授業テーマ
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ジェンダーの視点で社会を読み解く
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授業のねらい・到達目標
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「自分らしさ」とはなにか。もしかしたら気づかないうちにそれが「女/男らしさ」にすりかわってはいないだろうか。では、「女/男らしさ」とはなにか。もしかしたら気づかないうちに、私たちはそれに見合う自分を作り出そうとしてはいないか。こうしたジェンダー(社会的性)から私たちは逃れることができるのか。ジェンダーと家族、学校、社会とのかかわりや、そこで作られ私たちを縛るジェンダー規範について学び、ジェンダーを取り巻く諸問題を理解できるようになるのが授業の目標である。
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授業の方法
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テキストを使用し、必要に応じて資料を用いて授業を進める。学術的な内容に偏ることなく、実学として日常生活の中にある事例を説明したい。ほぼ毎回、授業の最初にワークシートによる作業を行う。小レポートの提出も予定している。学生が自分自身に問いかけ、自分のこととして問題提起できるような授業にしたい。
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履修条件
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受講希望者が多い場合は第一回目の授業で調整を行う。そのため、いかなる理由があっても、第一回目の授業に欠席した学生の履修は許可しない。また、前年度のこの授業で「不可」の評価を得た学生の再履修は原則として認めないので注意すること。積極的な態度で授業に参加する学生を希望する。
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事前学習・授業計画コメント
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毎回の授業で使用するワークシートには前向きな態度で臨み、自分自身の経験を客観的に分析し、また理解できること。ワークシートは出席票を兼ねているので毎回提出すること。授業時に配るプリントには必ず目を通し、次回の授業に備えること。ジェンダーに関する情報を広く新聞・テレビなどのメディアから取り入れておくこと。
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