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地球科学デザイン論1

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令和2年度以降入学者 地球科学デザイン論1
教員名 蚊爪康典 矢部満 遠藤司 蚊爪康典 浦本洋市 坂元光輝 小澤淳眞 朱林 MISHRA KRISHNA KUMAR
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 N04422A33 2024地球科学デザイン論1(蚊爪康典・前・木5)
授業概要 自然災害や防災などに関わる実務経験を有する民間の土木・地質関連企業からの講師による講義により、地球科学の専門知識と技術が実社会でどのように応用され貢献しているかについて身につける。
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】
当学科のJABEE認定プログラムに関連して、実社会で活躍する地質技術者の社会貢献の実態を、地盤環境分野、防災分野およびエネルギー分野それぞれについて、実例をもとに学び、理解する。また、「測量」「GIS」「調査」をキーワードにして、実務で直面した課題を、実例をもとに学び、理解する。これらを通じて、地球科学の専門知識と技術が実社会でどのように応用され貢献しているかについて身につける。
【到達目標】
・3分野の地質技術者の取組み例から特に関心のある1分野での取組み例を抽出し、その事例における社会要請や専門技術的な問題点や課題を理解する。
・その事例における問題や課題解決のための調査・検討計画や調査・検討を実施するために必要な知識、実施方法を理解する。
・その事例における対策あるいは問題解決の内容や方法を理解する。
・その事例における今後の問題点や改善点の内容を理解する。
・「測量」「GIS」「調査」実務で直面した課題を理解する。
・地球科学の専門知識と技術が実社会でどのように応用され貢献しているかについて身につけ、説明できる。
【JABEE認定プログラムとの関係】
この科目は当学科地球環境学プログラム(JABEE認定)の学習・教育到達目標「(D) デザイン能力を身に付けている」に対応している。
【ディプロマポリシーとの関係】
・令和2年度以降入学生においては文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP5、7,8およびカリキュラムポリシーCP5,7,8にそれぞれ対応している。
・令和元年度以前入学生においては文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6およびカリキュラムポリシーCP9に、地球科学科のディプロマポリシーDP(D)にそれぞれ対応している。
【日本大学教育憲章との関係】
・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる(A-5)。
・学修活動において、積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる(A-7)。
・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8)
授業の形式 講義、オムニバス
授業の方法 ・毎回対面方式とし、対面に参加出来ない学生については担当教員の許可を得た場合のみ遠隔授業とする。
・毎回の授業では資料を配布し講義する。
・毎回の授業では小レポートの提出を課し、翌週解答例を示してその解説や小レポート記載内容の全体講評を行う。
・毎回の授業ではグループワーク(アクティブラーニング)による検討内容の発表を行い、それについて講評を行う。
・達成度を確認するために授業内テストを行う。解答内容に対する講評を記したテスト用紙を返却する。
授業計画
1 地質技術者の社会貢献の現状について学ぶ(A-5)
【事前学習】地質技術者の社会貢献の現状について、そのイメージを具体的に考え、ノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】蚊爪康典
【授業形態】対面授業
2 防災分野における地質技術者の取組み例として、斜面災害の発生メカニズムについて学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】斜面災害の発生メカニズムについて、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】矢部 満
【授業形態】対面授業
3 防災分野における地質技術者の取組み例として、斜面災害の対策について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】斜面災害の対策について、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】矢部 満
【授業形態】対面授業
4 エネルギー分野における地質技術者の取組み例として、地球温暖化防止のための二酸化炭素地中貯留技術の現状について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】二酸化炭素地中貯留技術の現状について、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】遠藤 司
【授業形態】対面授業
5 エネルギー分野における地質技術者の取組み例として、地球温暖化防止のための二酸化炭素地中貯留技術の課題について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】二酸化炭素地中貯留技術の課題について、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】遠藤司
【授業形態】対面授業
