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心理検査法実習

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令和2年度以降入学者 心理検査法実習
教員名 狩野武道
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 主たる授業形態は対面授業であり,一部遠隔授業を実施する予定。

各回の授業形態は,以下の3つを予定している。
①オンデマンド型授業+課題研究型授業(授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む+教科書を読んで課題に取り組む):第1回目授業
②課題研究型授業(授業資料(PDF)に従い教科書を読んで課題に取り組む):第2,9回目授業
③対面授業:第3~8,10~15回目授業

※上記②の授業のうち第9回目授業は,対面授業に変更となる可能性あり。
※対面授業において,別途遠隔授業対応は行わない。
Canvas LMSコースID・コース名称 L087101841 2024心理検査法実習(狩野武道・前・水3・水4)
授業概要 臨床現場で使用されている心理検査の実施法,採点法,解釈法等についてや、心理検査の実施者としての在り方について、実習や課題研究を通して学ぶ。授業者の公認心理師,臨床心理士としての実務経験を利用し,実習や課題の指導を行う。
授業のねらい・到達目標 各心理検査の目的や特徴について理解し,受講前よりも説明ができる。
心理検査の実施者としての在り方について,受講前よりも説明ができる。
<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,6及びカリキュラムポリシーCP5,6に対応している。
<日本大学教育憲章との関係>
心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3)。
他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。
授業の形式 実習
授業の方法 本授業は実習形式。

第1回目授業はオンデマンド型授業+課題研究型授業であり,事前にCanvas LMSを通じて配信された授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組み,また教科書を読んで課題を実施する。

第2,9回目授業は課題研究型授業で,授業資料(PDF)に従い教科書を読んで課題に取り組む(第9回目授業は状況によって対面授業に変更となる可能性あり)。

第3~8,10~15回目授業は対面授業で,ペアワークや心理検査を用いた様々な作業,課題,レポートの発表等に取り組む。

課題の提出はCanvas LMS上,課題のフィードバックはCanvas LMS上ないし対面授業内にて実施する。
遠隔授業の詳細や,授業計画が変更される場合等は,Canvas LMSあるいは事前の対面授業等を使用して周知する。

※第1回目授業より教科書が必須となるため,第1回目授業日までに指定の教科書を入手することを薦める。
※対面授業では,著作権法にかかる心理検査道具の実物を使用する関係上,対面以外での授業参加を不可とする。
履修条件 学科により履修が認められている学生のみ受講が可能。

※初回授業に参加できなかった場合も,初回授業にて課された課題は必ず実施,提出すること。
※対面授業に参加可能な学生の受講を推奨する。
授業計画
1 オリエンテーション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明する)と,心理検査実施にあたっての課題研究① 心理検査を行う前に(A-5)
【事前学習】シラバスならびに教科書の目次を読み,授業の概要について理解を深め,本授業で学びたいことを整理する。今回の授業テーマについて,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】配信された資料の内容を整理し,理解を深める。 (1時間)
【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究
2 心理検査実施にあたっての課題研究② 心理検査の導入とラポール,子どもへの心理検査の実施(A-5)
【事前学習】今回の授業テーマについて,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】課題研究について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】課題研究
3 知能検査(WISC)(1)検査概要の学習,実施の練習(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の概要について,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
4 知能検査(WISC)(2)実施の練習,ロールプレイ(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の施行法について,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
5 知能検査(WISC)(3)ロールプレイ(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の施行法について,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
6 知能検査(WISC)(4)採点・結果の整理・解釈(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の採点・解釈について事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】知能検査(WISC)の採点・結果の整理・解釈を行う。 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 知能検査(WISC)(5)報告書作成・提出(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の報告書について事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】知能検査(WISC)の報告書の作成,提出を行う。 (1時間)
【授業形態】対面授業
8 知能検査(WISC)(6)報告書の発表(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WISC)の報告書の作成,提出を行う。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
9 心理検査実施にあたっての課題研究③ 心理検査の終わり方(A-5)
[遠隔授業を予定しているが,状況により対面授業に変更となる可能性あり]
【事前学習】今回の授業テーマについて,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】課題研究について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】課題研究
10 パーソナリティ検査①(質問紙法 エゴグラム)(1)検査概要の学習,ロールプレイ(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(エゴグラム)について,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
11 パーソナリティ検査①(質問紙法 エゴグラム)(2)採点・解釈,所見作成・提出(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(エゴグラム)の採点・解釈・報告書について事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】パーソナリティ検査(エゴグラム)の報告書を完成,提出する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 パーソナリティ検査②(描画法 バウムテスト)(1)検査概要の学習,ロールプレイ(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(バウムテスト)について,事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 パーソナリティ検査②(描画法 バウムテスト)(2)結果の整理,解釈(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(バウムテスト)の結果の整理・解釈について事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】パーソナリティ検査(バウムテスト)の結果の整理・解釈を行う。 (1時間)
【授業形態】対面授業
14 パーソナリティ検査①・②(エゴグラム・バウムテスト)(1)報告書作成・提出(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(エゴグラム・バウムテスト)の報告書について事前に調べる。 (1時間)
【事後学習】パーソナリティ検査(エゴグラム・バウムテスト)の報告書を完成,提出する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 パーソナリティ検査①・②(エゴグラム・バウムテスト)(2)報告書の発表(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査(エゴグラム・バウムテスト)の報告書を完成,提出する。 (1時間)
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 津川律子・篠竹利一 『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』 誠信書房 2010年
※第1回目授業より教科書が必須となるため,第1回目授業日までに指定の教科書を入手することを薦める。
とくに課題研究型の授業時にこの教科書を使用する。また,実習の際にもこの教科書の必要箇所を参照するなどし,半期を通して熟読することを薦める。
参考書 授業中に,必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
レポートは,各心理検査の報告書をレポートして評価する。
授業参画度は,発表・発言,ワークへの取り組み,課題の提出状況や内容等で評価する。
A-5の達成度はレポートや課題の内容および発表・発言等にて確認する。
A-6の達成度は発表・発言,ワークへの取り組みの様子等にて確認する。
オフィスアワー 授業後教室にて。Canvas LMSを介したメールにて。

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