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カウンセリング特講

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令和2年度以降入学者 カウンセリング特講
教員名 岡田和久
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
Canvas LMSコースID・コース名称 L025101823 2024カウンセリング特講(岡田和久・前・金2)
授業概要 短期的で効果的な心理療法の技法の一つであるブリーフセラピーについて学ぶ。
また,臨床心理士・公認心理師経験をもとに,臨床現場におけるブリーフセラピーの活用について説明する。
授業のねらい・到達目標 ・短期的で効果的な心理療法といわれているがゆえに誤用・誤解されやすいブリーフセラピーを,正しい理解のもとに説明できる。
・ブリーフセラピーの考え方,及びブリーフセラピーを支える幅広い「ものの見方」を日常生活に応用できる。
・既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる(A-3-3)。
・資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる(A-4-3)。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 ・パワーポイントおよび配布資料を用いた講義形式で行い,授業後にリアクションペーパーを提出する。
・リアクションペーパーに関するフィードバックは,翌週の授業の中で行う。
・指定感染症等により対面授業に参加できない場合,当日の授業開始前までにその理由について担当教員にメール等で連絡を入れること。許可を得た学生には代替課題を実施する。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等の説明),ブリーフセラピーの概要(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】シラバスをよく読み,本講義のテーマを確認すること。 (2時間)
【事後学習】第2回目以降の授業に備え,ブリーフセラピーの概要について復習すること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 ブリーフセラピーとは(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】ブリーフセラピー全般に関する疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,ブリーフセラピーとは何かを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 エリクソンモデル(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】ミルトン・エリクソンについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,エリクソンモデルを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 MRIモデル(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】MRIモデルについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,MRIモデルを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 解決志向モデル(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】解決志向モデルについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,解決志向モデルを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 可能性療法(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】可能性療法について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,可能性療法を説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 コミュニケーション理論(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】コミュニケーション理論について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,コミュニケーション理論を説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 ベイトソンの認識論(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】ベイトソンについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,ベイトソンの認識論を説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 システムズアプローチ(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】システムズアプローチについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,システムズアプローチを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 社会構成主義(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】社会構成主義について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,社会構成主義を説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 コラボレイティヴ・アプローチ(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】コラボレイティヴ・アプローチについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,コラボレイティヴ・アプローチを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 ナラティヴ・セラピー,リフレクティング・プロセス(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】ナラティヴ・セラピー,リフレクティング・プロセスについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,ナラティヴ・セラピー,リフレクティング・プロセスを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 オープンダイアローグ(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】オープンダイアローグについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,オープンダイアローグを説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 未来語りのダイアローグ,治療効果の共通要因(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】未来語りのダイアローグについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】講義を振り返り,未来語りのダイアローグと治療効果の共通要因を説明できるようにしておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 授業内試験と解説(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】第1回~第14回の内容を復習する。 (3時間)
【事後学習】間違えたところを復習し,学習内容の整理をする。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
その他
教科書 使用しない
参考書 宮田敬一(編) 『ブリーフセラピー入門』 金剛出版 1994年
日本ブリーフサイコセラピー学会(編) 『ブリーフセラピー入門ー柔軟で効果的なアプローチに向けて』 遠見書房 2020年
伊藤 拓 『ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーの効果的な実践に関する研究』 ナカニシヤ出版  2021年
その他については授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第15回目にオンデマンド型にて試験を行います。(50%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパー等で評価します。(50%)
オフィスアワー 授業終了後の教室,またはメールを用いて質疑応答を行う。

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