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教育学基礎論2

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令和2年度以降入学者 教育学基礎論2
教員名 日暮トモ子
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 主として対面授業で行う。一部、オンデマンド型授業や課題研究にて実施する。
Canvas LMSコースID・コース名称 J00708A02 2024教育学基礎論2(日暮トモ子・後・月3)
授業概要 「教育学」を体系的に学んでいくための基礎的な知識と技能を習得する。
幅広い分野・領域から構成される教育学の概要を理解し、その学習方法を身につけるために、授業への参加方法の習得をおこなう。具体的には、「教育学基礎論1」で学んだことを活かしながら、個人やグループでの発表、教育学関係の課題レポート作成などを行い、2年次以降の教育学を学ぶための基礎づくりを行う。
授業のねらい・到達目標 この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。
次の項目について十分習得することが期待される。
大学の授業と高校の授業の違い/大学生の生活と学業の関係/ノートの取り方/論述式の試験問題への答え方/レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/書評の方法/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法

本科目の到達目標は以下のとおりである。
(1)広い視野の重要性を認識し、世界で起こっている多様な出来事について学ぼうとする態度を有している(A-2-1)
(2)設定された課題に真摯に取り掛かることができる(A-5-1)

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2,5に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・講義に加え、履修者による書く、読む、調べる、話し合う、まとめる、発表するといったさまざまな活動を通じて、大学で主体的に学ぶための基礎的な知識、技術を身につける。
・LMS上に授業資料を配信するので、受講生は事前に読んでおくこと。
・配付資料は各自ファイリング等して整理しておくこと。
・適宜、ディスカッションやグループワークの機会を設ける。
履修条件 指定された同⼀教員の「教育学基礎論1」(前期)、「教育学基礎論2」(後期)を合わせて履修すること。
授業計画
1 イントロダクション
後学期授業の内容、流れ、到達目標等を理解する。
前学期授業の振り返り、自己紹介、文献の紹介、グループ分け
【事前学習】シラバスにより授業の概要を把握する。前期授業の復習を行う。 (2時間)
【事後学習】配布資料を読み直し、授業内容をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 指定された文献資料を読んで議論をする(A-2-1)
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】議論した内容を振り返り、論点を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 グループ発表の準備(1)(A-2-1)
グループごとにテーマの設定を行う。「問い」の立て方を学ぶ
【事前学習】グループごとに発表するテーマをいくつか考えておく。 (2時間)
【事後学習】問いや仮説の立て方について復習し、発表テーマの絞り込みを行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 グループ発表の準備(2)(A-2-1)
グループで設定したテーマについて、文献・資料収集を行う。
【事前学習】グループ発表のテーマに基づき、文献収集を行い、リストを作成する。 (2時間)
【事後学習】作成したリストのうち、中心的な文献について論点・要点をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 グループ発表の準備(3)(A-2-1)
作業計画を立て、役割分担を決定する(発表構成について)
【事前学習】事前配付資料を読んで、グループ発表の作業計画を仮に立てておく。 (2時間)
【事後学習】作業計画や役割分担を見直し、グループ発表の準備を進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 グループ発表の準備(4)(A-2-1)
グループの発表テーマに係る文献レビューを行う。
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配付資料の復習を行い、文献を批判的に読むためのポイントをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 グループ発表の準備(5)
発表資料の作り方(レジュメ・ハンドアウト、パワーポイントでの発表、論理展開)について
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配付資料の復習を行い、発表資料作成にあたってのポイントをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 グループ発表の準備(6)
図表の用い方、注・引用の方法(根拠に基づいた資料の提示)について
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】配付資料の復習を行い、注の付け方、引用の方法について注意点を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 グループ発表(1)(A-5-1)
【事前学習】発表グループは資料を事前配信し、発表に備える。他のグループの発表資料を読んで、質問を考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループに対するコメントを記し、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 グループ発表(2)(A-5-1)
【事前学習】発表グループは資料を事前配信し、発表に備える。他のグループの発表資料を読んで、質問を考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループに対するコメントを記し、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 グループ発表(3)(A-5-1)
【事前学習】発表グループは資料を事前配信し、発表に備える。他のグループの発表資料を読んで、質問を考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループに対するコメントを記し、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 グループ発表(4)(A-5-1)
【事前学習】発表グループは資料を事前配信し、発表に備える。他のグループの発表資料を読んで、質問を考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループに対するコメントを記し、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 グループ発表全体の講評(A-5-1)
学期末レポートの作成
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】グループ発表を振り返りを行うとともに、学期末レポートの作成、提出を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 グループ発表全体の講評(A-5-1)
学期末レポートの修正、提出
【事前学習】事前配付資料を読んで、疑問点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】他者からのコメントを読み直し、学期末レポートを修正し、提出する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究
15 授業のまとめ(A-2-1,A-5-1)
学期末レポートの振り返り
【事前学習】これまでの授業を振り返り、発表やレポート作成に係るポイントを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】授業内容を参考に、作成したレポートの振り返りを行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特に指定しません。LMS上に資料を配信します。
参考書 専修大学出版企画委員会編 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
慶應義塾大学教養研究センター監修 『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年
本田由紀 『教育は何を評価してきたのか(岩波新書)』 岩波書店 2020年
中澤渉 『日本の公教育(中公新書)』 中央公論新社 2018年
小針誠 『アクティブラーニング 学校教育の理想と現実 (講談社現代新書)』 講談社 2018年
山脇啓造他編 『新 多文化共生の学校づくり―横浜市の挑戦』 明石書店 2019年
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末レポート(40%)、授業参画度:各回の課題の提出状況(30%)+グループ発表の成果物(30%)(60%)
オフィスアワー メールで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。
備考 ゲストスピーカーによる講話を1回予定しています。

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