6 地盤環境分野における地質技術者の取り組み例として、土壌・地下水汚染の現状について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】土壌・地下水汚染の現状について、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】門間聖子
【授業形態】対面授業
7 地盤環境分野における地質技術者の取り組み例として、土壌・地下水汚染の対策について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】土壌・地下水汚染の対策について、図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】門間聖子
【授業形態】対面授業
8 地質技術者の実社会での取り組みについて理解し、その役割や考え方を自ら説明できる(授業内テストで達成度の確認と講評を行う)(A-8)
【事前学習】地質技術者の社会貢献の実態について、これまでの授業資料などを振り返り、その内容についてノートにまとめておく (2時間)
【事後学習】理解度の確認において自らが解答した内容について振り返り、その妥当性を検討してノートにまとめておく (2時間)
【担当教員】蚊爪康典
【授業形態】対面授業
9 空間情報サービス(測量,GIS,調査)の現状について学ぶ(A-5)
【事前学習】地理空間情報にはどのようなものがあるのか図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】浦本洋市
【授業形態】対面授業
10 GIS技術者の取組み例のうち、GISの基礎技術および空間情報の活用について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】地理情報がどのようなところで活用されているか図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】浦本洋市
【授業形態】対面授業
11 空間計測技術者の取組み例のうち、空撮画像やMMSから収集された空間情報データの処理・解析技術について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】航空写真測量やMMS(Mobile Mapping System)の概要について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】坂元光輝
【授業形態】対面授業
12 測量技術者の取組み例のうち、航空レーザ測量の原理とデータの利活用について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】レーザを用いて距離計測を行う機器や、その活用場面について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】小澤淳眞
【授業形態】対面授業
13 画像処理技術者の取組み例のうち、リモートセンシング画像判読による情報抽出について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】リモートセンシング技術の概要や活用場面について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】朱林
【授業形態】対面授業
14 リモートセンシング技術者の取組み例のうち、リモートセンシング業務における現地調査について学ぶ(A-5、A-7)
【事前学習】衛星画像解析におけるグランドトゥルース(現地調査)について図書館、WEBサイトなどで調べノートに整理しておく (1時間)
【事後学習】授業終了時に示す課題について、授業を振り返り、A4版半枚以上1枚未満の小レポートとしてまとめる (3時間)
【担当教員】ミシュラ クリシュナクマール
【授業形態】対面授業
15 空間情報サービス(測量,GIS,調査)における課題と解決策について、理解し自ら説明できる(授業内テストで達成度の確認と講評を行う)(A-8)
【事前学習】事前告知されている試験要領に基づいて理解度テストの対策を行う (3時間)
【事後学習】空間情報サービスの現状を振り返り、新たな利活用サービスについて構想する (1時間)
【担当教員】ミシュラ クリシュナクマール
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし(毎回プリント配布予定)
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
・第8回および第15回授業での2回の試験を総合的に判断し60点以上を合格とする。
・出席状況および毎回の事後学習での小レポートの提出状況が不十分な場合は、第8回あるいは第15回の試験を受験できない、もしくは受験できても試験結果から減点することがある(詳細は第1回および第9回授業で説明予定)。
・第8回あるいは第15回の試験を受験できなかった場合は「E評価」とする。
【達成度評価基準】:
(1)3分野の地質技術者の取組み例から特に関心のある1分野での取組み例を抽出し、その事例における社会要請や専門技術的な問題点や課題を理解している(20点)。
(2)その事例における問題や課題解決のための調査・検討計画や調査・検討を実施するために必要な知識、実施方法を理解している(15点)。
(3)その事例における対策あるいは問題解決の内容や方法を理解している(10点)。
(4)その事例における今後の問題点や改善点の内容を理解している(5点)。
(5)「測量」「GIS」「調査」実務で直面した課題を理解している(50点)
オフィスアワー 4月よりCanvas LMSによる質問については掲示板で回答し、担当教員へのE-mail による質問については当該学生に直接回答する。
備考 授業について教員からの連絡はCanvas LMSによる。

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