科目名  ジェンダー論
          ジェンダー論1(女性論)
  
2 単位  
 
 
1~4 年  
前期 
選択 
教員名  内海 紀子 
授業テーマ
ジェンダー・スタディーズの理論と実践 
授業のねらい・到達目標
社会的・文化的に構築された性差(ジェンダー)は、私達の〈ものの見方〉そのものを規制しているといえます。講義では、日常生活に遍在するジェンダーバイアスを新たな視点から見直すことで、ジェンダー/イデオロギー/言説の強固な結びつきを問い直し、「常識」を脱―自明化する能力を養います。 
授業の方法
基本的に講義形式です。授業中に、コメント・意見などを記してもらうレスポンスペーパーを配布します。 
履修条件
受講希望者数が教室定員を超過した場合、人数調整を行う可能性があるので、必ず第一回目の授業に出席してください。 
事前学習・授業計画コメント
毎回講義の最後に次回の講義内容を解説します。そこで言及された関連資料や参考文献を事前に読み、問題意識をもって講義に参加するようにしてください。 
授業計画
1
ジェンダーとは何だろうか―性のさまざまなアスペクト 
2
メディアにおけるジェンダー構築 
3
女性学と男性学 
4
〈母性〉という神話 
5
ジェンダー化されるライフコース(1)―学校生活の中のジェンダー
 
6
ジェンダー化されるライフコース(2)―労働とジェンダー 
7
ジェンダー化されるライフコース(3)―エイジングとジェンダー 
8
セクシュアル・ハラスメントはなぜ起こるか 
9
ジェンダーを行為遂行(パフォーム)する―ことばと性差 
10
ドメスティック・バイオレンスの問題圏 
11
戦争とジェンダー―「奥様、今こそ私達に取つて忠義の仕易い時はないのです」 
12
グローバリゼーションとジェンダー 
13
ジェンダーフリーをめぐって 
14
「ジェンダー論」授業内試験と解説(1) 
15
「ジェンダー論」授業内試験と解説(2)―再び、ジェンダーとは何だろうか 
その他
教科書
特になし。授業中にプリントを配布します。 
参考書
授業中に適宜指示します。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 授業内テスト(60%) 、 授業参画度(20%)
コメント[第14回もしくは第15回に授業内試験を実施します。平常点に関してはレスポンスペーパーへの取り組みを参考にします。]
オフィスアワー
授業終了後、教場にて。