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発達心理学

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令和2年度以降入学者 発達心理学
教員名 内藤佳津雄
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(10回)、オンデマンド型授業(5回)で行う

対面授業による授業回について
・感染症への罹患などによって「出席停止」に該当し、かつ体調的に授業を遠隔受講できる場合には、遠隔授業の対象とします(前日までに連絡いただければ対応可能。当日連絡は遠隔授業の準備が間に合わないと思います)。
・その他の疾病や外傷の場合には、欠席して治療に専念してください。
・ご自身の用件による欠席は遠隔授業の対象とはなりません。
・出席停止に該当する場合には、感染日(または濃厚接触者となった日)、療養期間、検査結果の写し等をメールでお送りください。
Canvas LMSコースID・コース名称 L012101810 2024発達心理学(内藤佳津雄・後・水5)
授業概要 発達心理学に関する理論と研究について、子どもの発達(乳幼児期、学童期、青年期)の理解を中心としながら、生涯発達心理学に基づく連続的な発達過程として、胎児期および成人期・老年期の特徴についても講義する
授業のねらい・到達目標 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】
・発達の基本的理論について説明できる
・誕生から死に至るまで生涯における心身の発達について説明できる
・子どもの認知機能の発達について説明することができる
・子どもの感情・社会性の発達について説明することができる
・自己と他者の関係の在り方と心理的発達について説明することができる
・発達障害等の非定型的発達についての基本的な知識および考え方を説明することができる
・高齢者の心理について説明することができる
・以上の知識を用いて、発達に関する事象や事例を発達心理学的な理論を用いて説明できる

・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3)
・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3)

この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 <対面授業>
講義により授業内容に関する理解を図り、その後講義内容の確認及び応用が必要な事例課題等を行い、知識の定着を図り、実践的な応用力を養成する
・毎回の授業課題については、Canvas LMSを通じて期限までに提出すること
・課題の解答および解答のポイントについては翌週の授業において解説する
・質問は授業課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う
<オンデマンド型授業>
Canvas LMS上で動画教材の視聴することで授業内容に関する理解を図り、その後講義内容の確認及び応用が必要な事例課題等を行い、知識の定着を図り、実践的な応用力を養成する
・質問は授業課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う
・第9回と11回については、オンデマンド教材で出題される課題についてBb上でレポートを提出する。
・レポートの内容については次回の授業において解説・講評を行う。

・新型コロナ感染症による特別配慮、感染症等による出席停止によって、遠隔授業に参加をする場合:授業収録動画の視聴受講をして、授業内で出題する授業課題についてBbから提出する。(当日連絡の場合は遠隔授業の準備が困難です)
授業計画
1 科目ガイダンス
発達の基本的理論:発達、生涯発達、発達段階、遺伝と環境(A-3,A-4)
【事前学習】教科書0・1章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (1時間)
【事後学習】発達、生涯発達、発達段階、遺伝と環境に関する課題を再学習する (3時間)
【授業形態】対面授業
2 胎生期の理解、誕生後の身体的発達(A-3,A-4)
【事前学習】教科書2章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】胎生期の理解、誕生後の身体的発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
3 子どもの認知発達(1)乳児期の感覚・運動機能の発達、ピアジェの認知発達理論①:感覚運動期(A-3,A-4)
【事前学習】教科書3章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】乳児期の感覚・運動機能の発達、ピアジェの認知発達理論(感覚運動期)に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 子どもの認知発達(2)ピアジェの認知発達理論②:前操作期・具体的操作期・形式的操作期の理解、認知機能の発達と思考の深まり(A-3,A-4)
【事前学習】教科書8章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】ピアジェの認知発達理論(前操作期・具体的操作期・形式的操作期)、認知機能の発達と思考等に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 子どもの社会性とコミュニケーションの発達(1):自己と他者の関係の在り方と心理的発達:アタッチメント(A-3,A-4)
【事前学習】教科書4章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】アタッチメントに関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
6 子どもの社会性とコミュニケーションの発達(2)言語発達1:音声言語の発達と生得的アプローチの理解(A-3,A-4)
【事前学習】教科書5章をを読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】言語発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 子どもの社会性とコミュニケーションの発達(2)言語発達2:社会的認知アプローチの理解(A-3,A-4)
【事前学習】教科書5章をを読むなど、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】言語発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 子どもの社会性とコミュニケーションの発達(3)自己意識の発達、他者の心理的理解・道徳性の発達(A-3,A-4)
【事前学習】教科書6・7章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】自己意識の発達、他者の心理的理解・道徳性の発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 思春期・青年期の理解<レポート課題の実施>(A-3,A-4)
【事前学習】教科書9・10章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (1時間)
【事後学習】思春期・青年期の理解についての課題に取り組む (3時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
10 発達に関する障害の理解(1):限局学習症、注意欠如多動性症、自閉症スペクトラム症(A-3,A-4)
【事前学習】教科書13章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】限局学習症、注意欠陥多動性症、自閉症スペクトラム症に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 発達に関する障害の理解(2):発達障害への支援<レポート課題の実施>(A-3,A-4)
【事前学習】教科書13章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (1時間)
【事後学習】発達障害への支援に関する課題に取り組む (3時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
12 成人期の理解、老年期の理解(1)身体機能、知覚機能(A-3,A-4)
【事前学習】教科書11・12章を読み、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】老年期の身体機能・知覚機能の発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 老年期の理解(2)認知機能の発達,パーソナリティの発達、(A-3,A-4)
【事前学習】教科書12章を読むなど、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】老年期の認知機能、老年期のパーソナリティの発達に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
14 老年期の理解(3)認知症の理解と支援の基礎(A-3,A-4)
【事前学習】教科書12章を読むなど、授業テーマについてノートにまとめる (2時間)
【事後学習】認知症の理解と支援に関する課題を再学習する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体の復習課題による到達度の確認テスト・全体の振り返り(A-3,A-4)
【事前学習】1〜14回の学習で理解不足な部分をチェックして調べる (3時間)
【事後学習】授業内容全体について再度振り返りを行う (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 坂上裕子、山口智子、林創、中間玲子 『問いからはじめる発達心理学 (有斐閣ストゥディア)』 有斐閣 2014年
参考書 適宜紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート:青年期の心理的特徴(9回)発達障害への支援(11回)各12点 (24%)、授業内テスト:到達度の確認テスト(15回:52点)(52%)、授業参画度:各回の授業内課題(12回×2点)(24%)
第15回の到達度の確認テストへの参加は単位取得に必須
第15回について、特別配慮によって対面での課題実施に参加できない者には、Zoomによる授業参加(ビデオオン)をしながら、受講方法に合わせた課題・テストを実施する。
その他は学部の追試験の条件に沿って、追試験の実施を行う(出席停止、体調不良者、交通事情による20分以上の遅延者等)。
オフィスアワー 木曜日3限本館4階研究室、またはCanvas LMS上で質問を受け付け、回答する。

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