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野外教育論(含実習)1

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令和2年度以降入学者 野外教育論(含実習)1
教員名 桜井義維英・西島大佑
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 授業期間中の対面授業(オンデマンド、ZOOMミーティング等の可能性含む)、及び対面での集中講座(週末日帰り、夏季宿泊)の実習とします。
実習中に実技・講義を合わせて行います。
Canvas LMSコースID・コース名称 J078082S7 2024野外教育論(含実習)1(桜井義維英・前・木1)
授業概要 自然を楽しみ、人と自然の共生について学びます。理論だけでなく実体験をもとに野外教育の実践を教育現場で如何にすべきかを考えます。
授業のねらい・到達目標 自然を利用した体験学習プログラム(自然体験活動)を通して、人間と自然のあり方を理解します。そして自然体験、キャンプ活動を通して野外教育指導者としての基本を身につけます。(A-6-3,A-7-3)
全国体験活動認定委員会認定自然体験活動リーダー(NEALリーダー)の資格取得。希望者は公認申請ができます。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP4,CP5,CP7に対応しています。
授業の形式 講義、演習、実習
授業の方法 授業期間中7回の対面授業(講義・演習)及び実習(週末日帰り1日及び夏季休業中2泊3日を予定、新型コロナウイルスの感染状況によって変更の可能性あり)において集中講座を実施します。レポート提出を通して理解度を確認し成績をつけます。 
各回の対面授業に参加できない場合は、事前に申請のあった場合に限り、別途課題に取り組んでもらいます。実習の参加は必須となります。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。
【事前学習】野外教育とは何かを調査する (2時間)
【事後学習】野外教育に必要な技術知識を考える (2時間)
【担当教員】西島大祐(桜井義維英)
【授業形態】対面授業
2 自然体験活動の特質1(自然体験活動の特性、意義):リアクションペーパーを提出する。
【事前学習】自然体験とはどのような活動かを調査する (2時間)
【事後学習】自然体験の特徴をまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英(西島大祐)
【授業形態】対面授業
3 プログラムの実践1(アイスブレーク):現場でのグループ指導を体験し指導に必要なアイテムを考える。レポートを提出する。(A-6-3)
【事前学習】指導の手順を考え学習者に必要なことをまとめてみる (2時間)
【事後学習】学習者の立場で体験をして何が必要かをまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英、西島大祐
【授業形態】対面授業
4 パッケージプログラム(PA等):チームビルデイングの手法を体験し、グループ内でフィードバックを受ける。(A-7-3)
【事前学習】チームビルディングとは何かを考えどの様な手法があるかを調査する (2時間)
【事後学習】実際の体験学習で何を学べたかをまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐、桜井義維英
【授業形態】対面授業
5 自然体験活動の技術1(クラフト):活動の紹介と合わせて道具の使い方などを紹介する。実際に作品を完成させる。
【事前学習】野外活動におけるクラフトはどのような場面で必要かを考える (2時間)
【事後学習】体験したクラフトについてレポート課題を提出する (2時間)
【担当教員】桜井義維英、西島大祐
【授業形態】対面授業
6 自然体験活動の特質2(歴史的変遷):時代の変遷に伴い活動内容にも変化があることを知り、本質を考える。リアクションペーパーを提出する。
【事前学習】野外教育の概念が歴史的にどう変わっているかを考える (2時間)
【事後学習】教育的な目的がどのように変容したかをまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐
【授業形態】対面授業
7 自然体験活動の指導1(伝える技術):指導に必要なテクニックを学ぶ。レポートを提出する。(A-6-3)
【事前学習】指導に必要な知識を考える (2時間)
【事後学習】現場でどのようなことが行われているのか調べ、技術的要素をまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英
【授業形態】対面授業
8 青少年や学校教育における野外教育(自然体験活動)の意義について:現行の学校教育における野外活動を調査しなぜ必要なのかをディスカッションする。
【事前学習】学校教育において野外活動がどのように行われてきたのかを調べておく (2時間)
【事後学習】学校教育における野外活動の必要性について学んだことをまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英
【授業形態】対面授業
9 自然体験活動の安全管理1:安全管理に必要な注意を考え、危険を回避するための方法をレポートする。
【事前学習】自然体験の危険性を調査しまとめる (2時間)
【事後学習】事前調査から現場との危険認識の差をまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐
【授業形態】対面授業
10 自然体験活動の企画運営1(自然と人とのつながりについて):リアクションペーパーを提出する。(A-6-3)
【事前学習】自然と人がどのように共生をしてきたかを調べておく (2時間)
【事後学習】自然と人とのつながりについて学んだことをまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐
【授業形態】対面授業
11 キャンプ活動の基礎1(テント設営等):野外での活動に欠かすことのできないテントを実際に設営し、体験した内容をレポートにする。
【事前学習】実際の野外生活で必要なツールやギアを調べる (2時間)
【事後学習】テント設営や野外生活を体験しての感想をまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英、西島大祐
【授業形態】対面授業
12 キャンプ活動の基礎2(野外炊飯等):事前にグループを形成し、メニュー作りと材料の調達方法、必要備品の洗い出しについてデイスカッションしたことをレポートにまとめ提出する。(A-6-3)
【事前学習】野外での快適な時間を過ごすために食を考える (2時間)
【事後学習】なくてはならない食事を如何に手際よく短時間で作れるかをまとめる (2時間)
【担当教員】桜井義維英、西島大祐
【授業形態】対面授業
13 キャンプ活動の基礎3(刃物等の使い方):刃物の取り扱いに関する注意事項を実体験から学びまとめる。リアクションペーパーを提出する。
【事前学習】身近な刃物の種類と取り扱いの注意を考える (2時間)
【事後学習】野外での活動に必要な刃物の取り扱いを学習者にどのように伝えるかをまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐、桜井義維英
【授業形態】対面授業
14 プログラムの実践2(防災教育体験):災害に遭遇した場合のシュミレーションを行い、感じたことや対処方法についてまとめる。リアクションペーパーを提出する。
【事前学習】災害に遭遇した場面を想像し心構えや備えに何が必要かを考える (2時間)
【事後学習】「体験」を基に災害遭遇時に何が必要かをまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐、桜井義維英
【授業形態】対面授業
15 これまでの復習と解説:自然体験活動を現場でどう生かすか考えレポートすることで、授業の理解を深める。【桜井、西島】(対面)
【事前学習】前期の活動を振りかえり学んだ内容をまとめる (2時間)
【事後学習】指導の現場でどう生かすかを考えまとめる (2時間)
【担当教員】西島大祐、桜井義維英
【授業形態】対面授業
その他
教科書 桜井義維英 『小さな組織の「番頭」論』 みくに出版 2018年 第初版
詳しくはガイダンスの際に指示いたします。
参考書 必要に応じてレジュメを資料として配布します。
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業参画度(20%)、実習参加は必須(70%)
授業参画度はリアクションペーパー、スピーチ等で評価します。 
スピーチの回数や内容を評価に加算します。
1回のスピーチで1から5点を与えます。
レポートは4回(実習を含める)各1点~5点を与える。
実習は出席することを必須とします。
オフィスアワー 授業内でE-mailを伝えるのでそちらに連絡すること。授業日に学内にて面談します。時間、場所等は事前に相談に応じます。
備考 最初のガイダンスには必ず出席すること。授業には、ガイダンスにて説明される社会人としてのマナーに基き臨んでいただきます。
パッケージプログラムとは、1プログラムを2時間程度にパッケージ化した自然の中での体験型プログラムです。( )内は、そのプログラム名です。詳しくはガイダンスにて説明します。学校教育の中でも、大いに活用されています。

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