授業テーマ
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バロック音楽と初期オペラ
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授業のねらい・到達目標
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バロック音楽の本質をなしている(にもかかわらず一般にはあまり知られていない)バロック期のオペラを中心に学ぶことにより、バロック音楽についてより深い理解を得ることを目指します。とくに、モンテヴェルディ(1567~1643)とリュリ(1632~1687)が果たした歴史的な役割の大きさを理解するようにします。
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授業の方法
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講義形式で行います。CDやDVD等の視聴覚資料を用いて、できるだけ実際の作品に触れる機会を持ちたいと思います。
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事前学習・授業計画コメント
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教科書は使いませんが、授業では下に挙げた2つの参考書の内容にたびたび言及しますので、各自の判断で入手して、復習等に利用してください。また、西洋音楽史の基礎的な知識を身に付けておいたほうが授業の理解度が高まります。
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授業計画
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1
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ガイダンス
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2
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バロック音楽とは
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3
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フィレンツェのカメラータの活動とオペラの誕生(1)
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4
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フィレンツェのカメラータの活動とオペラの誕生(2)
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5
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モンテヴェルディの創作活動とオペラ(1)
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6
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モンテヴェルディの創作活動とオペラ(2)
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7
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モンテヴェルディの創作活動とオペラ(3)
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8
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18世紀前半のイタリア・オペラとヘンデル(1)
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9
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18世紀前半のイタリア・オペラとヘンデル(2)
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10
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リュリとフランスの音楽悲劇(1)
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11
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リュリとフランスの音楽悲劇(2)
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12
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イタリア‐フランス音楽論争(1)
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13
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イタリア‐フランス音楽論争(2)
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14
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課題学習
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15
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総括
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その他
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教科書
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なし。
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参考書
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礒山雅
『バロック音楽 (NHKブックス)』
日本放送出版協会
1989年
戸口幸策
『オペラの誕生 (平凡社ライブラリー)』
平凡社
2006年
この2冊は講義全体の内容に関わるものです。個別的なテーマに関する参考書については、授業中に適宜紹介します。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(10%)
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レポート(90%)
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