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ヨーロッパ地誌

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令和2年度以降入学者 ヨーロッパ地誌
教員名 落合康浩
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 原則として対面型の講義形式による授業を実施する。
Canvas LMSコースID・コース名称 M066211C8 2024ヨーロッパ地誌(落合康浩・後・水2)
授業概要 ヨーロッパの自然環境と産業、社会、文化の特色について講義する。また、中学校・高校での授業担当経験を活かして地理教育における地誌の授業の展開について指導する。
授業のねらい・到達目標 現代において世界のスタンダードとなっている社会システムや生活様式の多くは、ヨーロッパにその起源と基礎がある。授業ではそうしたヨーロッパ文化・社会などの特色とその背景を、地誌学的視点により具体的な事例を紹介しながら解説するので、この授業を受講することでヨーロッパの今ある姿を多面的かつ総合的に理解できるようになる。

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。(経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観をもって、倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-2)。日本及び世界諸国の自然環境や社会、経済、文化などの現状および相互関係を、自己の理解に基づいて説明することができる(A-2-2)。)
授業の形式 講義
授業の方法 ヨーロッパに関する地図・資料類や写真などを多数、提示しながら、講義形式で授業を行う。
授業資料の配付や授業時間以外の質問受付はCanvas LMSを通じて行う予定である。
授業計画
1 ガイダンス:ヨーロッパ地域の概要(位置と国々)
【事前学習】シラバスを確認し、ヨーロッパを地図帳でみておく。 (1時間)
【事後学習】ヨーロッパの国の名称とそれぞれの位置を整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 ヨーロッパの自然環境Ⅰ(地形)
【事前学習】ヨーロッパの地形分布を地図帳で確認しておく。 (1時間)
【事後学習】ヨーロッパの地形の成り立ちとそれぞれの特徴を整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 ヨーロッパの自然環境Ⅱ(気候と植生)
【事前学習】ヨーロッパの気候・植生分布を地図帳で確認しておく。 (1時間)
【事後学習】ヨーロッパの気候・植生それぞれの成因と特徴を整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 ヨーロッパにおける民族(言語による民族分類)
【事前学習】ヨーロッパの言語分布を地図帳で確認しておく。 (2時間)
【事後学習】ヨーロッパの言語の違いやそれぞれの特徴を整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 ヨーロッパ文化の背景(その歴史と宗教)
【事前学習】ヨーロッパの歴史の概要を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】ヨーロッパの歴史と宗教分布・民族の関係について整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ヨーロッパ連合(EU)の機構・政策と諸問題
【事前学習】ヨーロッパ連合の加盟国を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】ヨーロッパの連合の組織や制度の意義や問題点について考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 ヨーロッパの農業Ⅰ(農業生産と農業政策)
【事前学習】ヨーロッパでみられる農業について整理しておく。 (2時間)
【事後学習】農業生産の特徴と農業政策との関係について考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 ヨーロッパの農業Ⅱ(農業地域と農産物)
【事前学習】ヨーロッパの農業地域区分の概要を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】農業地域と自然環境、農業政策との関係について考える。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 ヨーロッパの農業Ⅲ(農業と食文化)
【事前学習】ヨーロッパ発祥の食材や料理について整理しておく。 (1時間)
【事後学習】農業生産・農産物と食文化との関係性について考える。 (3時間)
【授業形態】対面授業
10 ヨーロッパの鉱工業(資源・工業と都市)
【事前学習】鉱産物と生産と工業発展の歴史について整理しておく。 (2時間)
【事後学習】ヨーロッパにおける工業地域と都市の分布について整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 ヨーロッパの社会Ⅰ(都市の景観と構造)
【事前学習】ヨーロッパの主な都市の分布を地図帳で確認しておく。 (2時間)
【事後学習】都市景観と構造にみられる特徴を整理しその成因について考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 ヨーロッパの社会Ⅱ(交通利用の実態)
【事前学習】ヨーロッパの交通施設・路線を地図帳で確認しておく。 (1時間)
【事後学習】交通の形態と利用の特徴について整理・理解する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 ヨーロッパの社会Ⅲ(環境問題と地域政策)
【事前学習】ヨーロッパの抱える環境問題の概要について理解しておく。 (2時間)
【事後学習】環境問題解消にむけた地域政策とその効果について考える。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 ヨーロッパの地域的特色の整理と理解(質疑と応答)
【事前学習】ここまでの授業で学んできた内容を整理し、疑問・不明点を挙げておく。 (2時間)
【事後学習】質問についての回答を踏まえて理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 理解度の確認(授業内試験)と講義内容の総括(A-1,A-2)
【事前学習】これまでの授業内容を整理・理解しておく。 (4時間)
【事後学習】理解度確認作業の中で理解できていなかったことを整理し、理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない。授業内容に関する資料を配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%)
授業参画度は、授業中の質疑応答や質問票などへの解答結果を加味して評価する。
オフィスアワー 水曜日・金曜日12:10~13:00 8号館4階A408研究室
備考 地図帳を用意し、適宜参照すること。

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