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固体地球物質科学実験

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令和2年度以降入学者 固体地球物質科学実験
教員名 安井真也 長井雅史
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(ハイフレックス)と遠隔授業(オンデマンド型)の組み合わせ
Canvas LMSコースID・コース名称 N061223K8 2024固体地球物質科学実験(安井真也・後・水4・水5)
授業概要 火山噴出物を中心とした地殻構成鉱物・岩石・鉱物の基本的性質の簡単な実習と鑑定を行う。
授業のねらい・到達目標 ねらい:
地殻を構成する物質である岩石・鉱物を観察し、それらの生成プロセスについて学習する。

到達目標:
学習を行う上での到達目標
(1)火山噴出物および岩石試料の基本的な取扱ができる。(1-5)
(2)火山噴出物の構成粒子の分類と鑑定できる。(6,7,13)
(3)鉱物の初歩的な性質および岩石の組織が理解でき、岩石種の鑑定ができる。(8-13)
(4)火山岩の化学組成の特徴が理解できる。(14,15)

学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(F)地球科学の専門技術を修得する」(1-15)に寄与する。

※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

令和2年度以降入学者
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4およびカリキュラムポリシーCP4に対応しています。

日本大学教育憲章との関係:
日常生活における現象に潜む科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3).
授業の形式 実験、実習、オムニバス
授業の方法 偏光顕微鏡などによる岩石の観察・記載方法を学び,各自が鉱物や岩石の各種分析の作業を行う。
遠隔授業では,Canvas LMSで配信される教材を用いる。
オンデマンドによる遠隔授業の回については、場合により対面方式を併用することがある。
岩石の肉眼鑑定では、構内に使用されている石材等の観察と室内での実習を行う。
本授業の事前・事後学習は,各1時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス・実験の進め方 火山噴出物・岩石の基本事項(A-4)
【事前学習】火山噴出物・岩石の基本事項を扱う教科書等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】火山噴出物・岩石の基本事項について復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也・長井雅史
【授業形態】同時双方向型授業
2 火山噴出物の分類法 粒度分析1(A-4)
【事前学習】火山噴出物の分類法についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】火山噴出物の分類法について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
3 火山噴出物の分類法 粒度分析2 データ解析と粒片プレパラート製作(A-4)
【事前学習】火山噴出物の分類法についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】火山噴出物の分類法について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
4 火山噴出物の分類法 岩石薄片の作成法 (A-4)
【事前学習】火山噴出物の分類法についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】火山噴出物の分類法について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
5 岩石薄片の作製1(試料の整形・一次研磨)(A-4)
【事前学習】岩石薄片の作製についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】岩石薄片の作製について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
6 岩石薄片の作製2(二次研磨・仕上げ)(A-4
【事前学習】岩石薄片の作製についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】岩石薄片の作製について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
7 偏光顕微鏡の扱い方と原理(A-4)
【事前学習】偏光顕微鏡の扱い方と原理についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】偏光顕微鏡の扱い方と原理について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
8 偏光顕微鏡による鉱物鑑定実習 粒片プレパラート
【事前学習】偏光顕微鏡による鉱物鑑定についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】偏光顕微鏡による鉱物鑑定について復習すること (1時間)
【担当教員】長井雅史
【授業形態】対面授業
9 岩石の肉眼鑑定1
【事前学習】偏光顕微鏡による岩石組織観察のポイントについての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】偏光顕微鏡による岩石組織観察のポイントについて復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業
10 岩石の肉眼鑑定2
【事前学習】偏光顕微鏡による岩石の観察についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】偏光顕微鏡による岩石の観察について復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業
11 偏光顕微鏡による岩石の観察1 火山岩
【事前学習】偏光顕微鏡による岩石の観察についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】偏光顕微鏡による岩石の観察について復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
12 偏光顕微鏡による岩石の観察1 火山岩 薄片の岩石組織の観察
【事前学習】岩石の肉眼鑑定についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】岩石の肉眼鑑定について復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
13 偏光顕微鏡による岩石の観察1 深成岩
【事前学習】岩石の肉眼鑑定についての教材等に予め目を通しておくこと (1時間)
【事後学習】岩石の肉眼鑑定について復習すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
14 偏光顕微鏡による岩石の観察1 深成岩
【事前学習】これまでの授業内容について整理しておくこと (1時間)
【事後学習】今回の授業内容ついて整理すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
15 達成度の確認と解説
【事前学習】これまでの授業内容について整理しておくこと (1時間)
【事後学習】今回の授業内容ついて整理すること (1時間)
【担当教員】安井真也
【授業形態】対面授業
その他
教科書 資料を配布する。
参考書 高橋正樹 『火山のしくみ パーフェクトガイド』 誠文堂新光社 2019年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内で課す課題(100%)
<達成度評価基準>
(1)火山噴出物および岩石試料の基本的な取扱ができる。(25点)
(2)火山噴出物の構成粒子の分類と鑑定できる。(25点)
(3)鉱物の初歩的な性質および岩石の組織が理解でき、岩石種の鑑定ができる。(25点)
(4)火山岩の化学組成の特徴が理解できる。(25点)
上記を総合的に判断し,60 点以 上を合格とする。
対面に参加できない場合もZoomオンライン等で鑑定等のテストを実施し、同様に評価する。
オフィスアワー メールやCanvas LMSの掲示板経由で質問を受け付ける。

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