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社会福祉特殊基礎研究2

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令和2年度以降入学者 社会福祉特殊基礎研究2
教員名 太田由加里
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業 対面授業が困難な院生(感染症などによる出席停止及びこれに準ずる出席困難な事情がある場合)については、事前に教員の許可を受けてZoomにてオンライン参加を可能とする。
Canvas LMSコースID・コース名称 WH0911A12 2024社会福祉特殊基礎研究2(太田由加里・前・木7)
授業概要 戦前社会事業資料集成から現在までの子どもの生活実態を丁寧に追いながら、子どもを取り巻く地域・社会の変化を歴史的に把握する。さらに子どもが成長する過程で生起する福祉的課題を多角的に捉え、現在の法制度や施策、今後の課題などを探究する。
子どもの人権擁護機関で相談に関わる実務経験を活かし、アクティブラーニングを活用しながら進める。
授業のねらい・到達目標 ・子どもの福祉を学ぶうえで必要な社会的存在としての子どもを理解し、子どもが抱える生活上の困難を把握、理解できるようになることを目標とする。
・子どもの生活困難を解決するために必要な福祉や法制度を学んでいく。社会経済的変化が子どもに与える影響を事象を通して理解し、説明できるようになることを目標とする。
授業の形式 演習
授業の方法 ・対面授業が困難な院生については、事前に教員と話し合い、その許可を得たうえで遠隔授業形態における出席を可能とする。
・授業内容や購読する文献などについては、院生の研究テーマに沿った内容に配慮する。
・受講者の実践事例や各テーマに関する最新の報告書やデータを用いて展開する。
・本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 イントロダクション‐少子高齢社会と児童家庭福祉
【事前学習】シラバスを事前に読み授業全体の流れを理解すること (2時間)
【事後学習】授業概要・到達目標・授業方法について確認しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
2 子どもを取り巻く社会的状況1 日本及び諸外国の子どもたち
【事前学習】子どもを取り巻く環境について調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業を踏まえた自身の興味と関心をノートにまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
3 子どもを取り巻く社会的状況2 家族と地域における子どもたち
【事前学習】副題に基づく子どもを取り巻く社会的状況について調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業を踏まえた自身の興味と関心をノートにまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
4 児童家庭福祉をめぐる法制度1 児童福祉六法をめぐる最新の動向
【事前学習】児童家庭福祉をめぐる法などについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】副題にかかわる法制度などについて改めて調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
5 児童家庭福祉をめぐる法制度2 児童福祉関連法(児童虐待防止法、学校教育法など)
【事前学習】児童福祉関連法(児童虐待防止法、学校教育法など)について事前に調べておくこと (2時間)
【事後学習】副題にかかわる法制度などについて改めて調べること (2時間)
【授業形態】対面授業
6 児童家庭福祉の関係機関1 児童相談所や児童福祉施設
【事前学習】副題に関わる児童福祉機関について調べておくこと (2時間)
【事後学習】副題に関わる児童福祉機関について確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 児童家庭福祉の関係機関2 福祉事務所や社会福祉協議会など
【事前学習】副題に関わる社会福祉機関について調べておくこと (2時間)
【事後学習】副題に関わる社会福祉機関についてさらに調べてみること (2時間)
【授業形態】対面授業
8 児童虐待の現状と支援 最新の報告書や事例を基に討議する
【事前学習】虐待に関する新聞記事など調べておくこと (2時間)
【事後学習】児童虐待に関しての学びをまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
9 不登校・いじめ・ひきこもりの現状とその支援
【事前学習】主題に関する資料を調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関して調べた資料を確認しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
10 ひとり親家庭への支援など-母子家庭・父子家庭の現状と課題
【事前学習】主題に関して母子・父子家庭について調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関する学びを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
11 障害児の療育と特別支援教育など
【事前学習】主題に関する先行研究を調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関しての現状をまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
12 次世代育成支援(子ども・子育て関連法や施策)など
【事前学習】主題に関する資料を調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関しての学びをまとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
13 児童家庭福祉をめぐる多職種連携
【事前学習】主題に関する資料を調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関しての多職種をまとめておくこと (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
14 諸外国における児童家庭福祉の施策
【事前学習】主題に関する資料を調べておくこと (2時間)
【事後学習】主題に関しての学びをまとめておくこと (2時間)
【授業形態】課題研究
15 総括-半期の学びを振り返り、討議
【事前学習】半期の学びを振り返ること (2時間)
【事後学習】学んだことを皆で共有するために課題としてまとめること (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特に指定しない。受講者の問題関心に合わせた文献や資料を用意する。
参考書 松本伊智朗 『子ども虐待と家族‐「重なり合う不利」と社会的支援』 明石書店 2013年
ルース・リスター 『貧困とは何か‐概念・言説・ポリティクス』 明石書店 2011年
アマルティア・セン 『貧困の克服』 集英社 2002年
受講者の問題関心に合わせた文献を紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:課題に関するレポート作成(70%)、授業参画度:リアクションペーパーや授業内での発言で評価する。(30%)
対面授業に参加できない以下の要件を満たし、オンライン上で受講した場合もレポートと授業参画度は同様の方法で評価を行う。
*対面授業に出席できない場合、詳細については授業でお伝えしますが、主な要件は下記の通りです。
・対面授業に出席できない場合は、授業前に担当教員にメールで連絡し、許可を得てください。
・日本に入国できない留学生、感染症などによって大学に来れない学生は、担当教員にメールで連絡しリアクションペーパーを提出してください。
オフィスアワー 初回時に提示するメールにて適宜受け付ける。

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