科目名  思想と文化3
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  江川 晃 
授業テーマ
文化を情報学と記号論からとらえる。 
授業のねらい・到達目標
新聞、テレビ、広告、ロゴマーク、アート、写真、ファッション、モバイル、ゲーム、バーチャルリアリティー、サイバースペース…。さまざまなメディアや文化を通してつくりだされる世界の意味とは何か? 私たちの身のまわりにみられる意味のメカニズムを解き明かし、メディアから自由になるための批判力を養う。 
授業の方法
まず記号論について概略する。次に、記号論の歴史に言及し、ソシュールとパースの記号論について説明する。次に、具体的な文化やメディアを取り上げ、リアルタイムな事件等を用いて、文化現象を記号論的に読む。パワポによるビジュアル教材も多く取り入れる。 
事前学習・授業計画コメント
配布プリントを事前によく読んでおいてください。時々、感想・質問・意見ペーパーを配ります。つぎの授業はそれに対するコメントからはじめます。アクティブな授業にしましょう。ご協力を! 
授業計画
1
ガイダンス:情報記号論(CYBER SEMIOTICS)とは何か
「ロゴマークは思想である」 
2
記号について考えよう
「ピカソの絵画は記号である」 
3
記号論の歴史
(ルーツは医学にある) 
4
ソシュールの記号論
 
5
パースの記号論 
6
記号現象として広告・宣伝・マーケッティング 
7
衣服とモード(流行)は「ことば」(記号)です 
8
モバイルの記号論
(携帯はあなたの分身としての記号です) 
9
TVの記号論
(報道メディアは何を語るか) 
10
「ダヴィンチ・コード」の記号論
(「聖杯」とは一体何であったのか) 
11
バーチャルリアリティーの記号論
ゲームの記号論 
12
シネマ"MATRIX"とは何か
"What is the real ?" 
13
メディアの神話作用
(1枚の写真の裏には神話が隠されている) 
14
課題学習 
15
総括 
その他
教科書
プリントを配布します。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(100%)
コメント[授業内に小レポート(数回)を提出していただきます。]
オフィスアワー
水曜日、5時限、講師室にて。