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教育学演習2

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令和2年度以降入学者 教育学演習2
教員名 河野桃子
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 基本的に対面授業とし、演習形式を中心に行います。
Canvas LMSコースID・コース名称 J027080P7 2024教育学演習2(河野桃子・後・月4)
授業概要 「教育学演習1」での学びを踏まえ、大学での発表や議論、論文執筆の際に必要となるスキルを身につけます。
授業のねらい・到達目標 ・本授業では、「教育学演習1」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めることをねらいとしています。本授業を通して、以下の項目についての手法を習得することができます。
小論文・レポート作成のための文献の検索と収集/文献の批判的講読と論理の組み立て/個人報告やグループ報告によるプレゼンテーションの仕方/小論文・レポートの修正と完成など。
・選択したキーワードについて各自で文献を調べ、グループ発表を行います。この作業を通じて上記のスキルを身につけるとともに、受講生同士がお互いの発表を批判的に検討することを通じて、学術的に実りある議論の仕方を体得していきます。(A-4-2、A-6-2、A-8-2)
・この科目は文理学部(学士:教育学)のDP及びCPの4、6、8に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 ・グループ発表に向けた作業が中心となるため、グループのなかでの自分の役割を意識し、主体的に議論や準備に参加する姿勢が求められます。
・毎回、リフレクションペーパーやそれに代わる課題の提出を求めます。記述内容が最低限の水準に満たない場合、1回分の提出としてカウントされない場合があるので注意してください。
・授業計画は、進み具合や受講生の要望に応じて変更する場合があります。
履修条件 同一教員の「教育学演習1」(前期)、「教育学演習2」(後期)をあわせて履修する必要があります。
授業計画
1 オリエンテーション:発表テーマの決定、グループ分け
【事前学習】シラバスを確認し、疑問点等を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】テーマに関わる論文やサイトに目を通し、メモを作る。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 調べてきたことの紹介、本を探して借りる
【事前学習】調べた論文やサイトについてのメモを整理しておく。 (2時間)
【事後学習】探して借りた本を読んでみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 本の内容の紹介
【事前学習】探して借りた本についてのメモを作る。 (2時間)
【事後学習】グループのメンバーが紹介した本のなかで、気になったものに目を通しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 先行研究の整理
【事前学習】自分が紹介した本とグループのメンバーが紹介した本の関連を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】インターネットでポスター発表の実例を探す。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 ポスターの紹介
【事前学習】お手本にしたいポスターを紹介するためのメモを作る。 (2時間)
【事後学習】グループで作成するポスターのイメージを作る。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 問い-考察-結論のプロットを作る
【事前学習】グループでの発表の核となる「問い」を考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の議論を踏まえ、関連する情報をさらに集める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 グループ発表に向けた準備①:レイアウトの検討
【事前学習】発表を効果的なものにするレイアウトの案を、各自で考えておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の議論を踏まえ、各自の担当の準備を進める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 グループ発表に向けた準備②:ポスターの作成と発表原稿の準備
【事前学習】ポスターの作成に不足している資料を集めておく。 (2時間)
【事後学習】自分が読み上げる原稿の内容を確認しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 グループ発表に向けた準備③:最終調整
【事前学習】ポスターの素案を作成しておく。 (2時間)
【事後学習】授業中の議論を踏まえ、発表用のポスター(第一次案)を完成させる。読み上げ原稿の分担についての最終確認を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 グループ発表①
【事前学習】発表グループは、ポスター(第一次案)の配布資料を準備してくる。発表グループ以外の受講生は、予告されたテーマについての論文や本を読み、質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループは、ポスター(第一次案)を修正する方針を決める。発表グループ以外の受講生は、発表の内容を参考に、自分達のグループのポスターを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 グループ発表②
【事前学習】発表グループは、ポスター(第一次案)の配布資料を準備してくる。発表グループ以外の受講生は、予告されたテーマについての論文や本を読み、質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループは、ポスター(第一次案)を修正する方針を決める。発表グループ以外の受講生は、発表の内容を参考に、自分達のグループのポスターを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 グループ発表③
【事前学習】発表グループは、ポスター(第一次案)の配布資料を準備してくる。発表グループ以外の受講生は、予告されたテーマについての論文や本を読み、質問・コメントを考えておく。 (2時間)
【事後学習】発表グループは、ポスター(第一次案)を修正する方針を決める。発表グループ以外の受講生は、発表の内容を参考に、自分達のグループのポスターを修正する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 ポスターの展示に向けた作業
【事前学習】ポスター(完成版)のデータを共有する。 (2時間)
【事後学習】ポスター作成の過程を振り返る。展示に向けたアイデアを考えておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 レポートの作成
【事前学習】ポスター作成の過程を振り返る。 (2時間)
【事後学習】レポートを完成させる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体の振り返り:研究を行う上で必要なこととは
【事前学習】作成中のレポートを、グループのメンバーに共有できる形に整える。 (2時間)
【事後学習】授業中の教員やグループのメンバーからのコメントを受けて、各自のレポートを修正する。授業全体を振り返り、研究を行う上で必要だと考えられることをまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 河野哲也 『レポート・論文の書き方入門〔第4版〕』 慶應義塾大学出版会 2018年
専修大学出版企画委員会(編) 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
戸田山和久 『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』 NHK出版 2012年
その他、適宜、授業中に提示します。
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートおよび発表(60%)、授業内テスト:リフレクションペーパーおよび課題(30%)、授業参画度(10%)
5回以上欠席(リフレクションペーパー・課題の未提出を含む)した場合、単位修得は認められません。
オフィスアワー メールで日時を調整した上で応対します。
備考 初回の授業(オリエンテーション)には必ず出席してください。やむを得ない事情で出席できない場合は、事前にメールで連絡してください。

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