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心理学ゼミ1・心理学ゼミ3

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令和2年度以降入学者 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3
教員名 山口義枝
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業にて行う。授業の性質上(体験学習、グループ・ディスカッション、グループ・ワーク)、遠隔対応は行わない。
Canvas LMSコースID・コース名称 L044101834 2024心理学ゼミ1/心理学ゼミ3(山口義枝・前・水1)
授業概要 本授業では、遊戯療法に関する、基本概念および面接技法について学ぶ。授業では、子どもを対象とした心理療法の基礎概念を学ぶ。そして、事例研究の論文を読むことで、実践についての学習を行う。臨床心理士として心理療法を行っている経験をもとに、公認心理師資格も有する教員が、事例を通して遊戯療法事例を理解するための講義を行う。
授業のねらい・到達目標 遊戯療法に関する基本的な知識および技能習得を目的とする。子どもがどのようにこころの状態を表現するのかを理解し、心理面接における非言語的表現への意味づけと関わり方にかんして、基本的な技法を学ぶ。子どもとの交流について考えていくことで、人の交流の基盤である非言語的交流に関する理解を身につけることをねらいとしている(A-8-1,A-8-3)。また、事例研究の論文を読み、子どもを対象とした心理療法についての理解を深めることを目的とする(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3,A-8-1,A-8-3 )。論文により関連概念等の学習内容が異なるため、必要に応じて内容は変化する。
この科目は文理学部(学士(心理学)のDP6~8及びCP6~8に対応しています。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 授業の形式【ゼミ】
授業の方法は、子どもの心理療法に関連する講義、架空事例を使用して子ども状態を考える練習、事例研究を使用して実際の遊戯療法について理解する練習、からなる。また、グループ作業として、事例の重要点についてグループでの討議も行う。受講者は、事前に検討する事例が配布されるので、わからない語句や概念について、事前学習において理解しておくことが必要である。課題の提出方法等については、授業開始時に提示する。やむを得ない理由で授業に参加できなかった場合は、それに代わる課題を与え、コメントをフィードバックする。
本授業の事前・事後学習は各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 授業についてのオリエンテーション・遊戯療法とは。(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】概論で学んだ心理療法を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】遊戯療法の特徴をノートにまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 遊戯療法の基本的な考え方。(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】概論で学んだ心理療法を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】遊戯療法について考える際の要点をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 遊戯療法の治療機序。(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】発達に関する本等を読んで、子ども発達について復習しておくこと (2時間)
【事後学習】遊戯療法のアセスメントについてまとめること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 架空事例の1場面から、子どもの内界について考える(1)。 (A-6-1,A-6-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】発達に関する本等を読んで、子ども発達について復習しておくこと (2時間)
【事後学習】遊戯療法のアセスメントについてまとめること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 架空事例の1場面から、子どもの内界について考える(2)。(A-6-1,A-6-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例を読んで、分からない概念等を調べておくこと (2時間)
【事後学習】遊戯療法のアセスメントについて、根拠を述べてまとめること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 担当する事例についてのグループ討議(1)遊戯療法論文を読みこむ。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】担当する事例を読み込んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 担当する事例についてのグループ討議(2)遊びの意味について討議する。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間)
【事後学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 担当する事例についてのグループ討議(3)遊びからのアセスメントを討議する。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間)
【事後学習】担当事例のレジメを作成し、提出すること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 担当者による発表とグループ討議(1)遊戯療法の方法。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例研究を読んで、分からない概念等を調べておくこと (2時間)
【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深めること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 担当者による発表とグループ討議(2)遊びの意味。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例研究を読んで、分からない概念等を調べておくこと (2時間)
【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 担当者による発表とグループ討議(3)遊びからのアセスメント。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例研究を読んで、分からない概念等を調べておくこと (2時間)
【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 担当者による発表とグループ討議(4)事例の流れを考える。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例研究を読んで、分からない概念等を調べておくこと (2時間)
【事後学習】今回の発表論文を授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 架空事例について担当者として対応を考える(1)Clの状況を考える。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例を読んで、アセスメント等を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】架空事例について、ノートにまとめなおして理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 架空事例について担当者として対応を考える(2)Clの特徴を考える。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事例を読んで、アセスメント等を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】架空事例について、ノートにまとめなおして理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 架空事例について担当者として対応を考える(3)Clとのかかわり方を考える。(A-6-1,A-6-3、A-7-1,A-7-3、A-8-1,A-8-3)
【事前学習】今までの資料を読み返して、遊戯療法についての理解をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】前期の学習全体を復習すること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 授業で検討課題になった内容に関連したものを、必要に応じて紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:発表時のレジメの内容、及び課題(50%)、授業参画度:討論の内容(50%)
オフィスアワー 授業時に申し出てください。原則、授業終了後に教室にて適時時間を設けます。

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