科目名  科学史1
          
  
2 単位  
 
 
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  森川 豊 
授業テーマ
科学概史と各分野における基礎事項の確認 
授業のねらい・到達目標
現代の科学が構築される過程を科学と技術の相補的な関連、時代背景と共に概説する。また、科学の各種基礎事項を復習・再確認することを重視し、日常的な事象を論理的に考察する能力の向上を図る。 
授業の方法
特に教科書は指定せず、必要に応じて資料を配布して授業を進める。ほぼ毎回簡単な問題を課し、科学全般の基礎事項に関する知識や講義の理解度を確認する。科学史上の個々の豆知識としてではなく、人格や見識の基礎となる教養として学んで欲しい。  
履修条件
科学の常識として、高校で物理および化学を履修していることが望ましい。 
事前学習・授業計画コメント
下記の計画に従う予定であるが、受講生の理解度をみて柔軟に講義を進める。 
授業計画
1
講義の進め方と科学史を学ぶ意義 
2
地球史と文明史、科学史 
3
アリストテレスの学問体系と錬金術 
4
産業革命と科学革命 
5
エネルギー小史(1) 温度と熱の分化 
6
エネルギー小史(2) 熱力学の構築 
7
エネルギー小史(3) 熱力学第二法則の内容 
8
エネルギー盲信論と原子論の対峙を解く統計力学 
9
燃素説、熱素説からの脱却 
10
現代化学への道 
11
化学工業小史(1) 初の化学工業ルブラン法 
12
化学工業小史(2) 石炭化学工業から石油化学工業へ 
13
“火の使用”から量子化学、相対性理論へ 
14
テスト 
15
総括 
その他
教科書
なし 
参考書
なし 
成績評価の方法
及び基準
試験(40%) 、 授業内テスト(30%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
講師室、随時。(ただし、講師室に来室あるいはメールにて面談時間を予約して下さい。)