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古典文学基礎研究2

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令和2年度以降入学者 古典文学基礎研究2
教員名 鈴木雅裕
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WC2003U6 2024古典文学基礎研究2(鈴木雅裕・後・金3)
授業概要 古典文学を研究する上で本文自体を分析するためには、本文校訂・注釈作業とは別に、文学研究の方法を理解する必要がある。そこで、古典文学に関する研究書として『詩の発生』(西郷信綱・1960)の輪読を通じて、文学研究の方法論について考えていくことにする。併せて、古典研究史への理解を深めていくことも考えていく。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
・著作への理解を深め、古典研究の方法を身につける。
・古典研究の方法を理解し、実際の研究に応用する力を身につける。

〈到達目標〉
・古典文学に対する研究方法を理解することができる。
・古典文学に対して、方法的に研究を進めることができる。
・古典文学の研究を歴史化することができる。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 講義と演習を組み合わせて授業を行う。授業の進め方および著作の概略等を講義した後、受講者とともに担当箇所の割り振りを決める。その上で、担当箇所についてのレビューを報告し、全体で質疑を行うことにする。
授業計画
1 ガイダンス―授業の方針、扱う文献と担当箇所の確認―
【事前学習】事前に配布する資料を読み、著作の全体を確認しておく。 (2時間)
【事後学習】自身の担当箇所についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 西郷信綱『詩の発生』の構成と概略-著者の研究対象への向き合い方を考える-
【事前学習】著作の目次、収載論文の初出年次を調べておく。 (2時間)
【事後学習】自身の担当箇所について、要約を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 西郷信綱『詩の発生』の射程①-研究対象とされる時代についての理解を深める-
【事前学習】古代文学の範囲と特徴について事前に調べておく。 (2時間)
【事後学習】自身の担当箇所で引用される文献について調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 西郷信綱『詩の発生』の射程②-研究対象とされる文献についての理解を深める-
【事前学習】取り上げられる文学作品について事前に調べておく。 (2時間)
【事後学習】自身の担当箇所で引用される文献の特徴をまとめておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 西郷信綱『詩の発生』を考える-研究方法・内容の論理への糸口を探る-
【事前学習】自身の担当箇所において、どのような方法が取られれるかをまとめておく。 (2時間)
【事後学習】報告資料の作成を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 報告1-1「詩の発生」を読む①-論旨の確認と討議-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 報告1-2「詩の発生」を読む②-分析方法の検討-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 報告2-1「言霊論」を読む①-論旨の確認と討議-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 報告2-2「言霊論」を読む②-分析方法の検討-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 報告3-1「古代王権の神話と祭式」を読む①-論旨の確認と討議-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 報告3-2「古代王権の神話と祭式」を読む②-分析方法の検討-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 報告4-1「柿本人麻呂」を読む①-論旨の確認と討議-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 報告4-2「柿本人麻呂」を読む②-分析方法の検討-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 報告5-1「万葉から新古今へ」を読む①-論旨の確認と討議-
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、資料の追記を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 報告5-2「万葉から新古今へ」を読む②-分析方法の検討-
総括と今後の課題について
【事前学習】扱う範囲を事前に熟読し、取り上げるべき箇所をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】質疑・討論にもとづいて、提出課題の作成を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 扱う文献については適宜、配布する。
参考書 適宜、参考文献を紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポートの内容を評価する。(40%)、授業参画度:授業内での発言内容を評価する。(20%)、担当箇所の報告内容を評価する。(40%)
オフィスアワー 授業後、研究室にて。

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