科目名  科学史1
          
  
2 単位  
今年度開講せず 
 
1~4 年  
前期 
必修 
教員名  土井 康弘 
授業テーマ
江戸時代にオランダなどの西欧から摂取した科学技術 
授業のねらい・到達目標
今日の日本文化の基層は、その多くを江戸時代のものに拠っている。本講義を通して、日本の科学技術文化の多くが、江戸時代にオランダという国を介してもたらされたこと知り、同国を再認識してもらいたい。 
授業の方法
江戸時代の日本が、おもにオランダなどを通して科学技術を受容した過程を言及・考察する。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
文理双方の学生が受講できるよう、多くの資料を配布して進めていきたい。 
授業計画
1
講義概要の説明 
2
蘭学の概念とその背景(1) 
3
蘭学の概念とその背景(2) 
4
鎖国と西洋学術 
5
通詞蘭学 
6
将軍吉宗の実学奨励と西洋学術 
7
『解体新書』の訳述(1) 
8
『解体新書』の訳述(2) 
9
『解体新書』を継ぐ蘭学者(1) 
10
『解体新書』を継ぐ蘭学者(2) 
11
ロシアの東方経略と海防論の展開 
12
蘭書訳局と洋学 
13
蕃書調所の組織運営と科学技術研究 
14
長崎海軍伝習所その他、および諸藩の洋学 
15
試験 
その他
参考書
土井康弘  『本草学者 平賀源内 (講談社メチエ)』  講談社  2008年  第1版
各回でも紹介します。 
成績評価の方法
及び基準
試験(60%) 、 平常点(20%) 、 授業参画度(20%)
コメント[定期試験、平常点、出席状況などの観点で総合的に評価する。]
オフィスアワー
講義終了後に教室でどうぞ。