授業テーマ
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地球環境の変動と生命史
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授業のねらい・到達目標
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46億年前に誕生した地球は、大陸と海の形成、大陸の分裂と移動や海洋底の拡大、宇宙からの隕石の襲来、大規模な火山噴火、全球凍結など、劇的な環境変化を繰返してきた。およそ35億年前 (?) に生まれた生命は、大気に酸素を供給して地球環境を変えるとともに、適応進化をとげて、ときには大量絶滅を経験しながらも、生き延びてきた。 おもに地殻を構成する岩石と地層、そして地層にふくまれる化石には、地球環境変動史が記録されている。この授業では、地球と生命の共生を考えながら、地球の歴史について学ぶ。
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授業の方法
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地球の歴史を理解するためには、地球をつくる物質と地学現象を対象とする野外科学 が必要であるが、それに関連する部分を可能なかぎり図や写真を用いて伝えながら、 室内研究の成果とあわせて、地球の動的な営みについて解説する。映像メディア(パワーポイント・DVD動画等)を活用して臨場感の持てる情報を提示する。 講義中に随時小論文形式のミニテスト(15分程度)を行い、主題の理解程度を確認・評 価する。
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履修条件
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理工学系の素養を要しない
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事前学習・授業計画コメント
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地球の歴史について解説した本(何でも良い)を一読しておくことを勧める。主題の選択については学生の希望や理解度に沿って、当初計画にこだわることなく変更する。
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