文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 学芸員コース > 博物館実習2(学内)
日本大学ロゴ

博物館実習2(学内)

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 博物館実習2(学内)
教員名 清田馨
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 V213330J5 2024博物館実習2(学内)(清田馨・後・金2)
授業概要 大学総合研究博物館(ユニバーシティ・ミュージアム)でキュレーターの経験を持つ教員が、その実務経験を活かして講義と実習の指導を行う。
授業のねらい・到達目標 博物館における学術標本資料の管理・保全、標本データベースの構築・発信、および、研究・教育・広報などの業務の基本的な内容を理解する。(A-1-3、A-2-3)
博物館における業務のうち、資料の管理・保全、教育・広報について基礎的な技能を身につけることが目標である。具体的な学術標本として鉱物科学の資料を扱い、鉱物科学の基礎知識を学び、実習を通じて理解を深める。(A-5-3)
鉱物を例に標本展示の方法を考えることで、学芸員として必要な知識、企画の能力などを養う。(A-3-3、A-4-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、2、3、4、5、6、7、8に対応しています。
授業の形式 講義、実習
授業の方法 授業の形式:
対面授業で、資料配布、課題の送受信はCanvas LMSを用いる。
初回授業開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。
事前に配布資料を読んでおく場合がある。事後はかならず授業内容をまとめておく。さらに、講義内容を踏まえ、授業翌週の水曜日23:00までに、ショートレポート(授業内容に関連した課題を100字程度でまとめる)やレポートを提出、あるいは小テストを受験する場合がある。自然科学系博物館(第2回)および、ユニバーシティ・ミュージアム(第6回)を、各自で見学しレポートを作成してもらう。また、鉱物などを用いた展示を考え発表してもらう。
対面授業に参加できない場合、対面授業後Canvas LMSに配信する動画等を視聴し、課題を提出する。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方の説明)および、自然科学系の学術標本資料について(A-1-3、A-2-3)
【事前学習】配布資料を読み、自然科学系の学術標本にはどんな種類のものがあるのか調べておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をよく復習すること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 自然科学系博物館の展示
国立科学博物館の鉱物部門の展示を見学(A-1-3、A-2-3、A-5-3)
【事前学習】国立科学博物館のホームページなどで、地学部門の展示概要を調べる (0.5時間)
【事後学習】国立科学博物館の鉱物部門の展示内容についてレポートにまとめ、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 自然科学系博物館の展示の考察(A-4-3、A-6-3、A-8-3)
【事前学習】鉱物などの展示について気になることを書き出しておく。 (0.5時間)
【事後学習】鉱物などの展示について改善点をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 ユニバーシティ・ミュージアム(以降「ミュージアム」と記す)について(A-1-3)
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアムの位置づけや役割を認識する。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 ミュージアムにおける標本収集、保管、管理、データベースについて(A-1-3)
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアムにおける鉱物・岩石・鉱石標本の保管例を学ぶ。 (0.5時間)
【事後学習】授業の内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 ミュージアムの常設展示
東京大学総合研究博物館(またはインターメディアテクなど)を見学(A-1-3、A-2-3、A-5-3)
【事前学習】東京大学総合研究博物館のホームページなどで展示概要を調べる (0.5時間)
【事後学習】東京大学総合研究博物館などの展示内容についてレポートにまとめ、提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 ミュージアムの企画展示(A-3-3、A-4-3、A-5-3)
【事前学習】配布資料を読み、ミュージアム企画展示の概要を知っておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 モバイルミュージアムについて(A-1-3、A-3-3)
【事前学習】配布資料を読み、モバイルミュージアムの概要を知っておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 地球科学の基礎的な知識(A-1-3)
【事前学習】配布資料を読み、地球科学の概要を知っておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をまとめ、ショートレポートを提出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 地質学の基礎的な知識(A-1-3)
【事前学習】配布資料を読み、地球科学の概要を知っておく。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容をまとめ、第9回と第10回の内容に関する小テストを受ける。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
11 展示のための情報収集とアレンジ(A-3-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3)
【事前学習】配布資料を読み、情報収集の方法を把握しておく。 (0.5時間)
【事後学習】与えられたテーマについて調べ、まとめておく。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 鉱物などを用いた展示の企画(1)テーマの選定(A-3-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】配布資料を読み、展示企画のテーマの候補をあげておく。 (2時間)
【事後学習】展示企画のテーマを絞り込み、ショートレポートにまとめて提出する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
13 鉱物などを用いた展示の企画(2)展示内容の組み立て(A-3-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】自分で決めた展示企画のための情報収集をする。 (1.5時間)
【事後学習】展示企画をレポートにまとめ、提出する (2.5時間)
【授業形態】対面授業
14 鉱物などを用いた展示の企画(3)意見交換(A-3-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】配布資料を読み、展示企画を進めるための注意事項を把握する。 (1時間)
【事後学習】他の展示企画について意見をまとめ、レポートとして提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 鉱物などを用いた展示の企画(4)企画の修正(A-3-3、A-4-3、A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)
【事前学習】配布資料を読み、地球科学や地質学の基本事項を確認する。 (1時間)
【事後学習】もらった意見を加味して、展示企画を修正し、レポートにまとめて提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 松原 聰 『図説 鉱物肉眼鑑定事典(第2版)』 秀和システム 2021年 第2版
矢野興一 『見る目が変わる博物館の楽しみ方』 ベレ出版 2016年 第1版
高木秀雄 他 『地球・環境・資源 地球と人類の共生をめざして』 共立出版 2019年 第2版
成績評価の方法及び基準 レポート:提出されたレポートの内容の評価(40%)、授業内テスト:小テストの成績(10%)、授業参画度:ショートレポートの内容評価(50%)
対面授業に参加できない場合、提出されたレポート、ショートレポート、小テスト等によって評価する。対面授業を受けた場合の評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 質問、問い合わせ等はCanvas LMSとメールで授業期間中随時受ける。

このページのトップ