。LMS上に資料を配信します。
参考書 専修大学出版企画委員会 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
慶應義塾大学教養研究センター監修 『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年
木村元 『学校の戦後史(岩波新書)』 岩波書店 2015年
小山静子 『子どもたちの近代』 吉川弘文館 2002年
吉見俊哉 『大学とは何か(岩波新書) 』 岩波書店 2011年
ピーター M センゲほか 『学習する学校―子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する』 英治出版 2014年
上記のほか、適宜授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:期末レポート(50%)、授業参画度:各回で課された課題の提出状況及びその内容(50%)
オフィスアワー メールで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。

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