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教職実践演習（中・高）

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令和２年度以降入学者 教職実践演習（中・高）
教員名 吉田佳恵
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業（一部遠隔授業）
授業の形態 対面授業（一部遠隔授業あり）
Canvas LMSコースID・コース名称 U175492M8　2024教職実践演習（中・高）（吉田佳恵・後・金2）
U239492M8　2024教職実践演習（中・高）（吉田佳恵・後・金3）
授業概要 本授業は、これまでの公立高校での授業実践や教育委員会の指導主事等の教育行政の経験を基に、教育実習など教職課程を振り返り、専門職としての教師に求められる実践的指導力を含む幅広い力量としてのコンピテンス（教職専門に関する知識と技術及び技能を実践を通していかし総合する幅広い力量）の養成を図る授業を行う。
授業のねらい・到達目標 教職課程で習得した教職に関する知識や技能、またそれらを活用して体験した教育実習を通して得られた経験等に基づきながら、教科等領域の学習指導・学習評価や授業研究の取組、学級経営への対応、生徒理解・生徒相談の取組、そして教職員としての服務・校務分掌・研修への対応等について、学校教育の現場ですぐにいかせる教員としての専門的な能力を確実に身に付け、実践的指導力を高めることに取り組むことができる。
＜到達目標＞
・教員に求められる使命感や責任感、教育的愛情等について理解し、知識や技能を総合的に活用して、他者に説明するとともに適切に協議しながら、課題と解決策等を見出すことができる。
・教員に求められる社会性や対人関係能力について理解し、知識や技能を総合的に活用して、他者に説明するとともに適切に協議しながら、課題と解決策等を見出すことができる。
・教員に求められる生徒理解や学級経営等について理解し、知識や技能を総合的に活用して、他者に説明するとともに適切に協議しながら、課題と解決策等を見出すことができる。
・教員に求められる教科等の指導力について理解し、知識や技を総合的に活用して、知識や技能を総合的に活用して、他者に説明するとともに適切に協議しながら、課題と解決策等を見出すことができる。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 「履修カルテ」から自らの教職に関する学びと教育実習等による経験を振り返り、グループディスカッションを通して課題を整理することにより、個々に演習テーマを設定し、調査研究や探究活動を通して課題の解決を図り、授業の中でその成果を発表して研究協議を行う。また、学校教育の現場ですぐに役立つ諸能力を確実に身に付ける上で、授業づくり・学習評価・授業研究、カリキュラム・マネジメント、校内研究の企画・運営、学級経営、生徒理解・生徒相談、校務分掌の遂行、教員研修の心得と取組、服務・健康管理等の教職ライフデザインといったテーマについて、グループディスカッション等による演習や講義を行う。レポートについては、提出後の授業や授業での発等時に内容について適宜フィードバックを行う。
履修条件 教職課程のうち教科に関する科目及び教職に関する科目を履修し、教育実習を修了していること。
授業計画
1 ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する）／教育実習の振り返り
【事前学習】シラバスの確認と履修カルテの確認 （2時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （2時間）
【授業形態】対面授業
2 講義・演習「教育実習の意義と役割を考える」／「学習指導要領の理論的考察・実践的考察」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
3 講義・演習「授業づくりと授業研究の考察」Ⅰ（個別の振り返り）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
4 講義・演習「授業づくりと授業研究の考察」Ⅱ（グループ協議）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
5 講義・演習「授業づくりと授業研究の考察」Ⅲ（成果のまとめ）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
6 講義・演習「カリキュラム・マネジメントの機能と実践」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】オンデマンド型授業
7 講義・演習「学校経営の視点と学校運営協議会の現状と今後」Ⅰ（個別の振り返り）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
8 講義・演習「学校経営の視点と学校運営協議会の現状と今後」Ⅱ（グループ協議と成果のまとめ）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
9 講義・演習「生徒指導とキャリア教育・進路指導の現状と今後」Ⅰ（個別の振り返り）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
10 講義・演習「生徒指導とキャリア教育・進路指導の現状と今後」Ⅱ（グループ協議と成果のまとめ）
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （1時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （3時間）
【授業形態】対面授業
11 講義・演習「特別な教育ニーズのある生徒への指導と支援」
【事前学習】シラバスの確認と教科書当該ページの予習 （2時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （2時間）
【授業形態】対面授業
12 個別演習「教育課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅰ（課題設定と調査・考察）／振り返り（これまでの復習・解説を行う授業の理解を深める）
【事前学習】教科書当該ページの予習と設定課題の検討 （2時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （2時間）
【授業形態】対面授業
13 個別演習「教育課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅱ（調査・考察）
【事前学習】課題や調査項目の整理 （2時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と復習 （2時間）
【授業形態】オンデマンド型授業
14 個別演習「教育課程及び教育実習を通した教職研究」Ⅲ（発表準備）
【事前学習】発表項目や概要の整理 （2時間）
【事後学習】授業で整理した課題の考察と発表内容の整理 （2時間）
【授業形態】オンデマンド型授業
15 個別演習「教職研究の成果発表」／授業のまとめと振り返り
【事前学習】発表の練習 （2時間）
【事後学習】授業全体を振り返り、自身が学んだことの復習 （2時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 吉田佳恵・梶輝行 『教職実践演習』
梶輝行 『高校カリキュラム・マネジメントの基本』 学事出版 2018年
『教職実践演習』については初回授業で案内をする予定
『高校カリキュラム・マネジメントの基本』については各自で用意
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:授業計画に位置付けたテーマ等に対する課題考察及び個別演習の取組内容(70%)、授業参画度:授業内での演習活動（グループ協議や個別演習の成果発表等）への参加状況(30%)
レポートについては、授業計画に位置付けたテーマ等に対する課題考察及び「個別演習」の取組内容をもって評価する。また、「グループ協議」と「個別演習」の成果発表等における学習活動に、課題意識をもって意欲的に取り組む態度とその取組内容をもって評価する。
成績評価は上記により総合的に行うものとする。
オフィスアワー 授業後に教室で質問・相談等の対応を行うほか、授業内で案内するメールアドレスを活用する。
備考 学習資料として「教育実習ノート」等の教育実習時の記録・資料を必ず持参すること。
シラバスの内容等については、学習状況や授業の進捗状況等により一部変更することがある（変更などがある場合には、授業中やCanvas LMSで連絡）。

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